日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和2年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

4380声 游明朝

2020年04月21日

在宅勤務の影響もあり8年使ったPCを買い替えた。モニターも美しいし、キーボードも打ちやすい。起動も数秒である。特に気に入ったのが、デフォルトの文字が游明朝であること。大した内容でなくても、知的で軽やかなものを書いている気分になれる。

4379声 美徳

2020年04月20日

あまり気乗りしない様子の妻と榛名山系の掃部ケ岳へ。榛名山系で最高峰だとか。登山口から20分ほどで、硯岩というビューポイントへ。榛名湖を中心に、榛名富士や周囲の外輪山を見渡せる絶景。予想以上に美しい。そこから40分ほど、途中の木道は手入れ不足で歩きづらかったが、尾根道もあり、子供でも登れそうである。山頂の岩場で一瞬にして寝落ちした妻に感服。ほんとにどこでも寝られる人だ。降りることにはまた鼻歌を歌うご機嫌ぶり。いいつもながら、つらいことはすぐ忘れてしまう。美徳である。

4378声 気付

2020年04月19日

知り合いの店もテイクアウトに注力し始めている。毎晩という訳にもいかないが、なるべく買っている。知り合いのイタリアンで、ジェノベーゼのシーフードピザといわて蔵ビールをテイアウト。普段は食べたことないピザが絶品であることに改めて気づかされる。自分の好きなシチュエーションとロケーションで食べられるのがテイクアウトの良さ。場合によっては、店で食べるより美味しいのかもしれない。これって今後もありかも。

4377声 夕闇

2020年04月18日

連休初日、シンキチ醸造所のビア5種をテイクアウト。そのまま暮れなずむ烏川へ。ザブンで働いていた倉さんの寿司を買ってきてくれた先輩と合流し、夕日を見ながら乾杯。自粛のせいか烏川もいつもより人が多い。身近な魅力を気づくのは良いことだ。夜の帳が落ち、星が煌々と輝く頃になると、辺りは誰もいなくなった。心地よい風が吹く。いつの間にかシンキチのビアも空になった。

4376声 焼き鳥

2020年04月17日

走っている途中で、居酒屋が焼き台を店の前に出し焼き鳥を売っていた。焼き鳥を1パック買った。深々と頭を下げられた。人が寄り添うことがタブーとなる予想もしない事態であろうが、必死に順応しようとして頑張っている。久々の焼き鳥、なんだか焦げ目が染みた。

4375声 鬱屈

2020年04月16日

在宅勤務というのがなかなかツライ。まずもって勤務時間中なので外出ができない。誰とも話さない。こたつで仕事をしているので腰が痛いし、足も痺れる。1日終わるとグッタリである。勤務時間終了後にランニングウェアに着替え1時間ぐらい走る。こうでもしないと心と体が鬱屈してしまう。

4374声 変化

2020年04月15日

今までセキュリティーの問題があるとされ、外部から見られなかったメールが外部から見られるようになったり、朝夕にビデオ会議が導入された。通常業務がコロナ対応の業務に変わっている。ローテーションで窓口対応や休日出勤も命じられている。変化しようと思えば変わるものだ。

4373声 在宅勤務

2020年04月14日

感染拡大を防止するため、所属内が完全に2班に分けられ、1日置きの在宅勤務が命じられる。一人感染者が出れば、所属内のほとんどが濃厚接触者として自宅待機になってしまうので妥当な措置であろう。これでしばらく女王とは会わないこととなった。永遠に続けばいい。

4372声 暗転

2020年04月13日

急速にコロナ対応が強化されている。コロナ対応部署に大幅に人員が拡充され、企業向けの電話応対の総合窓口も設置された。めまぐるしく状況が変わっている。DCをはじめとした集客イベントもほとんどが中止、施設も閉館となっている。高崎市内でも休業をする店が増えている。

4371声 気晴

2020年04月12日

ようやくたどり着いた週末。現実逃避も兼ねて榛名山の二つ岳に登ることに。肌寒くはあったが、天気は曇り、風もなくまぁまぁの登山日和。雌岳の山頂に着いた時には、薄曇りながら、伊香保の街から小野子山、子持山を一望することができた。はじめはぶぅぶぅ文句を言っていた妻も、山頂の景色を見て機嫌を直してくれた。悪い感情を引きずらず、すぐに機嫌が良くなるのが彼女の良いところ。最近、妻が可愛くてならない。

4370声 確信

2020年04月11日

こういった地道な擬態を続けていることで、わずか1週間ぐらいながら、初動としては悪くない信頼を女王から得ている。曰く超デキる奴(=女王の手を煩わせない奴隷)だと。PPTの資料なんで、自分でもうっとりするほど良い資料ができる。人間、生存がかかれば普段にはない能力が発揮されるものである。とにかく考えた生存戦略は間違っていなかったということだけには自信を深めている。問題は、いつまでもつかということ。自制心は弱い方である。

4369声 東風

2020年04月10日

故に今日も朝から無駄口を叩きまくりの女王と対象的に、一切感情を表に出さず、必要最小限なコト以外は話さない。ただ、女王に話しかけられたときは少しだけ目元を緩め、柔らかく包むように「ですね」とだけ肯定の相づちを打つ。話の中身はもちろん聞いていない。

4368声 生存戦略

2020年04月09日

こんな心身ともにすり減らす状況の中でも、曰く社長に期待されてできた新設部署なので早めに成果をと鼻息が荒い所属長。成果を求めるならこの人事はないでしょとうそぶきつつも、マスクに隠れた表情から一切感情は漏れていない。無口でクール。言われた仕事はスピィディーに期待値以上に。これが考えた末の生存戦略である。

4367声 羨望

2020年04月08日

色々と想像して毎日バリバリに肩が凝る私より、彼の鈍さの方がサラリーマンに必要なスキルなのではないかとだんだん羨望のまなざしで彼を見つめてしまう。少し病んでいるかもしれない。絶え間ない恐怖の想像は、確実に人格を蝕んでいく。

4366声 お先です

2020年04月07日

新設部署ということもあり、目先の業務はなく、女王はご機嫌モードが続いている。それが逆に恐怖感を煽る。彼女にとって、爪研ぎにもならない程度の曰く「指導」というやつで、目の前の若手がやられてヒヤヒヤしているが、そこは天性の脳天気さで全く意に介していない様子。今日も誰よりも早く、年下の彼女が待つ自宅に帰宅していく。

4365声 癒し系

2020年04月06日

雌豹直属の部下として、もう一人同僚の若手がいるのだが、これが天晴れな程、白河夜船な男。まずもって、この女王の噂を何一つ知らずに異動してきたアンテナの低さ。コロナの自宅待機もどこ吹く風、家でジブリのジグソーパズルにいそしむ典型的な小市民。あまりの脳天気ぶりに唖然とするよりむしろ癒やされてしまう。君だけはこのままで居て欲しいと。故に女王の話は一切していない。

4364声 飼育係

2020年04月05日

つまり、私はこの女王の飼育係として、常に細心の注意を払ってご機嫌を取りつつ、食い物にされないないよう距離感も計らなければならない。喉元を食いちぎられた被害者は数知れずである。

4363声 入園

2020年04月04日

このような前振りをしているので、もう賢明な読者職員は察しがつくと思うが、私はめでたくその動物園に入園が決まった。中でも一番どう猛な雌豹の直属の部下に。気質は見栄っ張りの完全なる女王。仕事を他人に振るのは得意だが、自分で手を動かすことはない。全部、命令である。命令されるのは部下に限らない。同僚でも、隣の課員でも命令範囲内である。