日刊鶴のひとこえ

この負け犬の遠吠…ではなく、鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさんと、わたくし抜井です。この4人が月替わりで担当しています。平成29年前半は、1月(堀)2月(抜)3月(岡)4月(す)5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(掘)の順です。

3809声 自生

2017年04月11日

小さな沢にクレソンが自生していた。
可憐な花が咲き誇っていた。
クレソンの花を見たのは初めてだ。

3808声 発症 

2017年04月11日

微熱をおして雨のかな粘ったので
本格的に風邪をひいてしまった。
高熱と鼻水、咳が止まらない。
いかん。マジで釣りキチだ。

3807声 師匠

2017年04月10日

そこかしこに釣りの師匠がいるが
赤城の師匠はとにかくおしゃべりで愛想が良い。
釣り場でも常連にニコニコ話しかけられる。
娘さんから貰ったという竿なんか自慢してくる。
そのくせちょっと神妙な顔して「孤独なんだよね」
なんておちゃめを言う。
魚だけでなく、昆虫や植物、自然にも詳しい。
良い釣り師だ。

3806声 渡良瀬川

2017年04月09日

管理釣り場で出会っ師匠の案内で
微熱をおして渡良瀬川へヤマメ釣りに
流石にポイントを良くご存じ。
上野村より魚影がある。
今回はポイント紹介で、軽く竿を振った感じ。
また次回。

3805声 微熱

2017年04月08日

終日喉が痛い。
喉風邪が流行っていたのでうつされたか。

3804声 山女

2017年04月07日

渓流釣りとかけまして
意中の人がいる女性とときます
その心は・・つれないね

3803声 サクラサク

2017年04月06日

常連の焼き鳥屋に夫婦とピカピカの高校生。
この時期ならではの光景。
そんなに会話を交わすわけじゃないんだけど
なんだか晴れがましい表情なんですよ。
いろいろあったんでしょう。おめでとう。

3802声 つくし

2017年04月05日

久しぶりのおきらく亭。つくしをあぶってアテに。淡い苦さと食感が面白い。季節の変わり目に来たくなるんだよなぁ。

3801声 衣替え

2017年04月04日

半年ぶりに股引脱ぎました。桜は五分咲き。

3800声 弱音 

2017年04月03日

新人の時は余裕綽綽に見えてたけど
先輩だって緊張するんだよ。
新い上司、後輩、同僚。関係者、大して関係ない人の挨拶の波。
今週末は疲労困憊必至確実。なのだよ。

3799声 栄螺

2017年04月02日

新人が同じ係に配属になった。
サザエの殻のように表情が硬い。
年も半分ぐらい。酒も飲まないって。
でも、少し話をしていたら、同じ高校だって。
それからちょっとだけ、顔を出した気がした。
旅が好きなんだって。一緒だな。

3798声 卯月

2017年04月01日

毎朝同じ駅で降りる人達。
早く歩くひと、派手なリュックの人
下を向いてる人、空を見てる人
話はしたことないが、ほぼ同じ面子で一年。
春物のコートにしたなとか分かるぐらい。
今日はメンバーがガラッと変わった。
また見知らぬメンバーから、一年が始まる。

3797声 見上げる

2017年03月31日

早朝バイクにまたがるもののお腹がいたい。トイレを我慢しつつ、ふと見上げると朝焼けは稜線のオレンジから広がる青へのグラデーション、とても美しかった。

 

花粉で頭がボーッとするのも3月。東京の仕事をさっさと辞め目的もなくぼんやりと群馬に帰って来たのも3月。3月はあまり元気だった記憶がない。気持ちが塞いで下ばかり見ていた頃は、頭上を咲く桜にも気づかなかった。あるいは視界に入っても何も感じなかった。であるからこの季節、「見上げる」という行為を意識することは、良いことだと思う。

 

ただ。トイレを我慢しているからこそ美しい空もあり、気持ちが塞いでいるからこそ染みる桜もある。そこらへんが、人生は勝ち負けじゃないってことなのかな。おおげさに言えばね。

 

 

「鶴のひとこえは、その日のうちに書くことに意味があります。強要はしませんが」と抜井さんだっけかに言われて「それはそうだと思うけどな」と呟きつつ、今までの僕は毎回夏休みの宿題の様に月の最後の5日くらいでババーと書きなぐっていた。この3月は、「まず無理にそれらしく書こうと思わない。手を抜く」と決めて一応ほぼ日ペースで書くことができた。自分をほめたい。さてさて、4月はすーさんです。「桜の下でビールを飲んだ」はきっと書かれるのではないかと推測します。それじゃ、また。

3796声 赤い車

2017年03月30日

車を変えた。といっても、社内の人から不要になった車をいただいたのだ。今まで乗っていた車は、お世話になっている車屋の中古を買ったものでここ数ヶ月調子が悪かった。エンジンをかけてすぐにふかせると、ブルル・・ルンと力なくエンジンが止まったりした。僕は車もふくめてモノを大事にしない傾向があって、車の不調は自分のせいだった。引き渡しを今日にしてガソリンが空だったので朝、引き渡し後も少しは移動させるだろうなと1,000円だけガソリンを入れながら「ごめんな」とテールライトを撫でた。

 

変わった車は、赤い車である。赤い車に乗るのは初めてだ。なんか照れる。今度は、別れるときに謝らなくてもすむ関係を築けるだろうか。

3795声 映画祭

2017年03月29日

「そこへ行けば、その年1年の主要な映画がぜんぶ観られる映画祭」と僕が勝手に呼んでいる「第31回高崎映画祭」がはじまっている。3年前からは伊参スタジオ映画祭との連携もしていただき、今年も昨年伊参で上映したシナリオ大賞受賞作『とっとこ将太』が4/4(火)4/5(水)に上映、伊参のシナリオコンペで過去大賞をとった外山文治監督による『わさび』『春なれや』『此の岸のこと』が4/4(火)4/6(木)に上映される。『さわび』には、もうじき終わるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の芳根京子さんが主演もしており、とにかくもう・・観に来ていただきたいのである。4/4は僕もずっと会場にいる予定。その頃は高崎、桜もきれいだろうな。

 

春はいろいろな変化がある時期だけど、4月から伊参スタジオ映画祭の実行委員長を務めさせていただくこととなった。中之条町で毎年11月に開催されているこの映画祭スタッフになってはや13年(映画祭は今年で第17回)。自覚をもって、誰よりも自分が楽しんでやっていきたい。今は高崎で、11月は中之条で、皆さんにもぜひ良い映画を体験してほしい。

3794声 巨漢

2017年03月28日

小野上温泉の露天に入っていたら、いかにもの体格の男性ふたりがずんかずんかと入ってきた。髪はお湯に濡らしてオールバック、長髪である。これは多分そっち関係の人じゃないだろうかと思っていたら、モンゴルがどうだこうだと話を始めた。間違いない。ふたりはそう、巨漢であった。

 

昨年末に体中にかゆい湿疹ができて、慢性的ななんとなくの不調もあり、多分二十歳の頃以降初めて体質改善を心みた。もとが大分あるけれど、体重はいまのところ7キロくらい落ちた。30代の終わりは、気持ちが体調をつくる、から、体調が気持ちをつくる、の変化ではないかと思ったりもしている。どすこい。

3793声 前前前世

2017年03月27日

たまに血がしたたるような肉を食べたくなるから、

前世はライオンではなかったかと思ってみたり

 

たまにぷりっぷりの貝柱が食べたくなるから、

前前世はラッコではなかったかと思ってみたり

 

たまにパリポリパリと新鮮な人参を食べたくなるから、

前前前世はうさぎではなかったかと思ってみたり

 

たまに熟れ熟れの完熟バナナを食べたくなるから、

遠い祖先は猿ではなかったかと思ってみたり

・・それは多分合っていたり

 

でも毎日のように温かい味噌汁が飲みたくなるから、

前世も前前世も前前前世も、

この日本の片隅でほそぼそと生きてきたのだと思う

3792声 男の夢

2017年03月26日

昨日の続き。山小屋についた。日も落ちかけた寒い野外に出て、低めの屋根から太く透明に垂れ下がるつららを2~3本パキッと折って室内に持ち込む。リュックの中からごそっとウイスキーを取りだす。赤くじんじんと燃える薪ストーブの側の席に座り、ウイスキーオンザつらら。片道6時間をかけて雪原の芳ヶ平を歩きここまでやってきた皆と、乾杯をした。