日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和2年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

4319声 花壇の芽

2020年02月20日

曇りのち雨。参加しているネット句会の投句を済ませる。俳句雑誌の原稿をひとつ確認し、校了。狭庭の花壇のチューリップの芽が、たいぶ大きくなってきた。

4318声 ざわざわ

2020年02月19日

私の住む町でも新型コロナウイルスが発見されたらしく、繁華街は一段とものものしい雰囲気に包まれている。都内では大勢人が集まるイベントなどがのきなみ中止になっており、仕事でも関係各所がざわざわしている。何もせず、だらだらとスマホを見ながら寝る。

4317声 淡い期待

2020年02月18日

もしかしたら、今年から突然、花粉症が治癒するかも。そんな淡い期待を毎年抱いているが、今日、その望みがないことを実感した。今週末ごろには市販の薬を服薬しないとまずい。句の整理、ネットの句会への投句を済ませる。

4316声 春愁

2020年02月17日

毎日新聞を購入して帰宅。句会の事後処理等をどうにか済ませる。気分はややぐったり。

4315声 余寒の雨

2020年02月16日

句会のため、早稲田へ。吟行は肥後細川庭園で句会は園内の松聲閣という豪奢なコースであった。立派な雪吊りが出迎える細川庭園は風雅という言葉がぴったりくる雰囲気であった。雨に散る梅、落椿の光り、そんな光景を昇華というか消化しきれない自身の非才を恥じた。二次会は高田馬場で、軽くのはずがだいぶ飲んでしまった。

4314声 コーヒとキムチ

2020年02月15日

定例の句会。梅が香のたなびく万葉植物園もなかなか良い。集中力に欠け、小手先だけの小気味よい句ばかり作ってしまった。句会後は市川大野駅前の喫茶店へ寄った。カフェでなくまぎれもない喫茶店であった。二階は焼き肉屋。そのためか、喫茶店にメニューの中にはキムチの文字。

4313声 薬切れ

2020年02月14日

今月初めから耳鼻科に行こう行こうと思ってはいるものの、中々時間が見つからず、もう月半ばになってしまった。そろそろ花粉症の薬を仕入れねばまずいことになる。得体のしれぬ肺炎の流行で、都内はものものしい雰囲気であるし、マスクは売り切れて手に入らぬし。ひとまずはもろもろ一区切りついているので、週末は吟行に専念したい。

4312声 ママチャリ

2020年02月13日

朝がたに小雨、その後はすきっと晴れて暖かな一日だった。春の日差しの匂い。夜、自転車に油を差していると朧月といった具合に、良い月が出ていた。このママチャリも五年だか六年ほども経つのでだいぶヘタってきた。全体的に錆びが浮き出ているし、ハンドルのブリップやサドル、前カゴは一度交換しているがすでにボロボロ。鈴は吹き飛んでいるし、変速機は四段の内の四段目が死んでいる。漕ぐたびにチェーンがカラカラ鳴り、思いっきり漕ぐとすぐに外れる。そんな中で、タイヤだけは一度も交換したことがないし、パンクも一度もした事が無い。耐パンク性能のあるタイヤではなく、普通のタイヤである。走行距離数が少ないということもあろうが、驚異の耐久性を実感している。この自転車のフレームにはブリヂストンと書いある。

4311声 素顔の句

2020年02月12日

暖かな一日。梅の木を一本も見ることも無いような生活だが、梅のつぼみがたいぶ綻んだと思う。句集をぽつぽつ読み進める。変なポーズが無い、自然体の、その人の素顔が見える俳句は良い。逆を返せば、ポーズや作り笑いのような表情が見える句には、萎える。そう言えば、安積素顔という、良い俳人もいたなと、思い出した。

4310声 しわしわ

2020年02月11日

建国記念日で休日。ひねもす快晴。昨晩は麦酒二缶だけにして、しかもゆっくり飲んだためか、起床するとだいぶ体調も回復していた。回復したらしたで、また麦酒に手が伸びてしまう。庭のパンジーがしわしわになってきたので、水を多めにあげてみる。同人誌の作品評と俳句を入稿。これで、一区切りついた。冬の句を徐々に整理しはじめる。

4309声 春のマスク

2020年02月10日

風邪がぶり返したというか、悪化したというか、体調芳しからず。花粉症もすこし症状が出ているのかも知れない。ウイルスの流行でマスクが巷に売っておらず、花粉の時期がおそろしい。先日の句会でもマスクの句が沢山でていた。マスクは冬の季語なので、私などはやはり立春を過ぎてから作るマスクの句には違和感がある。しかし、近ごろは一年中マスクをしている人も多くいるので、俳句に触れる人たちの間でそのあたりはゆるくなってきているのであろう。

4308声 早春のつくば

2020年02月09日

俳句大会のため、朝から茨城県つくば市へ。つくばエクスプレスに初めて乗車した。茨城県に入ってからの車窓、その田が広々としている明るさは、群馬県で言うと、どこと無く両毛に似ていると感じた。ひとしきり近代的な町や都市公園を吟行して句会。今回は選者の選句が被っていなかった、つまりみな違う句を特選に選んでいた。長年俳句に触れていても、感銘を受けるポイントというのは一様にならないのだと、改めて感じた。帰りは群馬勢と北千住で一杯飲んで別れた。

4307声 背の温み

2020年02月08日

朝、家の周りの草むしりをしていると、背中がじんわりと日でぬくもった。まぎれもなく春である。しかし、抜こうとしている草はまだ冬の気配が強く、しっかりとした根を抜くのが一苦労であった。こんな雑感を記すとは、私も年を取ったなと、苦笑いをしつつ書いている。定例の句会のため原宿へ。ウイルス流行のためか、原宿もいつもより人出が少なく、句会も参加者が少なかった。

4306声 墨に触れる

2020年02月07日

晴れてはいるが、ひねもす春寒。風邪は治りかけているが、まだ芳しからず。作品評にとりかかるが、そちらも芳しからず、すぐに止める。短冊の揮毫依頼が届いていた。先月は企画展用の色紙をやっとの思いで一枚完成させたところ。このところ墨をする機会が増えてきた。絶望的に下手な字だが、誠意だけは伝わるようにしたい。来週の句会行程を作って床につく。

4305声 アナログのたのしみ

2020年02月06日

冴え返る一日。春に向いていた心が一気に後ずさる。まさに〈昃れば春水の心あともどり(星野立子)〉という雰囲気を実感した。お礼状の第二次を出し終え、葉書で投句を二つ。俳句などに携わっていると、葉書をよく使う。相手に送るときは住所を書くので、その人がどんな風光の場所に住んでいるのか、想像しながら書く。これからどんな町に届くのか、考える楽しさは、メールなどのデジタルよりも、やっぱりアナログならではのたのしみである。

4304声 二百五十万円

2020年02月05日

仕事で池袋へ行き、昼は「サン浜名」なるレスラーっぽい店名の大衆食堂へ寄った。雰囲気といい、料理といい、私にとっては美を感じる趣があった。それはもちろん、シャレたグルメ雑誌に載っているような美ではない。とんかつはとても美味しかった。会計時に「はいおつり二百五十万円ね」というギャグ、久しぶりに聞いた。

4303声 立春の時雨

2020年02月04日

立春、らしい気候。宵の口にはらりと時雨。月が煌々としているのに雨という、おもしろい光景であった。連日のコロナウイルス蔓延との報道のため、都内の列車内など、ひとつ咳をしようものなら戦々恐々とした雰囲気が漂う。同人誌に載せるための作品評の下選を終える。これから本選をして評を書かねばならぬのだが、締め切りが週明けなのだが、今日はもう寝る。

4302声 節分の桜

2020年02月03日

どうにかお礼状を2通ほど出し終える。伝えなければいけないお礼がたまりに溜まり、メールで「ありがとう」というわけにもいかぬので、また溜まる。今日は節分。夜に一本、原稿を入稿する。連作で全部、桜の句。窓から眺めると月がやや朧であった。