神田松鯉は令和元年、講談師として初めて
人間国宝に認定された。
神田松鯉、松之丞の親子会が前橋であった。
2019年11月30日
今日は最後・・になるかもしれない八ッ場ダム関連の撮影。秋から撮りためた動画をそれ専用のHDDに保存したら、ちょうど1テラになった。だいたい60時間くらいだろうか。多いっちゃ多いし、少ないっちゃ少ない。ここまできたら、最後までやるしかない。
・・はおいておいて、みなさん「今の川原湯温泉には美味しいものが盛りだくさん」ということをご存知でしょうか。今日のお昼はふんぱつして「五八」の海鮮丼。ふだんは海鮮を中心とした夜営業だけど土日だけランチ営業をされているそうな。丁寧な仕事がされていて、好感がもてる海鮮丼だった。
ほかにも「やまきぼし」のビーフシチューはほろっほろの牛肉と、コク深いソースが絶品だし、「赤いえんとつ」のほんわか大衆食堂っぷりはなごむし(ソースびたびた系のソースカツ丼旨し)、「カフェ サダヒコ」はおしゃれさの中にも超アットホームさがあり、営んでいるお二人の人柄が最高で、撮影があると度々お茶に寄っている。
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「八ッ場ダム・川原湯の移転」と文字がならぶと深刻な雰囲気が漂い、実際映像でもそこは外せない部分なのだけれど、「ダムはもう完成する。ではそこから川原湯が、地域が何ができるのか」という部分で実際動いている人たちはいるし、その問いかけを残す映像にしたい。
あと1月過ぎれば今年が終わる。新年はこのめっかった群馬メンバーでの毎年恒例「句作の旅」に行けるだろうか。会えることを楽しみにしたい。
2019年11月29日
今月のめっかった群馬はボロボロだった。日々更新もせず11月も終わってしまいダーっと書いたりフェイスブックでの投稿をコピペしたりしてようやく 28日の分までを埋めた。今回はじめてそうなったわけではないが、実際は時間も余裕も作れるはずなのに未だメリハリがない自分の生活のリズムが嫌になる。
とは言いつつ。何かを書くことは年々好きになっているかもしれない。内容まで良くなってくればさらに良いのだが、なかなかそうはいかないが。
僕らのようなプロの物書きでない場合。わりと2つのピークがあるのではないかと思う。1つは思春期。自分はどんな生き方をすべきなのかとか、青くさいものがどんどんと湧いてきて、それは場合によっては何かを書くことに繋がる。だがやがて、世間とはこんなものか、特別だと思っていた自分はなんて平凡なのだと認められたい欲求も下火になり、何かを書くよりも他のことに意識が向いたりする。
そして僕の今のようなアラウンド40。これが(もしかすると一般的にも)2回めの物書きのピーク時期なのかもしれないと思う。書かない人は一切書かないが、なぜそう思うかというと、だんだんと直接的な欲求、つまりは性欲や食欲や睡眠欲が弱くなってくる。そうなってくると、それ以外の何かに興味が湧いてくる。その「直接的な欲求以外に湧いてくる何か」を上手につかまえることにより、その人なりの個性が思春期に続きもう一度立ち上がってくる気がするのだ。
最近はひどい生活に陥っているが、来年はちょっと腰をすえて「物書き」がしたい。そう思っている。
2019年11月28日
編集の仕事がたまっている。
寒くなってきたので、会社に居残って1人でやっていると気が滅入ってくる。
家に帰って、家で夕ご飯も食べて、作業を始める。
が、自分の部屋にデスクはないのでコタツでパソコンをクリックする。
いつのまにか寝ている。
布団に入らずコタツに入ったまま朝を迎えることもある。
眠い。結局効率悪かったな、思い切って寝れば良なったなと思う。
編集の仕事がたまっている。(以下繰り返し)
2019年11月26日
めったに行かないファミマで、やたら「ふわっふわカフェラテ」というポスターでカフェラテを推している。レジでカップをもらうやつだ。
「あの・・ふわっふわカフェラテください(ちょっと恥ずかしい)」
「カフェラテですねー」
「いや・・ふわっふわの方で」
「は?」
「・・ふわっ・・ふわ・・」
「えーと」
「あ、そうです」
そこで気付いたのだが、「ふわっふわカフェラテ」は商品名ではなく、ただの「カフェラテ」がふわっふわなのだった。
・・ふん、セブンのカフェラテの方がおいしいぞ。
2019年11月25日
いいかい?都会と田舎の違いはしょせん、運転しながら弁当が食えるか食えないかだ。
そう言うと彼は、ネオン煌めく信号待ちの間に間に、鳥つくね弁当を平らげた。
2019年11月24日
担当者の方の名前がどうしても思い出せなくて、メールを検索しても名前が出てこなくて、本人が出ればと思って電話をかけたら社内の知らない女性。
僕「あの・・いつも事務にいる男性で、メガネをかけていて、温和な感じで・・」
社内の女性「あ、わかりました代わります」
僕「(あ、◯◯ですね代わります、って言ってくれれば名前がわかったのに)あ、お願いします」
いつも事務にいる男性でメガネをかけていて温和な感じの人「電話代わりました。ああ、岡安さん、どうしました?」
僕「(電話代わりました◯◯です、って言ってくれれば名前がわかったのに)実はですね、△△が□□で・・」
いつも事務にいる男性でメガネをかけていて温和な感じの人「わかりました。ではまた」
・・結局、名前はわからない。
僕は、まわりの優しい人に助けられて生きています。
2019年11月23日
重くはなかったのだけど、長いこと風邪がひびいてしまった。昨日なんてLINEで「来年2000年移行は」と送って「間違ってるよ」と返ってきてそうかと「来年2000年以降は」と送る始末。メモリアルな年であることは頭にあった。
ボケーっとしているのは俺だけかと思ったら今朝、母親が両手に多きなヘチマ2つを持って話しかけてくる。
「これなんだ?」
「ヘチマ」
「違う」
「え・・まさか・・大きくなりすぎたきゅうり?」
「違う。ヒント、ヘ」
「へ・・ヘチマ?」
「正解」
会話が成立していないけど、親子とは大概そんなものである。
2019年11月21日
類似ではなく差異こそが私たちを結び付ける(ティム・インゴルド/人類学者)
アーツ前橋では12/1、現在展示されている「表現の生態系展」の関連トーク「マイノリティと市民運動」が行われる(詳細は最後に)。そこでも話されるであろう、前橋を拠点とするセクシュアルマイノリティ支援団体「ハレルワ」のレインボープライド参加映像を、この夏撮影した。この映像は1階に展示されていて、展覧会チケットがなくても見ることができる。
僕自身は若いときからLGBTと呼ばれる知人・友人がおり、「そういう一面を持ってるんだな」と思う程度で特別視することはない。でも、知っているがゆえに彼ら彼女らが日頃どれだけ大変な思いをしているかもある程度は知っている。ただ、レインボープライドに向けたハレルワメンバーや、アーティストとして入ったあかたちかこさん、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさん、山田創平さんの準備、そして本番に漂っていたものの多くは「楽しさ」だった。ただの楽観ではない。つらさを糧とし、それを乗り越えるための楽しさ。東京へ向かうまではマイノリティと括られてしまう彼らが、パレードへ一歩足を踏み入れればアピールなしでも受け入れられる存在になる状況もとても良かった。群馬もそんな場所になれば良いのにね。
アーツ前橋の「表現の生態系」は凄い展覧会だから、行ってほしい!!!
それに尽きる。
2019年11月20日
が好きである。名古屋発祥の甘辛手羽先揚げ。数年前から東京にも何店か出ているようだ。名古屋でしか、しかも2回くらいしか行ってないけど、その手羽先をんまんましながら食べたい。
近所のローソンに、「世界の山ちゃん味ソーセージ」が売っていた。地方のコンビニでその名前が出る、というのは、ざっくり言って全国認知まで行ったということなのかもしれない。近所のコンビニで、シンキチ醸造所のビールが飲める日は来るのだろうか・・
はさておき、買ってんまんましてみた。店の手羽先とはほど遠い。ああ、名古屋行きたいな・・味仙の台湾ラーメンも食べたいし・・
2019年11月19日
山崎まさよしが映画『影踏み』の主題歌を歌うというので、久しぶりにミュージックステーションを見た。
最近ベストCDを出した椎名林檎が、デビューアルバム「無罪モラトリアム」の1曲め、「正しい街」を歌っていた。マニアックなところを言うと、ベースはNUMBER GIRLの田渕ひさ子。ロック好きにはたまらない熟練のバンドメンバーだった。
あの日飛び出した此の街と君が正しかったのにね
今ググってみたら、この曲が出たのは1999年。岡安賢一二十歳。ロック好きとはいえない冴えない二十歳だったが、椎名林檎とこの歌のことは覚えていた。20年経っても響くもの。ロックとは、そういうものかもしれない。
2019年11月18日
ここでも何度か書いている気がする「秋、酒蔵にて」。それは県内のものづくり作家が毎年1つのテーマを掲げ、器や家具や装飾や絵画などを展示するイベントなのだけれど、今年ははじめて昨年までの場所・中之条町の旧廣盛酒造を離れ、前橋・旧本間酒造に場所を移した。僕はもう6〜7年まえからこのイベントのお客であり、昨年からはポスターのデザインを担当する「仲間」になってしまった。いい器を見ていい物を食べる大人の研修旅行にもちゃっかり同行していたりする。
ポスターにはみなさんの提案で「第二幕」と入れた。過去10年を牽引してきた指物師の吉澤良一さんは(僕が見た感じでは)1歩下がって、今回ディレクター的役割をつとめた若い陶芸家の閑野淳くんがはりきっていた印象がある。吉澤さんとは今年、このイベントの後も個人のパンフレット作成を依頼してもらい顔を合わせた。
それで、いろいろありがとうな、と栗の木でできた名刺入れをいただいた。この木製の名刺入れ、貼り合わせた部分もとっかかりがなく、手触りがめちゃくちゃ良い。表面は、虫食いの穴が加工前そのままにぽこぽこ空いている。それも味なんだそうだ。常日頃抜けたとこばかりな僕にはぴったりだと思う。ありがたい。
「秋、酒蔵にて」も次の段階に移り、吉澤さんもそろそろ・・などと思ったら、出るわ出るわ次回の構想が。やはり、この人が下がる、なんてことは考えられなそうだ。