5004声 器巡り

2022年01月20日

都内で器屋を周る。料理屋と飲み屋の違いに気づいてから、料理屋と飲み屋では設えからして違うと思った。たとえば白木のカウンターは料理屋にはいいだろうが、飲み屋には向かない。飲み屋はどちらかと言えば少し色のある、やや暗めの証明が映えるようなカウンターだろう。カウンターの色が変わればそこに置く器の色も変わる。照明が変わればそこに置く器の質感が変わる。そんなことを考えながら器屋をはしごして、器を手にとってじっと想像して周った。