日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和元年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

4398声 川原湯温泉グルメ

2019年11月30日

今日は最後・・になるかもしれない八ッ場ダム関連の撮影。秋から撮りためた動画をそれ専用のHDDに保存したら、ちょうど1テラになった。だいたい60時間くらいだろうか。多いっちゃ多いし、少ないっちゃ少ない。ここまできたら、最後までやるしかない。

 

・・はおいておいて、みなさん「今の川原湯温泉には美味しいものが盛りだくさん」ということをご存知でしょうか。今日のお昼はふんぱつして「五八」の海鮮丼。ふだんは海鮮を中心とした夜営業だけど土日だけランチ営業をされているそうな。丁寧な仕事がされていて、好感がもてる海鮮丼だった。

 

ほかにも「やまきぼし」のビーフシチューはほろっほろの牛肉と、コク深いソースが絶品だし、「赤いえんとつ」のほんわか大衆食堂っぷりはなごむし(ソースびたびた系のソースカツ丼旨し)、「カフェ サダヒコ」はおしゃれさの中にも超アットホームさがあり、営んでいるお二人の人柄が最高で、撮影があると度々お茶に寄っている。

 

 

「八ッ場ダム・川原湯の移転」と文字がならぶと深刻な雰囲気が漂い、実際映像でもそこは外せない部分なのだけれど、「ダムはもう完成する。ではそこから川原湯が、地域が何ができるのか」という部分で実際動いている人たちはいるし、その問いかけを残す映像にしたい。

 

あと1月過ぎれば今年が終わる。新年はこのめっかった群馬メンバーでの毎年恒例「句作の旅」に行けるだろうか。会えることを楽しみにしたい。

4397声 物書きのピーク

2019年11月29日

今月のめっかった群馬はボロボロだった。日々更新もせず11月も終わってしまいダーっと書いたりフェイスブックでの投稿をコピペしたりしてようやく 28日の分までを埋めた。今回はじめてそうなったわけではないが、実際は時間も余裕も作れるはずなのに未だメリハリがない自分の生活のリズムが嫌になる。

 

とは言いつつ。何かを書くことは年々好きになっているかもしれない。内容まで良くなってくればさらに良いのだが、なかなかそうはいかないが。

 

僕らのようなプロの物書きでない場合。わりと2つのピークがあるのではないかと思う。1つは思春期。自分はどんな生き方をすべきなのかとか、青くさいものがどんどんと湧いてきて、それは場合によっては何かを書くことに繋がる。だがやがて、世間とはこんなものか、特別だと思っていた自分はなんて平凡なのだと認められたい欲求も下火になり、何かを書くよりも他のことに意識が向いたりする。

 

そして僕の今のようなアラウンド40。これが(もしかすると一般的にも)2回めの物書きのピーク時期なのかもしれないと思う。書かない人は一切書かないが、なぜそう思うかというと、だんだんと直接的な欲求、つまりは性欲や食欲や睡眠欲が弱くなってくる。そうなってくると、それ以外の何かに興味が湧いてくる。その「直接的な欲求以外に湧いてくる何か」を上手につかまえることにより、その人なりの個性が思春期に続きもう一度立ち上がってくる気がするのだ。

 

最近はひどい生活に陥っているが、来年はちょっと腰をすえて「物書き」がしたい。そう思っている。

4396声 スパイラル

2019年11月28日

編集の仕事がたまっている。

 

寒くなってきたので、会社に居残って1人でやっていると気が滅入ってくる。

 

家に帰って、家で夕ご飯も食べて、作業を始める。

 

が、自分の部屋にデスクはないのでコタツでパソコンをクリックする。

 

いつのまにか寝ている。

 

布団に入らずコタツに入ったまま朝を迎えることもある。

 

眠い。結局効率悪かったな、思い切って寝れば良なったなと思う。

 

編集の仕事がたまっている。(以下繰り返し)

4395声 傘を

2019年11月27日

傘を
ブンブン振りながら
学ランの
高校生男子が
歯を剥き出しにして

かまわずと
駆けていく

4394声 ふわっふわ

2019年11月26日

めったに行かないファミマで、やたら「ふわっふわカフェラテ」というポスターでカフェラテを推している。レジでカップをもらうやつだ。

 

「あの・・ふわっふわカフェラテください(ちょっと恥ずかしい)」

 

「カフェラテですねー」

 

「いや・・ふわっふわの方で」

 

「は?」

 

「・・ふわっ・・ふわ・・」

 

「えーと」

 

「あ、そうです」

 

そこで気付いたのだが、「ふわっふわカフェラテ」は商品名ではなく、ただの「カフェラテ」がふわっふわなのだった。

 

・・ふん、セブンのカフェラテの方がおいしいぞ。

4393声 つくね弁当

2019年11月25日

いいかい?都会と田舎の違いはしょせん、運転しながら弁当が食えるか食えないかだ。

 

そう言うと彼は、ネオン煌めく信号待ちの間に間に、鳥つくね弁当を平らげた。

4392声 ◯◯さん

2019年11月24日

担当者の方の名前がどうしても思い出せなくて、メールを検索しても名前が出てこなくて、本人が出ればと思って電話をかけたら社内の知らない女性。

 

僕「あの・・いつも事務にいる男性で、メガネをかけていて、温和な感じで・・」

 

社内の女性「あ、わかりました代わります」

 

僕「(あ、◯◯ですね代わります、って言ってくれれば名前がわかったのに)あ、お願いします」

 

いつも事務にいる男性でメガネをかけていて温和な感じの人「電話代わりました。ああ、岡安さん、どうしました?」

 

僕「(電話代わりました◯◯です、って言ってくれれば名前がわかったのに)実はですね、△△が□□で・・」

 

いつも事務にいる男性でメガネをかけていて温和な感じの人「わかりました。ではまた」

 

・・結局、名前はわからない。

僕は、まわりの優しい人に助けられて生きています。

4391声 へ

2019年11月23日

重くはなかったのだけど、長いこと風邪がひびいてしまった。昨日なんてLINEで「来年2000年移行は」と送って「間違ってるよ」と返ってきてそうかと「来年2000年以降は」と送る始末。メモリアルな年であることは頭にあった。

 

ボケーっとしているのは俺だけかと思ったら今朝、母親が両手に多きなヘチマ2つを持って話しかけてくる。

 

「これなんだ?」

「ヘチマ」

「違う」

「え・・まさか・・大きくなりすぎたきゅうり?」

「違う。ヒント、ヘ」

「へ・・ヘチマ?」

「正解」

 

会話が成立していないけど、親子とは大概そんなものである。

4390声 オレオレ

2019年11月22日

オーレー
オレオレオレー
カフェオレー
カフェオレー

 

今日も元気出していきましょう。

4389声 ハレルワ

2019年11月21日

類似ではなく差異こそが私たちを結び付ける(ティム・インゴルド/人類学者)

 

アーツ前橋では12/1、現在展示されている「表現の生態系展」の関連トーク「マイノリティと市民運動」が行われる(詳細は最後に)。そこでも話されるであろう、前橋を拠点とするセクシュアルマイノリティ支援団体「ハレルワ」のレインボープライド参加映像を、この夏撮影した。この映像は1階に展示されていて、展覧会チケットがなくても見ることができる。

 

僕自身は若いときからLGBTと呼ばれる知人・友人がおり、「そういう一面を持ってるんだな」と思う程度で特別視することはない。でも、知っているがゆえに彼ら彼女らが日頃どれだけ大変な思いをしているかもある程度は知っている。ただ、レインボープライドに向けたハレルワメンバーや、アーティストとして入ったあかたちかこさん、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさん、山田創平さんの準備、そして本番に漂っていたものの多くは「楽しさ」だった。ただの楽観ではない。つらさを糧とし、それを乗り越えるための楽しさ。東京へ向かうまではマイノリティと括られてしまう彼らが、パレードへ一歩足を踏み入れればアピールなしでも受け入れられる存在になる状況もとても良かった。群馬もそんな場所になれば良いのにね。

 

アーツ前橋の「表現の生態系」は凄い展覧会だから、行ってほしい!!!

それに尽きる。

4388声 世界の山ちゃん

2019年11月20日

が好きである。名古屋発祥の甘辛手羽先揚げ。数年前から東京にも何店か出ているようだ。名古屋でしか、しかも2回くらいしか行ってないけど、その手羽先をんまんましながら食べたい。

近所のローソンに、「世界の山ちゃん味ソーセージ」が売っていた。地方のコンビニでその名前が出る、というのは、ざっくり言って全国認知まで行ったということなのかもしれない。近所のコンビニで、シンキチ醸造所のビールが飲める日は来るのだろうか・・

はさておき、買ってんまんましてみた。店の手羽先とはほど遠い。ああ、名古屋行きたいな・・味仙の台湾ラーメンも食べたいし・・

4387声 正しい街

2019年11月19日

山崎まさよしが映画『影踏み』の主題歌を歌うというので、久しぶりにミュージックステーションを見た。

最近ベストCDを出した椎名林檎が、デビューアルバム「無罪モラトリアム」の1曲め、「正しい街」を歌っていた。マニアックなところを言うと、ベースはNUMBER GIRLの田渕ひさ子。ロック好きにはたまらない熟練のバンドメンバーだった。

あの日飛び出した此の街と君が正しかったのにね

今ググってみたら、この曲が出たのは1999年。岡安賢一二十歳。ロック好きとはいえない冴えない二十歳だったが、椎名林檎とこの歌のことは覚えていた。20年経っても響くもの。ロックとは、そういうものかもしれない。

4386声 虫食い

2019年11月18日

ここでも何度か書いている気がする「秋、酒蔵にて」。それは県内のものづくり作家が毎年1つのテーマを掲げ、器や家具や装飾や絵画などを展示するイベントなのだけれど、今年ははじめて昨年までの場所・中之条町の旧廣盛酒造を離れ、前橋・旧本間酒造に場所を移した。僕はもう6〜7年まえからこのイベントのお客であり、昨年からはポスターのデザインを担当する「仲間」になってしまった。いい器を見ていい物を食べる大人の研修旅行にもちゃっかり同行していたりする。

ポスターにはみなさんの提案で「第二幕」と入れた。過去10年を牽引してきた指物師の吉澤良一さんは(僕が見た感じでは)1歩下がって、今回ディレクター的役割をつとめた若い陶芸家の閑野淳くんがはりきっていた印象がある。吉澤さんとは今年、このイベントの後も個人のパンフレット作成を依頼してもらい顔を合わせた。
それで、いろいろありがとうな、と栗の木でできた名刺入れをいただいた。この木製の名刺入れ、貼り合わせた部分もとっかかりがなく、手触りがめちゃくちゃ良い。表面は、虫食いの穴が加工前そのままにぽこぽこ空いている。それも味なんだそうだ。常日頃抜けたとこばかりな僕にはぴったりだと思う。ありがたい。

「秋、酒蔵にて」も次の段階に移り、吉澤さんもそろそろ・・などと思ったら、出るわ出るわ次回の構想が。やはり、この人が下がる、なんてことは考えられなそうだ。

4385声 チン

2019年11月17日

お酒は好きだ。先月「秋、酒蔵にて」というイベントで買った土田酒造の特殊な造りの日本酒は白ワインに似た酸味の強さと控えめな甘さで今まで飲んだことがない類だったし、良いものよく知る本木陽一さんにいただいた勝浦醸造の特別な白ワインは人生経験豊富な新人社員のごとくの強さとフレッシュさを兼ねそろえた良酒だった。

が、そういういい酒ばかりでなくても良い。程度の酒好きだ。最近はまっているのは、メルシャンみたいな箱に入っている安価な白ワインをマグカップにじゃぶじゃぶ注ぎ、それをレンジで1分半。温かい。いいんじゃないですか、そんなでも。

4384声 ずらす

2019年11月16日

今頃、カメラにはまりだした。

 

撮影者歴は長いので、これを言うのは恥ずかしいのだけど、去年買った時実は「絞り」「シャッタースピード」の使い方も良くわかっていなかった(ビデオカメラは、そこをあまり考えなくても撮影ができてしまうのだ!)。ほんと「優しいカメラ入門」本から始めた。

 

カメラが面白いのは「正しいことが良いとは限らない」ことだ。色々なイベントやインタビューを動画で撮影してきたが、
「奇をてらわずなるべくまっすぐに撮影すること」がモットーと思っていた。まっすぐとは向きじゃなくて、意識として。それは今後も続けるつもりだけど、写真だとそれ、あまり面白くないということに気づいた。もっと工夫が必要だった。

 

奇をてらい、変なアングルで撮れば良いということではない。写真の面白さは多分、ずれ。見た時の印象として、いい景色だねとかいい笑顔だねとか、すぐに腑に落ちる写真は(そういう写真も必要だけど)面白くない。かといって、何を撮っているのかわからないとかこんなふうに撮らなくてもと気持ちが離れる写真も面白くない。面白い写真は、多分その間。10秒くらい見つめて、じんわりと感じる何かが豊かかどうか、が大切なのだ。多分。そういう写真は、今の僕はまだ撮れない。

 

そしてそれを映像に還元できた時に、僕は1つ成長できる気がしている。

4383声 絞り

2019年11月15日

今頃、カメラにはまりだした。

 

もともとは、ビデオカメラ専門。高校くらいに親父のごっついビデオカメラを借りたところから始まり、3〜4台を買い換えてきた。ただ、近年は画質の良さでいうと 家庭用ビデオカメラ<業務用ビデオカメラ<ミラーレス一眼カメラ<プロ用ビデオカメラ(100万〜) という状況があり、去年ようやく動画用に一眼カメラを購入した。そこそこのズームレンズと共に。

 

ビデオカメラとカメラとの違いは・・色々あるのだけど、1つ挙げると「絞り」がある。レンズとカメラの間にある絞りを開くことによって、背景がボケる。もちろんビデオカメラにも絞りはあるのだが、カメラくらいにボカすことは難しい(いい意味でいえば、ビデオカメラはピントが合いやすい。・・あと手ブレに強いので、運動会とかを動画で撮るなら断然ビデオカメラ)。

 

背景がボケると「なんかプロっぽい」映像(あるいは写真)になる。でもこれみよがしに「背景ボカしてまっせ」という映像(あるいは写真)は好きではないし、それがはまった理由ではない。

4382声 20

2019年11月14日

11/7/8/9の三日間、「第19回伊参スタジオ映画祭」が開催された。実行委員長として関わる映画祭は3年目だろうか。今回は、当映画祭がきっかけで映画化された『影踏み』の主演・山崎まさよしさんによるライブ付き上映や、今年中之条町で撮影された商業映画『まく子』『踊ってミタ』『僕はイエス様が嫌い』の上映(影踏みふくめ年にこれだけの数の商業映画が中之条町で撮影されたことはない)、そして当映画祭のメイン企画である映画シナリオを全国から公募し映画化させる「シナリオ大賞」の上映など、例年をはるかに上回る充実した内容だった。

 

1つだけ、度々書いていることだが、今年の映画祭で起きたことはパッと起きたわけではない。『影踏み』は、映画祭が行われるきっかけにもなった1996年の『月とキャベツ』があってのものだし、『月とキャベツ』もまたその直前に撮影された小栗康平監督『眠る男』があったから、中之条町で撮影された。逆を言えば『眠る男』という1つの映画がなければ今のもろもろはない。『眠る男』は大きな種だったのだ。

 

映画祭、来年はいよいよ第20回。どうなる?いや、どうする?

4381声 窓からの

2019年11月13日

あまり来ない町に来て、建物の4階で椅子に座ってぼーっとしている。

 

窓から見える山は榛名でも赤城でもなくて、少し新鮮である。その上のほうはすでに白く雪で覆われていて、外も多分ある程度は寒いのだが、ここは室内、午後3時の窓からの光は少し赤みを帯びて暖かい。


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