【ものづくり自慢】 第2回 野村たかあき

更新日:2007年06月21日


この絵本は面白いです!

名言「金なんかなくてもオレには木彫りがあるから」

『工房 でくの坊』入口 一度入ると出たくなくなります

この方が矢田与兵衛

只今撮影奔走中

鬼がこんなにも、愛らしく見えたことはない。生みの親は、工房「でくの房」の主人、野村たかあきさんである。
それにしてもこの人はどう紹介してよいのか悩む。版画家であることに違いない。木彫りの名人でもある。が、本人は、「オレは職人じゃない」とさらりとかわす。‘絵本にっぽん賞’まで受賞した絵本作家の先生でもある。
「昔から人間は、賞をとろう、誰かに勝とうって、みんながそれで生きてきたわけじゃねーじゃん。好きなことやって、俺は勉強はしない、金は使わない、っ てやつがいてもいいと思うよ。」負け惜しみでもなんでもない。きっとそうやってずーっと生きてきて、気がついたらいろんなことができる‘先生’になってし まっていた、そんな感じなのかもしれない。
工房の中は遊び心が満載。「それはオレの爺さん。矢田与兵衛。そんな爺さんになりたいと思って。他にもいるんだよ。こっちが小俣よね、これが大沢義一。」こまったよ、ね、おおさわぎ、いち・・・ダ、ダジャレだ!
どうも野村さんと話していると、全身が嬉しくてわなわなとしてくる。言葉や作品の中に洒落や浪漫を見つけることの快感は、名人の芸能を聴くことに近い。こんな大人がたくさんいたら、世の中はもっと素敵になるに違いない。
「人間さん、せいぜいがんばれよぉ!」鬼がこっちを見ながら言っている。

(文: 堀澤 宏之)

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