日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和7年度は4月(す)5月(堀)6月(坂)7月(ぬ)8月(岡)9月(す)10月(堀)11月(坂)12月(ぬ)1月(岡)2月(す)3月(堀)の順です。

6178声 実家へ

2025年05月07日

久しぶりの連休。休みが一日だとそのうち半日は翌日のための仕込みがありあまり休めない。というわけで2ヶ月ぶりに実家に行ってきた。今年は頻繁に実家に帰ろうと年初に思った。昔から用事がなければ帰らない息子で年に1~2回くらいしか実家に帰らない。今その息子を両親は必要としているように感じた。2ヶ月空いてしまったな。帰って何をするわけでもなくお袋の話相手になるだけで、他にも庭の草むしり位はできる。今回はお袋の方がむしろ元気で自分の方が疲れていたようだ。伸び始めた雑草を横目に帰ってきた。高崎に戻る途中で初めて立ち寄ったそば屋がとてもおいしくなかったことを悔やんだ休日でもあった。

6177声 モノに対する態度

2025年05月06日

雨模様の連休最終日。忙しくはならない気もするが予約があるため早くから仕込み。今日が終わるといったん仕事が落ち着く。2週間くらいの慌ただしい日々だった。その中で訪れた富山南砺の旅が深く心に残る。富山県南砺市は浄土真宗の町。田んぼの間に家が点在する散居村の景観である。遮るものがない水田が視界の向こうまで重なりちょうど田植えの時期の田んぼには水が張られキラキラと輝いていた。重厚な能登瓦の立派な屋敷が多く寺も多い。何とも言いようのない穏やかな空気の町である。「他力本願」。思い通りにいかないことを思い知っている者の慎ましさ。その空気が溢れている南砺を柳宗悦は「土徳」の地と呼んだ。今回の旅でお会いした大福寺の太田住職はこう言っていた。「モノに対する態度が問われているんじゃないですかね」。出来上がったものはウソをつけない。雑な態度は完成品にこそ出る。仕込みのとき、お客様を前にして、旅以来ことあるごとに思い返す。

6176声 連休の開放感

2025年05月05日

シンキチ営業の日。二日連続で来てくれた私と同世代くらいのグループ、二日前に来てよかったからとまた来てくれたご夫婦、クラフトビールも料理もとくに興味はないが昼から飲めそうだから来てしまった若者5人組。連休の開放感をお客様から感じた。たくさんの来店。ともちゃんと2人でどうにかやりこなす。肉を食べて元気を出そうと近くの焼肉屋へ。ハツがおいしかった。

6175声 GWとあんバター

2025年05月04日

予約のない日はゆっくりねていればいいのにそうもいかない。起きてしまうのである。長くねていられる年ごろは数年前に過ぎ去った。ぼんやりした頭で倉渕へ。せせらぎの湯へと車に乗った。朝の8時だった。しかしせせらぎの湯は10時開店である。途中コンビニに寄って目覚ましのコーヒーとレーズン入りのしっとり甘いケーキ(何という名前か)を買い、道の駅に寄ってここでも甘いもの(あんバターサンド)を買ってしまう。疲れすぎるとこうなるんだ。連休只中の道の駅は開店から家族連れでにぎわっていた。次々と入ってくる駐車場の隅の車の中であんバターサンドに夢中のおじさんは私。ひとまず人のいないところへ向かおうとエンジンをかけた。

6174声 寝てばかり

2025年05月03日

市場へ。明日から三連休のため多めに仕入れ。ひと通り魚をおろして手当てをして休憩。身体の充電が切れるように2時間寝てしまった。市場に行く日はパターンが決まっていて5時半起床、6時市場着、30~40分買い物をして店に戻るのが7時頃。そこからだいたい1時間半~2時間魚の下処理をする。そうするとだいたい8時半くらい。その後休憩しながらその日の献立と段取りを考えるのが通常だが、最近は一度寝てしまうことが増えた。この日は営業前にも1時間近く寝た。

6173声 体操

2025年05月02日

朝起きて風呂に入って体操をして瓶詰め。旅の疲れが溜まっている気がするが無理せぬ範囲で動く。気を抜かぬことが大事、と自分に言い聞かせつつ。今年は年明けから体操をやり始めて半年たった今も続いている。日に15分~30分程度。調子のいいときは一日に二回。体操といっても主にストレッチだが背骨矯正と背中のコリほぐしを目的にやっている。昨年から首が痛くてなかなか治らないため自分でできることはないかと始めてみた。そうしたら背中のコリが取れてきて姿勢もよくなるし、首の痛みも先月くらいから徐々によくなってきた。目標は背中でたすき掛けに右手と左手が着くようになること。まだ全然届かないが地道に続ける。

6172声 民藝を確かめに

2025年05月01日

前日まで富山に行っていたから朝から忙しかった。今年は「民藝(民衆的工藝)」という言葉を柳宗悦が唱え始めてからちょうど100年になるらしい。富山には私が民藝に興味を持つきっかけを作ってくれた方がいて今回はその方に会いに行ってきた。「民藝」百年というのは後付けでその方に会いたかった。旅自体久しぶりである。その方は寺の住職で寺は民藝品で溢れている。昔そこにある器を使って料理をさせていただいたことがある。愛嬌と風格を両方兼ね備えたような素朴な器たちは料理を丸ごと受け入れている気がした。その時以来、対象を問わずソウイウモノに惹かれるようになってしまった。確か2012年のことじゃないかと思う。私は39才だった。

6171声 ひと月の終わりに

2025年04月30日

今日は閣僚の視察対応。事前には膨大な準備や県警との連携もあり気を張るが、始まってしまえば実質30分。予定通りスムーズに終えられた。その後は学校関係者向けの会議で説明を行い、引き続き現地の案内も担当。目まぐるしい一日だった。上司もチームメンバーも入れ替わる中で、手探りながらも何とか4月を走り抜けたという感覚がある。一方で、見えない不安や先の見通しへの懸念も尽きず、最近は寝つきが悪い。とりあえず、GWはバラギ湖でのキャンプを予定。自然の中で少し深呼吸して、また次の月を迎えたい。

6170声 春嵐キャンプ

2025年04月29日

家族で芝桜公園と榛名湖へ。芝桜とネモフィラ、山桜が春を彩る。湖畔にチェアを出し、娘がサンドイッチを頬張る穏やかな時間。だが突風で肉が吹き飛び、娘の帽子も湖へ。娘は号泣し、現場は一時修羅場に。それでも体勢を立て直し、カップ麺で一息。林間を散歩し、石投げやお絵かきでようやく笑顔に。最後は温泉で温まり帰宅。自然は思い通りにならないが、それもまたキャンプの醍醐味。

6169声 永田町

2025年04月28日

議員回りで東京へ。連休の谷間で閑散とした永田町。J党本部の食堂で530円の定食ランチにほっとする。予定より早く終わり、土産にマックのポテトを買った。夕飯の鰤の照り焼きが美味。明日は休日。

6168声 夏支度

2025年04月27日

今日は妻が休みだったので、まずは衣替えと冬物のクリーニング出しを済ませる。その後は苗木の買い出しをして、夏に向けたベランダの植え替え作業。娘も土いじりが大好きで、楽しそうに手伝ってくれた。現在育てているのはイチゴ、ブルーベリー、レモン、トマト。まずは5月にイチゴがうまく結実してくれることを願っている。

6167声 春野原

2025年04月26日

今日は妻が仕事で不在の土曜日。娘の「テントを張りたい」の一言で、石原緑地へデイキャンプへ出発。直径120cmのテントに、60Lのリュック、15kgの娘を乗せて自転車で向かう。春の草花が咲き誇る広場で、娘は歓声を上げながら駆け出す。静かな緑地に吹く風の中、娘と2人だけの時間が流れる。帰り道、荷物と重たくなった娘を乗せて帰宅。

6166声 取材

2025年04月25日

午前はJICA幹部が来訪され、表敬挨拶を受ける。その後は所属内で今年度の業績目標に関する面接。夕方にはフリーペーパーの取材対応。記者がOMUT世代の子を持つ母親ということもあり、質問は非常に具体的で鋭い。どんな情報が求められ、どこが伝わっていないのか、あらためて考えさせられた一日だった。

6165声 視察

2025年04月24日

月に一度の議会視察対応。終始和やかな雰囲気で、記念撮影なども楽しんでもらえた様子。お昼は係員2人とともに蒙古タンメン中本へ。最も辛い北極星ラーメンに挑戦し、汗だくになりながらも完食。人は疲れていると、無意識に辛さを求めるらしい。

6164声 満ちる

2025年04月23日

OMUTでのキービジュアル&映像撮影日。スタッフ40人、エキストラ30人、総勢70人以上が現場に集まり、初めてこの施設が“人であふれる”光景を目にする。主演のF崎さんは小柄ながら堂々とした立ち姿で、圧倒的な存在感。必ずブレイクするだろう。

6163声 登壇

2025年04月22日

プロポーザルの二次審査を途中で抜け、都内で開催されたA国セミナーに登壇。TED風のスタイリッシュな会場で15分間、日本語でプレゼンを行った。参加者の半数ほどが外国人で、ややもどかしさを感じる場面もあったが、講演後には名刺交換の長い列ができた。AI技術の進歩が、こうした言語の壁を少しでも低くしてくれるとありがたい。

6162声 静かな前日

2025年04月21日

今週はイベントが立て込んでいるが、今日は唯一の空白日。現場も静かで、資料整理や事前準備に集中できた。明日からは怒涛の一週間。GWのキャンプを目指して走りきる。

6161声 春とアート

2025年04月20日

桜が満開のハラミュージアムアークへ。娘は草間彌生の部屋で楽しそうにしていた。その後、東吾妻町のギャラリーへ。妻が関わった作家・高橋キャスさんの作品展。幻想的なハチドリの絵を購入。どこに飾るか、悩むのもまた楽しい。