日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

5910声 カルネからの

2024年08月12日

ここは、志津屋の二階のイートインコーナー。

昨日、志津屋でカルネを食べ終え、二つは多かったかな〜などとぼんやりしているとき、帽子、サングラス、マスクのおばちゃん(以下、「A」と記す。)が、わたしの横に来て、マスクをずらしながら咳をした。

思わず、凝視してしまったのだが、Aは、その後も客の少ない店内で、しきりに席を移動しながら、咳をしている。明らかに挙動がおかしい。しかも「せき」がかかっている。

わたしはとっさに身支度をして、トレーを返却場所へ運ぶ。

すると、Aも急に席を立つ。

なので、先に行ってもらおうと、ゆっくりゴミを捨てながら様子を伺っていると、Aは、あきらかにこちらが動くのを待っている。

急に立ち上がったのに、階段に向かわない。

仕方ないので、先に階段を降り始めると、Aがついて来る気配が。階段の途中で、引き返すフェイントをすると、Aは慌てて向きを変えた。

その隙に階段を駆け降り、店の外へ出た。

勘違いだといいな〜と、おもったが念のため人通りの多い歩行者天国のアーケードに向う。

そして、勘違いでないことを、扇子屋の前で思い知る。

自転車をおしたAが背後に現れる。

一瞬、寒気がしたものの、何度かこういうのは経験しているので、絶対巻いてやると闘志に火が付く。

アーケード内は、自転車に乗ることが禁止されているので、距離を詰められることはない。

とりあえず、MOVIX方面へ。

途中、寄りたい店が多数あったが全部諦め、MOVIXに入る。中までついてくるには、自転車を停めなくてはいけない。ここで一息。

脇の出口から出ようと、表を伺うと絶妙の位置にAの姿が。なんなんだ。脇から出るのをあきらめ、少し考える。

帽子を目がけてついてきているのではという仮説をたてる。

それならばと、帽子をとって正面から出る決心をする。帽子をかぶっている人は、意外といない。

そして、これで駄目なら、交番に行けばいい、ともおもいMOVIXの正面から通りにでる。

気づいてはいないようだ。

角を曲がり、人混みをかき分けながら、走る。信号を渡り、後ろを確認する。

どうやら振り切ったようだ。

やれやれ、というところで、宿に戻る。

お昼までにお腹がすくか心配だったことが嘘のように、お腹がすきそうだ。

お昼は、富小路粥でお粥。

その後、嵐山の祐斎亭で川端康成気分を味わう。

夕食は戸石さんで鰻。

ということで一日が終了。

5909声 カルネ

2024年08月11日

昨日は、ELOVEで夕食。

近郊の農家さんから日々頂く、旬の恵みが楽しめる店。

いびつだったり、規格外だったりして、市場やスーパーにはまわらない野菜も、調理して美味しく提供してくれる。

置いてあるワインもすべて自然派で、杯が進んでしまい、少し飲み過ぎ。

食事後は、鴨川沿いを散歩して夕涼みをして一日が終了。

今朝は、モーニングを食べに志津屋へ。

お目当てはカルネ。なので、モーニングセットではなく、京カルネをコーヒーでいただくつもり。

売り場の三分の一くらいはカルネ。

一回りすると、デニッシュペッパーカルネなるものもあったので、京カルネとともにレジへ。

「パンは一つのつもりだったが、なんとかなるでしょ。一つは持って帰ればいいじゃん。袋に入っているし」などと考えていたのだっただが、「カルネは、温めることできますが温めますか?」と聞かれ、とっさに「はい」とこたえてしまう。

結果的には、温めてもらってよかった。美味しくいただけた。玉ねぎがシャキシャキしていい感じ。機会があれば、また食べたい。

しかし、パン二つは朝からは少し多い。

お昼までにお腹すくだろうか心配だ。

5908声 顔見世

2024年08月10日

昨日の午前中は、重点事業のヒアリングを受ける。少し大ごとの事業のため、計画的にしなくてはいけない。

顔見世として提出したものだが、うまく採用されるかは不透明。

当局には、この顔見世をしておくことが大事である。突然とか、いきなりが一番よくない。混乱のもとである。軽微なものなら、突然でも強行突破することはできるが、今回くらい大掛かりなものには、それなりの準備と手続きが必要となる。そのための顔見世。

お昼はいつもの恵比寿屋へ。

週末なので、かき揚げをつける。ねぎがたっぷり入ったかき揚げは、恵比寿屋の人気メニューの一つ。お会計のとき、夕方、顔を出すことを約束し、店をでる。

そして、夕方、再び恵比寿屋へ。

ご主人が釣った天然の鮎をいただく。

素晴らしい型の鮎だ。あとで、友人に焼いてもらおうとおもう。今から楽しみだ。

ご主人、毎年ありがとうございます。

5907声 いい予感

2024年08月09日

一昨日の業務終了後、職場の同期の集まりがあった。コロナで中断していたので、久しぶりの開催。

たまに集まるのも悪くない。

懐かしい思い出話に花が咲く。

昨日は、山車まつり事務所開きと安全祈願祭に出席してきた。

今年は、高崎まつりが50周年ということで、34台の山車が出場する。我が町内は、3年連続の参加となる。

2週間後の本番に向けて、高崎神社の神職を招き、実行委員及び実施本部員のみなで安全祈願をした。

今年も無事に山車の巡行が終えられますように。

ということで、お昼は恵比寿屋へ。

ざる蕎麦軽め。

席にすわるだけで、いつものでいい? とママさんに聞かれ、ハイ、お願いします! と応える。

業務後は、同級生が店をはじめるということで、山田町まで足を伸ばす。

その後、CBHの打ち合わせ。

いいイベントになりそうな予感。

5906声 食べ比べ

2024年08月08日

昨日、なまはげまんじゅうともみじ饅頭の食べ比べをした。お土産にいただいたものが偶然揃ったため食べ比べとなった。

確かに味は違うが、うまく表現できない。

もみじ饅頭のほうが皮の部分が少し柔らかい。

どちらも、こし餡で、この餡が印象を左右するかもしれない。なまはげまんじゅうは皮の部分もそうだが、餡も、もみじ饅頭よりは少しかため。手できれいに割ることができる。

もみじ饅頭の餡は少し粘り気を持っていて、割るとちょこんと尖る感じ。

味については、甲乙つけがたく、どちらも美味しかったことは言うまでもない。

ごちそうさまでした。

5905声 反応しない練習

2024年08月07日

昨日、出勤の途中で恵比寿屋のご主人に会う。

朝のあいさつを交わすのもそこそこに、「魚、用意しておくから。一年に一回の楽しみだからね。寄ってってね」と声をかけられる。

「いつもありが・・」というくらいで、ご主人は店の中へ。

お店の準備で忙しいところ、声をかけていただいたのだ。ありがたい。

今年も鮎がいただけそうだ。

ということで、職場へ。

最近は、いろんな案件が舞い込んでくる。都度都度、鋭く反応しているともたないような案件の連続。

『反応しない練習』を読んでおいてよかった。

必要なのは、正しく理解すること。特に自分自身の状況を正しく理解すること。

そして、まわりの反応しすぎる人たちを眺め、状況を正しく理解することに努める。

こうすることで、平静を保つことができる。

正しく理解し、反応しない。

または、反応してしまっても、反応した自分を客観的に観察し、理解するよう努める。

この繰り返しである。

5904声 マスク

2024年08月06日

昨日は、眼科の受診日。

緑内障の診断を受け、治療をはじめてからおよそ1ヶ月目の受診。

わたしが通う眼科の医院では、今でもマスク着用を求められる。

ということを、医院の入り口で、ふと思い出す。待合室にいる人を眺めると、みなマスクをしていた。

ということで、慌てて、カバンに入っていたマスクを取り出し、久しぶりにつける。同時に、なぜ、カバンにマスクを入れていたのか、を思い出す。こういうときのために入れていたのだ。

多くの医療現場では、今でもマスクの着用が必須らしい。

ということで、無事に受診が終了。

あとで、カバンのマスクを補充しなくてはならない。

マスクをしたまま表にでたら、ものすごい湿気と熱気で息苦しくなった。

はやく涼しくならないかなー。

5903声 能登塩セゾン

2024年08月05日

昨日、金沢駅のORIENTL BREWINGで飲んだ能登塩セゾンはおいしかった。

白山登山の折には、登山前、登山後、または両方(笑)だいたい寄ってしまう、そして、酔ってしまう、金沢駅のORIENTAL BREWING。

ほぼ毎回、能登塩セゾンはいただく。

今回は、下山祝が西金沢駅前だったので、IRいしかわ鉄道を初体験し金沢駅まで移動。。山行き旅のしめくくりの金沢駅でのひとときに、ちょうどいい塩梅のビール。

5902声 ツムラ68

2024年08月04日

昨日は、2年ぶりの白山。

学生時代の同級生を中心としたメンバーでの登山だ。今回は、総勢18人ということで過去最多のパーティーとなった。

個人的には、トレーニングがほとんどできず当日をむかえてしまい、終盤、足がつりそうになる。

仲間からツムラ漢方68をいただきしのぐ。効果てきめん。効くという話は知っていたが、実感したのは初めて。そのため自分では持っていなかった。

来年からは、常備する、と決意しながら室堂に到着。

ツムラ漢方68は、素晴らしい。自分の白山登山チェックリストに追加することをわすれないように、ここに記して、本日は終了。

5901声 大きな背中

2024年08月03日

昨日、新幹線の中で柚月裕子さんのコラム「夏の大きな背中」を読んだ。

岩手県三陸にあるお父さんの実家に行ったときの思い出話だった。

子どもだった柚月さんは、海が近いこともあり、海水浴が楽しみだった。そんなある日、お父さんにおんぶしてもらい、沖のブイまで泳いで行ったときの、お父さんの大きな背中を思い出す、というものだった。

スケールが違うが、わたしにも似た思い出がある。平泳ぎする父の背中に乗って流れるプールで遊んだというものだ。

柚月さんは、不安になったり、迷ったりすることがあると、お父さんの大きな背中を思い出し、人生という航海の羅針盤としているようだが、わたしはこのコラムを読むまで忘れていた。

思い出しただけよしとしよう。

そして、いちおう父であるわたし自身が、子どもたちにこのような背中を見せることができたかは、はなはだ心もとない。

5900声 カフェオレ

2024年08月02日

しばらくの間、コーヒーはホット派であった。夏でもホット。

空調で冷えた身体にホットコーヒーは、バランス的にもいいとおもっていたのだが、近年の夏の暑さでアイスコーヒーを飲むようになった。

そして、アイスコーヒーはホットコーヒーより味に差があることを知る。

差というより、好みでない味のものに出会う確率がホットコーヒーにときより高くなった気がする。

ということで、夏はアイスカフェオレかアイスカフェラテをもっぱら飲むようになった。

ミルクがコーヒーの味の差を紛らわせてくれる。

アイスコーヒー単体で好みを外れたときのダメージを和らげてくれる。おかげで、大外れが少なくなった。後味がすっきりしないのが弱点だが、好みでないコーヒーを飲むよりはいい。

ほうぼうでアイスのカフェオレを飲んでいると、ときどきとても美味しいアイスカフェオレに出会う。

そしてお気に入りの店もできた。

書いていると飲みたくなる。近いうちに行けるといいな。

5899声 違和感

2024年08月01日

8月に入った。毎日暑い日が続く。

月はじめの本日は、会議が4つ。つつがなく終了。1つ目の会議は短すぎて、2つ目の会議の話題となるほど。円滑を通りこして、簡素化され過ぎ。もう少し活性化したほうがよいとはおもう。さて、いかがしたものか。

ということで、鶴のひとこえを書きはじめ、投稿しようというところで、違和感が・・・

違和感の正体は、声数。用意していたものとずれている。

6と9は似ている。

少しずつ直しますね。

5898声 ひそかな夢

2024年07月31日

2024年の7月も終わり。変わらず料理とビールに向き合う毎日。やれることの量も数も日々少なくなっているが、ある程度ペースを自分で調整できるからこの2つにだけは集中できている。それも周りの人たちがいるからできる。自分一人ではそれすらできていないだろう。料理とビールが少しでもおいしくなることの他に望むものはあまりない。ただ一つだけ、ひそかに思っていることがあって、もう一度海外に行きたい。それもできれば仕事として行きたい。行き先はフランスのボジョレー地区。好きなガメイ生産者に、鮨を食べながら彼らの造るワインを飲んでもらいたいのである。もちろんその時は日置桜とシンキチのビールを持っていく。ひそかな夢のつもりだったがささやかな夢でもない。こうして書いておけばいつか叶うかもしれない。

5897声 父の帰宅

2024年07月30日

母が白内障の手術をしたため眼科への送り迎え。一週間かけて左右の目を手術し、その間父は一時宿泊を受け入れてくれる病院へお世話になる。こういうことでもないと実家へ帰らない私には実家へ帰るいい機会となった。久しぶりに帰った実家の庭は草ぼうぼうだった。庭仕事は少し前まで父の仕事だった。父は几帳面だからいつも庭がきれいになっていたものだが、急に足腰が弱くなり庭仕事ができなくなって一年くらい経つ。その後は母がコツコツやっていて、けれども季節は夏になり最近の猛暑続きで、また今回の目の手術もあり思うようにできなかったようだ。きれい好きな両親だからうまくできないのはストレスだったろうと思う。母の診察が終わり家に戻り父を待つ。病院に預けられていた父が一週間ぶりに我が家に帰ってくる。母によればこの一週間、父から度々電話があったそうだ。内容はだいたい病院の文句と、一週間も泊まるなんて聞いてないというこれもまた文句で、目の手術の心配など一つもなかったという。病院の車が家に到着して、付き添いで来た病院の方にブツブツ言いながら前かがみの父がよたよたと歩いてくる。どんな文句が始まるのだろうと母と玄関口で出迎えると、満面の笑顔で「お母さんのおいしい料理を食べに帰ってきました」だって。なんだ、上機嫌じゃないか。「あれ、誰かいるな」いつもはいない息子に気づいて、家に入るやいなや、早速病院の食事がおいしくなかったことをこぼし始めた。「あれはも〜地獄だよ。これも人生のいい経験だと思って頑張りました。でもほんっとにまずいんだから」母がプリンを冷蔵庫から出してきて、「そんなにまずいものばかりだったらおいしいでしょ」と聞けば、「とくに、おいしい」と返す。なんだか元気そうでよかった。そういえば、久しぶりに間近で見る父の顔は亡くなったおじいさんにとてもよく似ていた。自分もきっとこんな顔のおじいさんになるのだろう。

5896声 シンちゃん共演

2024年07月29日

鰻が終わって鱧がスタート。毎年そうだがシーズン初めの骨切りはぎこちない。頭と骨で出汁をとってお椀にする。炊いた冬瓜を薄切りにして青柚子の皮を振る。一品目にはイシガキガイ。素麺かぼちゃと枝豆、プラムと合わせてトマト出汁のゼリーをかける。お造りはトビハタ。蒸した万願寺とうがらしのせん切りを添えてすだちの割醤油で。献立が変わるときは慌ただしい。蛸を炊いて。鮑も炊いて。今日の握りの目玉はシンコとシンイカ。シンちゃん共演。細かい仕事が続く。

5895声 パリオリンピックの夏

2024年07月28日

まったく動きが悪く頭の回転が鈍い。コツコツやるしかない。そういえば最近ハエを見ない。ハエはどこに行ったのか。

5894声 デパ地下でくつろぐ

2024年07月27日

高島屋の地下にコーヒーを飲める場所がある。デパ地下のレイアウトそのまま、食品売り場の一角が通路に面してカウンターになっている。初めはこんな通路端で落ち着くのだろうかと半信半疑だったが、思いの外くつろげる。お客様は高齢の女性が多い。そこに混じって主に献立をまとめる時間として利用している。他にも大事なことがあって、デパートだから空調がしっかり効いているため体温調節の時間に最適なのである。夏は身体を冷やすのに、冬場は身体を暖めるのにいい。自宅が古い造りだから夏バテしないように高島屋に行っている。

5893声 若者一人鮨

2024年07月26日

若い男性が一人でご来店。育ちのよさそうな静かな物腰の青年だったがよく食べよく飲んでくれた。聞けば22歳とのこと。それにしては落ち着いている。自分のその頃と比べるとまるで別物である。鮨が好きで時々食べ歩くらしい。シャリがおいしいと言ってくれたが、この酸っぱいシャリがおいしいと言うのだから面白い若者である。興味津々でいろいろ聞いてしまった。迎えは母親が来てくれるのだそう。そういうのを聞くと少しほっとする。迎えに父親も一緒に着いてくることになったらしく、高崎で合流して親子3人で改めて一杯飲むことになったそうだ。いい家族だな。