日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。平成30年前半は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

3465声 若者のGW

2016年05月04日

夕べ店に行く途中の公園で、夜ももうそろそろ22時という時間、若い女性(確認していない)が二人、ブランコに座っておしゃべりをしていた。
そしたら、今日も同じくらいの時間にやはり女性が二人、ブランコに。
昨日とは違う二人だと思う。(確認はしていない)
夜になっても暖かいし、友達同士でGWだからのんびりしているのか。
久しぶりの再開なのか。
普段はあまり人のいない公園なものだから、GWなんだなぁと思った。
街で飲み歩いている人も、いつもと違って若者が多い。
飲み方を知らないから、でかい声は出すわ、路上には座ってるわ。
中には寝入っちゃってるのもいて。
そのくらいでいいと思うが。
ブランコの女性は、恋の話をしていた。
「恋愛感情って、長くて、もって・・・」
長くて、の後、もって、と言い換えて、それが妙に丁寧に聞こえて、立ち止まってしまいそうになった。
その後を聞きたい気もしたが、怪しいからそのまま歩き去った。
持って、どれくらいなんだろう。
彼女たちの見立てでは。
公園を過ぎてチェーン店の焼き鳥居酒屋のあたりを歩いていたら、呼び止められた。
振り向くと知り合いのカフェの女主人の娘が、友達数人とこっちを向いていた。
これから焼き鳥食べます、という顔で。
確かまだ高校生だったはず。
焼き鳥だけ食べるのか、はたまた酒も飲むのか。
真面目な子だからそれはないか。

GWくらい不真面目でいい。
あのあと恋の話で盛り上がったのかね。

3464声 サンスフル

2016年05月03日

早く目が覚めたのでお酒の入れ替えに店へ。
暖かくなってきて、この頃ワインがよく出る。
日本ワインのサンスフルなんて、日常に飲んでいる人はほとんどいるまい。
ならば地道に仕入れて地道に売って行くしかない。
とにかくたくさんの人に飲んでもらって、自然と体がこの味を求めるようになるまで、飲ませ続けるのが役目だと思っている。
色々飲んでもらいたいからグラス売り。
そしてどんどん、例えば亜硫酸や人工炭酸ガスの違和感や重さが気になる人が増えて、私、普通のワインはよくわからないけれど重くて飲めないんです、という人が増えたらいいなと思う。

それが幸せかどうかは、わからない。

3463声 カラスの散歩

2016年05月02日

連休の谷間。
風もなく、穏やかな曇り空。
スズランで牛丼を買って、城址公園で昼飯とする。
ビールは一寸迷ったがやめた。
人はまばらで、昨日の上野公園とはまるで別の国、別の時代でもあるかのよう。
ツツジが散るのと交代で、サツキが満開。
コンクリの隙間から、タンポポが顔を出している。
鳥の声もなく、芝生の上をカラスが一羽、ウロウロしている。
こういうのをずっと見つめて、見尽くしたと思ったところで、絵を描き始めるのだという。
伊藤若冲は。
その時対象に「神気」が宿るらしい。
カラスの散歩を見ている位ではそんなことはちっともわからない。
これからここで幾つか資料を整理して、あとは、終わってから考える。

3462声 若冲展

2016年05月01日

まぶしい陽気。

上野の都立美術館で開催中の伊藤若冲展に行った。

若冲は300年前の、江戸時代の画家。
ビビッドな色から水墨まで、いろんなタッチで、いろんなものを書く。
菩薩も如来も犬もカラスも大根も、トウモロコシも。
鯛もメバルも鯖もタコも甘鯛もフグも。
300年前のそれらが、さしずめ江戸時代の生き物図鑑のようだった。
とくに鶏の絵が多い。
トサカとくちばし周りのビラビラが生々しくて、羽根はゴージャスで、緻密だった。
ときにゴージャスだったりひなびていたり。
緻密なり大胆なり。
自在だな。
惹きつけられて、その振れ幅に圧倒される。
人の多さにも圧倒された。
違う種類だけれど。
外に出た時の、新緑の上野公園の空気のうまかったこと。
そのあとの生ビールの、うまかったこと。

3461声 御免

2016年04月30日

4月の日刊鶴の一声もようやく5月担当のほりさんにバトンタッチ。

向こう3か月は美味しくビールが飲めそうである。

 

3460声 バリの警察事情

2016年04月29日

日本語が流暢なバリのタクシー運転手と話していると

「日本では警察官になるのにいくらかかるの?」と聞いてきた。

試験はあるが金はかからないと答えたところ、バリでは

おおよそ200万~400万だせば警察官になれると彼は言った。

違反者をお客さんと呼び、懐事情に応じて違反金も柔軟に設定される。

バリで交通事故をして警察を呼ぶ者はいないそうである。

3459声 カラバッジョ6

2016年04月28日

カラバッジョは、対象の美化を廃し、リアリズムを追求した。

一方向からの光を光源として段階的な陰影によって対象物を浮かび上がらせる

表現はカラヴァッジョが絵画技法として確立したものである。

これが、光と影を主題とした印象派へと脈々と続いていく流れとなった。

 

3458声 カラバッジョ5

2016年04月27日

晩年カラバッジョは贖罪を請うためにローマに赴いたが、

寄港先で別人に間違われ捕まってしまう。

幸いにも釈放されたが彼の遺作と言われる3作品を載せて船は出航してしまった。

カラバッジョはその船を海岸線を歩いて追いかけ、その途中で力尽き死んだといわれている。

その幻の3作品が数年前に発見され、日伊国交樹立150周年を記念して

世界で初めて日本で公開されいてる。

その作品こそが「法悦のマグダラのマリア」である。

3457声 カラバッジョ4

2016年04月26日

カラバッジョは、鬼気迫る逃亡生活の中で、人間の絶望的なまでの不安と心の弱さを

表現すると同時に、人間が代々受け継いできた優しさ、謙虚さ、柔和さなどが

未だ失われていないさまを描き出している。

3456声 カラバッジョ3

2016年04月25日

逃亡していたカラバッジョは恩赦を受けるために、マルタ騎士団に

入団するためにマルタ島に赴き、そこで数々の作品を描き入団を許される。

しかしながら、そこでも同僚に重傷を負わせ、逃亡し刺客に追われる身となる。

3455声 カラバッジョ2

2016年04月24日

カラバッジョは気性の荒い性格で、

貴族階級ではないのに帯刀をし、なんども投獄される。

しまいには殺人をも犯し、死刑判決を受け逃亡する。

3454声 カラバッジョ1

2016年04月23日

上野の国立西洋美術館で開催されているカラバッジョ展に行ってきた。

ルネサンスを超えた男「カラバッジョ」は特異な男であった。

 

3453声 強風

2016年04月22日

しばらく語り継がれるほどの強風の中

いつもの飲み仲間と烏川でBBQをした。

注いだワインは飛ばされ、焼き台はひっくりかえり

全員で何かを抑えながらのBBQ。

せっかくザブンチームが料理をしてくれたが

ほとんど料理を味わうことなく、2時間粘って撤収。

山口県人がゲストで来ていたが、もはや山口で言えば

嵐のレベルであると言って、立ち去って行った。

3452声 豊穣の大地

2016年04月21日

バリは米作地域であるが、普通に3毛作できる。

収穫を迎えた田の横で、田植えをしたり、代掻きをしている。

現地のガイドに、日本は1回しか収穫できないと言ったら

どうやって食べてくの!と目を丸くしていた。

食べるものには困らない、豊かな土地である。

この豊穣の大地でできた余暇時間を、バリ人は

踊りや彫刻、神への祈りなどに傾注したそうである。

3451声 ソトアヤム

2016年04月20日

今回の旅で抜群に美味しかったのが

ソトアヤム。ソトはスープでアヤムはチキン。

にんにくなどのスパイスがたっぷり利いており、

鶏肉の出汁がジワッと染み出ている。

日本時にもなじみやすい味である。

3450声 バビグリン

2016年04月19日

バビグリンは子豚の丸焼きである。

丸々1頭のバビ(豚)を二つの火の間で

数時間かけて丸焼きにする。

中の肉はジューシーに、皮はパリパリに焼き上げる。

元は地元の祭りの際のごちそう。

バビグリンの名店、ウブド地区にあるイブオカに行ったが

今回の皮は、歯が欠けるほどに固かった。

観光客が押し寄せて、味が落ちているのかもしれない。

3449声 ナシゴレン

2016年04月18日

インドネシア料理と言えばナシゴレンであろう。

インドネシア料理は素材名+調理法から成っている。

ナシ(ご飯)+ゴレン(炒める)、焼き飯である。

パラパラとほぐれる長粒米の焼き飯に

目玉焼き、クルップ、アチャールなどの漬物がつく。

青空の下でほおばるナシゴレンは最高である。

3448声 ビンタン

2016年04月17日

インドネシアのビールといえばビンタンビアである。

炭酸は弱めの、すっきりとしたピルスナーである。

南国のビアは軽い飲み口がほとんどであるが、

あの暑い気候で飲むには最高のビアである。

青い空、強い日差しの下で、理屈っぽいビアは不要である。