日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。平成30年前半は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

3866声 蛍火

2017年06月08日

昨日、四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方が、
「梅雨入りしたとみられる」と気象庁から発表された。
梅雨入りといえば、蛍である。
群馬に住んでいる時分は、さっと前橋などに出かけて蛍を見れたが、
いまはそう簡単に見られぬ状況である。
椿山荘のほたるの夕べに、気軽に出かけられるような暮らし向きで
もないので、週末などに満を持して出かけねばならない。
千葉では房総のあたりにいくつかよいスポットがあるのだが、
いささか長い帰路のことを考えると、二の足を踏んでしまう。
やはり蛍は、だだっぴろい田んぼの広がる里山で見たい。
できることなら野生の、あの力強い光の。

3865声 月の雨

2017年06月07日

夕方からちらちら降り出した。
空は垂れ込める雲で重たいが、頭痛はいくらか軽くなった。
翳ったと思ったら、すぐに雲が切れ、ぼんやりと月が現れた。
月は晴れているが、その下の空は雨が降っている。
六月らしい光景であった。

3864声 チューニング

2017年06月06日

入梅前の貴重な晴れ間であった。
継続して頭痛である。
庭先で鳴く野良猫の声が、なんだか、ざらついている。
季節の変わり目に、体調でも崩したのであろうか。
それとも、私の体調が崩れているからそう聞こえるのか。
食欲は不振だが、無性にポテトチップスが食べたくなったり、
なんだか、おかしい。
さっきからしきりに聞こえてくる猫の声のように、
体のチューニングが狂っている気がする。

3863声 依然として昭和

2017年06月05日

頭痛が軽くなった。
視界がたいぶクリアになり、とりかかるべきことを考えられるようになってきた。
見えるようになると、当然、生活の粗も浮き彫りになる。
初夏というのに暖房器具は出しっぱなし、絨毯は敷きっぱなし、
網戸に穴は空きっぱなしである。
昨年の冬には障子をはって、今年の夏には網戸をはることになった。
あと数年で平成も終わろうというのに、暮らし向きが依然として昭和である。
 
帰り際にホームセンタへ寄り、はり替えようの網戸だけは買ってきた。
たんに網戸といっても、目の細かい防虫ネットや、
破れにくいものや熱に強いものなど、種類がいろいろある。
結局、昔ながらの銀色のやや目は粗いが一番安価なものを購入した。
依然として昭和からは抜け出せない。

3862声 水郷のあやめ

2017年06月04日

先日来、ダイハードの主人公のように頭痛に悩まされている。
それでも、出かけねばと思い立ち、やるべきことを放擲して、
潮来の「あやめ祭り」を見に行った。
 
JR鹿島線の潮来駅を出て、国道を渡ると水郷あやめ園という、
菖蒲田がある。
植えられているのは花菖蒲なので、白に紫に黄色にと、
色合いが豊かである。
すぐ横には前川という流れがあり、手漕ぎの、ろ舟などが、
ゆったり過ぎてゆく。
観光地然としておらず、いささか寂れた潮来の町並みにも、
心やすらぐものがあった。
しかしながら、そう思うのは休日にちらりと寄るからで、
平日にこの潮来に居たらと思うと、寂寞としたものを感じた。

3861声  頭痛と麦酒

2017年06月03日

入梅前の貴重な晴れ間であった。
ズキズキこめかみを刺すような頭痛を抱え、
昨日は神保町の新世界菜館へ出かけた。
夏に開催予定の句会の打ち合わせだが、
当然、ささっと済ませて、麦酒と言うことになる。
 
「麦酒のおいしい季節になりました」
なんて挨拶の後には、たとえ頭痛であっても、
麦酒に口をつけないわけにはいかない。
中華料理には、よく冷えた麦酒が合う。
私以外の卓の方々が紹興酒へ移行する中、
麦酒で堪えた。
帰りに古書店をのぞくこともなく、帰ってきた。
案の定、体調は改善するはずもなく、
今日もこめかみがズキズキである。
紹興酒など嗜んでいたら、ズキズキでは済まなかったであろう。
頭痛薬をがりがり噛んでいただけの一日であった。

3860声  現場

2017年06月02日

締め切りが重なっている。
昨日、作品評と投句を終わらせたので、
あとは総合誌関連の句集の鑑賞と自叙伝の書評を、
今月中旬までに終わらせれば一息つける。
自分の雑文ならば、心持も軽いのだが、
他人の書いたものを評するというのが、
慣れぬせいもあって、非常に重たい。
 
これは抱え切れざる依頼とはいえず、
単に私が夏休みの宿題式に、溜めてしまったので、
締め切り間際に窮しているだけのことである。
 
つくづく、俳句は現場が楽しい。
そして、私の俳句の現場は机の前ではない。

3859声 七変化

2017年06月01日

雨のち曇り。
道の辺の紫陽花が色づいてくるごとに、
体調が低迷していった。
それに飲みすぎやらなにやらが重なり、免疫力が低下したのか、
鼻の横にほちっと吹き出ものができてしまった。
「ぽちっ」にはじまり「ぐちゃ」を経て、
いまは「べちゃ」としている。
先週、皮膚科を受診し薬を服用してからは、
沈静化傾向にある。
明日の晩は酒席があるので、それがきっかけで、
再発しないことを願っている。
再発したら、あの患者で混雑を極めている皮膚科に逆戻りである。
いままでこのできものは、紫陽花のように変化しているので、
だいぶ恐れている。
 
本日よりひと月の間、担当は抜井です。

3858声 追いつかない

2017年05月31日

5月ももう終わり。
暑い日が多く、気温差も大きな日が多かった。
ジムに通い始めたものの、コンスタントに通うのがなかなか難しい。
期間限定なのだから、アルコールを減らしてでも通う努力をしたほうがいい。
それにしても、やることが多い。
どんどん増えているように感じる。
ちょっと落ち着いて、お茶でも飲みながら整理しなければと思ってはいるが追いつかない。
やるべきことを忘れ、昨日は大事な説明会を忘れ、今日は納税申告を忘れた。
苗の水やりと酒を飲むことだけは忘れないのだが。
そろそろ梅雨の季節となる。
この季節のビールの飲み過ぎは危険だ。

3857声 動けない

2017年05月30日

ツバメが近所の家のガレージにせっせと巣を作っている。
私は動けない。
昨日アイスクリームを食べ過ぎた。
一昨日の酒も、ある気がする。
動けないのだが、まだそれが動ける時とどう違うのか言葉にできない。
明日は動けるようになってほしい。
できることならば動きたいと思ってるんだな、と思う。
動けているとして、それを誰かに褒められたいわけでなく、動ける状態で、かつ動けていることを気持ちがいいと感じるように自分がなってしまった。
動けなくたって構いやしない、方がいい、とも思う。
だが現段階では、脳も身体もそうはなってはいないようだ。
動けなくても、不安にもならず嫌な夢も見ない人間になりたい。

3856声 玉置浩二は正しいのではないか

2017年05月29日

二日酔い。
水だけ飲んで、布団の中。
インターネットで、2日前に放送された玉置浩二の歌番組の動画を見つける。
「なぜ歌い方が毎回違うのか?」
という問いに、
「感じたい」
と答えていた。
「(メロディに沿わない場合には)間に合えばいいと思っている」
と答えていた。
「のぞみ、みたいな感じといいますか。あと10分待てばまた来る、みたいな」
と。

3855声 東京ではしご

2017年05月28日

都内に出た。
燗酒の催しに参加。
銘柄はほとんど知っているものだから、自分ならこう温めるという基準のようなものがある。
他人がつける燗酒を飲んで、改めていろいろだなと感じた。
燗酒は、温め方で全く違うものになる。
門前仲町に移動して4軒はしご。
東京駅で1軒。
高崎に戻って1軒。
飲み過ぎてしまった。

3854声 紫陽花の季節

2017年05月27日

今日は暑くなる予報だったが、むしろ肌寒く感じる時さえあった。
昨日までは雨続き。
今週は天気が不安定である。
紫陽花のつぼみが大きくなってきた。
そろそろ色づいてきそう。
過去にとった写真を見ていたら、一年前の今日撮った紫陽花の写真が出てきた。
去年の方が早く咲いている。
今年の方が、一週間くらい遅いのかもしれない。
夜の営業中に腰が痛くなり、ちょっと立っているのもやっとだった。
ジムの疲れだろうか。
営業をしながら、酵母を2種類、一つはパンを焼く用と、一つはビールを作る用で起こす。
うまくいってほしい。

3853声 外国人4人組

2017年05月26日

昨日ビールを別のタンクに移動したため、朝から洗浄。
主発酵終了後、酵母回収してからタンクを代えて柚子の皮を漬けるやり方を試す。
その後ジムに行き、買い物に行き、ちょっと横になってから営業。
雨の中、お客さんは来てくれた。
月に一度くらい飲みに来る外国人4人組が来店。
彼女たちが来ると、4人でも8人分ぐらいのエネルギーで飲んで食べて喋って帰る。
日本語も流暢。
箸も使える。
およそ外国人は飲むだけで食べないことがほとんどだが、彼女たちは食べる。
しかも和食を好んで食べてくれる。
狭いテーブルに一升瓶のケースの椅子で、身体が大きいから、窮屈そう。
でも楽しそうに、いつも飲んでくれる。

3852声 今日のメモ

2017年05月25日

今日のメモ。
冷凍すると、ふっくら感がなくなる。江戸前はふっくら感
江戸前がふっくらならば、徳寿司の赤貝は何か
若さとはふっくら感
ふっくら感は、噛まなくていい。ふっくら感がなくなったら、よく噛めばいい。そこからが人間
食べ物に対する違和感を揚々と披露する人ほど、人間に対する違和感は粗雑だったりする

3851声 早朝に目が覚める

2017年05月24日

午前中パクチーとイタリアンパセリを定植し、ジムへ。
体重が増えており、食べ過ぎが原因と思われる。
運動を始めてから体調はいい気がするが、明け方に目が覚めてしまう。
目が覚めて、スッキリとした感覚はなく、体が熱いためリラックスできずに眠れない。
年を取って運動を始めても成長ホルモンは出るらしく、そのせいじゃないかと言われた。
そういえば、10代の頃に運動した後の感覚と似ている気もする。
そうするとこれは第何次成長か。
様子を見たいと思う。

3850声 濾過板

2017年05月23日

今日は仕込み。
昨夜飲み過ぎてしまい、出遅れる。
15時を過ぎてスタート。
初めての麦芽を使ったら、これが濾過板を通過してしまう。
ひきわりはすべてダメらしい。
途中、何度かポンプの詰まりを取り除きながら、どうにか終わった。
麦汁移送はシンプルな作業だが、ポンプが詰まるととても大変な作業となる。
濾過板を補強しないといけない。
初めて使った麦芽はミュンヘン麦芽。
糖化すると紅茶のような香りがする。
今回はここにほうじ茶を加えて煮沸した。
比重はやや高めだがまずまずうまくできた。
おいしくなってほしい。

3849声 沈酔メモ

2017年05月22日

この4ヶ月の沈酔メモまとめ。
1月
温めなきゃわかってもらえない酒って切ない
熱燗の後に冷酒を飲みたくはならない。けれどもワインは飲みたくなる
探検は厳粛。冒険とは違う
加減して飲むなんてつまらない
2月
ガス圧を低くして酸味を増したほうが体に対する親和性が増す
度数が低いのに飲めるのは苦味とモルト感
長屋エールに渋みを
なんか出てるときって下を見ない。そういう時こそ下を見ろ
俺が酔っているのか、靴がもうダメなのか
おぎーが本屋を始めたというのは、覚醒に身をおきたかったということ
中華料理屋は天井が白い
やっぱり貝が好き
なぜ食中酒かというと、相性という項目の意味、多様性、やるせなさ、切なさが見過ごされていると思うから
欲しいだけの成功体験を満たせずに大人になれば疑りぶかくなる。その時、好きでいさせてくれるものがあることは感謝しかない
大人は最初は目的で交流を始めることが多いが、目的が終わり始めると同時に、その人となりが見えてくる。大事なのは、その人となり
「だいぶ、おさけがはいってますから、お気をつけくださいませ」
3月
この人は自分よりも深い傷を追っていると思った時、初めて話せる
スケジュールが、一つの基準のもとに埋まってるってありがたい。やるべきことに集中できる。基準がありがたい
電車の時間が間に合わず、飲む
電車の時間が合わず、歯がゆい。もう帰りたい
東京は、一人になれる場所。一人になればなるほど、帰れなくなる
子供を見ただけで泣きそうになる
足が揃うと崩れやすい
我慢していた小便を全開で出そうとしたとき、歯茎から唾液も出た
己が間違ってる、と思ってる人間は正しい
目的は少ない方がいい
大事なのは体に基づくこと。体のペースに耳を傾けること
目的にクローズアップしすぎると、今がショートする
写真を撮るのも、生きている実感を得るためである
ホップはフルーツよりはるかに華やか
6%を超えると重くなる。黒はアリ。香ばしく甘いから
酔いたいのに苦ければ酔えないじゃないか
金柑は長屋エールのレシピがいい
もてるのも勘違いだしもてないのも勘違い。大事なのは誠実に口説くこと
追いつかないから酒を飲む。さらに追いつけなくなる
自分の中の母性こそ大切にすべき
酔える、というのは、そのときは体力がある証拠である
酔えたときに飲まなかったらいつ飲むのか
お酌禁止にした方がいい。その方が人となりがわかるし、ビールもうまい
頭を下げるのが嫌なわけではなく、違和感に同調できないだけ
おしゃれであるとは、ちゃんと扱ってくれそうだ、ということなのかと思う
4月
ケントゴールディングとハト麦は合う
いくら天才でも酒を飲まなければどうしても興味がわかない
たぶんこれしねるならいまたちしょうべん
普段我慢していれば泣く。我慢を受け入れていないから泣く
唾液を引っ張るのは乳酸菌
昔はもっと酔えた
唾を飲み込めないとき、内臓は弱っている
足の指が痛い
醤油と砂糖を同列にするのはおかしい
やま平のママはアサヒをアサシと言う
ストリッパーとは、逃げも隠れも出来ない、ということ
結局、寿司が食べたくて降りたのだと思う
ボスという言い方は、なにか、殺してしまえばハイお仕舞い、みたいな響きがある
いかりや長介がいなくてもコントはできるが、高木ブーがいなければコントはできない
自分が愛されなかったときに、傷つかない術を身につけている
発酵は、結局最後、素性がわかる
5月
小便は、ちんこを含め、自分に対する安心感がないと出ない
終活は、二十歳から始めるべき
ガス圧の高さは、食中酒としてのあり方の拒否である
ビールを終えたら、人の死に関わりたいと思うようになる気がする