日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和2年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

4577声 シーラカンス

2020年10月31日

雲ひとつない抜けるような青空となった、ハロウィンの日である。新年号から始める句集評の対象句集が届いた。掲載号が「2021年1月」となっていたので、改めておののく。昨日終えた選句の選評を書くのに手間どる。くさくさして庭に出ると、近所のお父さんが娘と路で遊んでおり、いささか赤い顔をしていた。聞くと、保護者の集まりで近所にある定食屋で一杯やってきたとの由。時刻は正午過ぎである。かくあるべしと思った。いろいろ済ませてからと思ったが、一向に積み残したままで、明日は群馬へ行く予定。久しぶりである。湖の紅葉でも観てこようか。思えば今年はいろいろと生活や仕事のスタイルが変わった。なんでも諸外国に比べあらゆる面で日本のデジタル化がおくれており、今後一層のデジタル化を促進させていろいろと変化というか革新させていこうではないか、というのがお上のお達しらしい。変化することをおそれてはならんとは思うが、変化しないこともまたおそれてはならんと思う。いろいろな危機は迫るが、腹をくくるという言葉もある。今を生きている動物は様々な変化に対応して生き残ってきたという。しかし、シーラカンスだってガラパゴスだっていいじゃねえか、とも思う。この「鶴のひとこえ」を担当するメンバー達は、どんな変化があっただろうか。

4576声 イメージ

2020年10月30日

引き続き晴れ。夜はテレビの関係の打ち合わせがあった。まったくこのジャンルに触れていない人にとって俳句とは、一句できたら短冊に筆でしたためて披露する、というイメージがあるらしく、やはりその線でいくことになった。いささか不安だが、俳句を創作することが重要なので、短冊に筆でしたためようが、Twitterに投稿しようが、そのあとのツールの問題はたいして重要ではない。とは言いつつも、イメージって重要かも。夜半に帰宅し、駅で購ったとんかつで晩酌をしたら、胸やけした。年のせいか、疲れのせいか、その両方であろうか。

4575声 つまりはセンス

2020年10月29日

秋晴れ。担当の選句を終える。センスの問題とは言いたくないが、つまるところ、何のジャンルにおいてもそうだが、良し悪しを左右するのは作者のセンスによるところが大きい。今年の俳句の界隈で言うと、物事を「コロナ」という三文字で描こうとするセンスに共感できるか否か。来年はもうひとつ定期的な選を受けることにしたので、面倒なことが増えるが、いささか楽しみ。面白い俳句に出会えた時は楽しい。私も実作者であるので、「こうしてはい居れぬ」と焦燥感と、類まれなセンスに感服できる嬉さと、ないまぜになった楽しさ、である。

4574声 外の世界へ繋ぐ

2020年10月28日

引き続いての秋晴れで、清々しい。喫茶店で「ブラジル」という種類の珈琲を飲んでみたが、バランスのよい味わいに驚いた。珈琲のことは良く分からないが、頭の中に綺麗な五角形のパラメータが浮かんだ。この一年ぐらい、モバイルPCが欲しく、いろいろと物色しているのだが、手ごろなものがない。タブレットも持っているのだが、文章を打つのがまどろっこしく、部屋の隅にうっちゃってある。今日も喫茶店で珈琲を飲んでいて、隣の人が熱心にPCを覗いていると思ったら、動画を観ているようだった。おそらく、映画が海外のテレビドラマか。店には良い迷惑だろうが、どうにかこじ開けた時間で、さっと映画を見たい気持ちは分からんでもない。俳人でもこの頃はWEBの句会やら何やらで、時間や場所を問わず関わっている人が増えているのではなかろうか。私は俳句を作る時は徹底してアナログだが、それを外の世界に繋げようとすると、デジタルを介さなければならない場面が増えてきた。

4573声 次の波まで

2020年10月27日

引き続き、秋晴れ。いろいろな依頼を受ける一日。連作はほぼ完成。というか、どこかで見切りをつけなければならない。もろもろひと区切りついたので、次の波がくるまでゆっくり俳句でも作るか。

4572声 あと二枚

2020年10月26日

秋晴れだが、一気に冷え込む。いろいろな依頼があった一日。ひとまず原稿関係に区切りがつく。目標とするものには程遠いが、連作もどうにか筋道が見えてきた。自分らしい表現とはどういうものか。その自問が感じられない作品というのは、どんなものだって「甘さ」が見えてしまう。ふと来月の日程を確認しようと、一枚めくるカレンダーの薄さに、恐れおののく。今年もあと二枚。

4571声 夕風の匂い

2020年10月25日

軽い二日酔いの中、ようやく苦戦していた原稿の紙幅を埋められた。最後は余分になっている箇所を削除することが大変なほど、規定文字数を超過していた。あとは校正をして送信するだけ。依頼された内容と離れてしまったが、見当違いでもないので良しとしよう。午後からは埼玉県の公園に出かけた。コスモスも盛りを過ぎ、だいぶ紅葉も進んでいた。青空は澄み渡って、夕風は冬の匂いがした。

4570声 焦燥

2020年10月24日

朝から締め切り近い原稿に取り掛かる。焦っているので、いらいらしながら進める。秋晴で心地の良い天気であったことだけが救い。久しぶりにネット句会に投句し、連作の整理を少し。

4569声 酒はだらだら

2020年10月23日

帰って来て、麦酒をきゅっと飲んで寝る。寝るに二時間前からは食事をとらないほうが良いと言われているが、この頃は二時間前くらいから飲み始めているので、まったくもって不健康である。酒はだらだら飲むに越したことはない。飲みながら、今日観てきた劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編のことを考えていた。家族と自分との関係やちゃんばらについて。

4568声 病院と巷と

2020年10月22日

朝から病院に行ったり、或るお祝いをしたりと忙しく過ごす。病院と巷と、異なる時間の流れに平衡感覚が崩れるような、そんな一日。

4567声 夜の宝くじ

2020年10月21日

仕事で帰りが遅くなる。夜も深い時間になると、GoToキャンペーンだなんだと言っはているが、やはり街に人が少ない。平日の夜とは思えぬほど空いている山手線に乗っていると、「こんなに遅くまで働いて大丈夫か、俺」などと思うが、腕時計を傾けるとそうそう夜も深くない時間だったりする。駅に着くと、ジャンボ宝くじの最終日とかで、駅前広場の宝くじ売り場に小さな列ができていた。並んでいるのはこれから出勤するのであろう、酔街で働く女性が多いようであった。私もふと思い立って、最後尾に足を向けた。

4566声 ともかく、やる

2020年10月20日

秋晴れ、いろいろなことに追われた一日。深夜にこれを書いているときが一番落ち着いている。落ち着いているが、酔眼朦朧としている。ともかく、やるしかない。

4565声 平熱

2020年10月19日

天気は下り坂。この頃、目がかゆく鼻水が出る。つまり、花粉症の症状が出て来ている。春のみならず秋にも花粉に悩むようになるかと思うと、げんなりしてくる。いささか心をすり減らしつつ、一日を過ごす。今月締め切りの原稿は、いよいよ手をつけないとまずい状況になってくる。なんだか熱っぽく、しかし計測すると平熱の範囲内でと、覚束ない。この時期の体調悪化はいささか精神的にまいる。いろいろバランスよく過ごしたい。

4564声 秋の怪談

2020年10月18日

久しぶりに晴れ間が出た。庭の松葉牡丹が寒さのためか、かなり弱っていた。そのあたりの花を切り戻したり、抜いたり、花壇の手入れをした。花々の中でコスモスが一番元気で、清々しく咲いている。原稿をひとつ終わらせ、WEBの句会に投句を済ませた。午後は買い物に出かけ、ハロウィン関係のこまごまとしたものを買った。お菓子はお化けやゾンビなど、怖いパッケージのものが多い。そのうち、夏の他にハロウィンの時期にも怪談話をするようになるのではなかろうか。

4563声 雑踏の中

2020年10月17日

朝から雨、それも強く。市川で定例の句会。雨なので室内で吟行してから句会場へ移動し、いつものように句会。五七五のことだけを考える時間は贅沢である。街中にいると何かと気が散ってしまうので、やはり山など見える清々しいところに行きたい。しかし、雑踏の中でも句はできる。

4562声 小さな決断

2020年10月16日

「断る」ということが苦手であった、いまも苦手であるが、決断をせねばならぬ場面は、誰しもに必ず訪れる。小さな決断の機会は毎日だって、ある。先ほどもひとつ、依頼を断ったところである。俳句関係の依頼であったが、気が進まないので断った。思えば私の俳句の道の出発は、缶麦酒片手にローカル線の車窓で句帳を広げているような、そんなところから始まった。根を詰めるばかりでなく、そんな気ままな心持ちで、取り組みたい。

4561声 秋の香り

2020年10月15日

秋雨らしく、ひんやりどんよりとした一日であった。いろいろとおぼつかないながらも、週末の句会の準備をはじめる。モカの珈琲にベルギー麦酒のようなフレーバーを感じ、小さく驚く。庭のコスモスが一輪咲いていた。

4560声 歩みたい方へ

2020年10月14日

晴れたり曇ったりの一日。このところ、天候が安定していない。ハロウィンが近いらしく、巷はカボチャだらけ。毎年ハロウィンのニュースを見ると、今年ももうすぐ終わるかと、なんとも言えない心持になる。ひとつの原稿に、どうにか目途がついたので、今月締切のもうひとつの原稿に手を付けはじめる。沢山の依頼を抱えているわけでなく、たんにひとつの原稿が遅々として進まないことで苦しんでいる。来月までにまとめようと思っている、俳句の連作の構想を練る。自分が歩みたい方へ、俳句の道を進む。


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