日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和2年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

4325声 空の車内

2020年02月26日

雨のち曇りですっきりしない空。新型コロナウイルス流行のため、朝の通勤列車が空いていた。時間差通勤やテレワークを導入する企業が増えていることを実感した。「鬼滅の刃」を数話アマゾンにて鑑賞。寝る前に太宰治「人間失格」をパラパラと。

4324声 チクリ

2020年02月25日

花粉症が極度に悪化し、新型コロナウイルスだか、インフルエンザだか、もうおぼろげな体調になりながら、なんとか一日すごす。帰ると、寄贈の俳誌が一紙届いており、頁を割いて辛辣な批評をしてくれていた。たいていは「おもしろい」句を載せるのだが、「つまらない」句を載せてもらえるとは、ありがたい。私の作品は若手には受けが悪いのだ。胸がチクリと痛むような部分もあるが、自身の句を高めようという刺激にもなる。

4323声 切符の厚み

2020年02月24日

午前中はたまったこの「ひとこえ」を書いて、午後から県内の句会に出かけた。うららかな日ざしで、ほっこりとした一日。梅や河津桜に親しんだ。ゆったりとした気分だと、たいてい句に精彩がなくなる。今日がまさにそれ。句会の後もひさしぶりに、句座の仲間とゆっくり歓談した。スマートフォンを家に忘れたので、余計な邪魔が入らず、それも良かった。しかし、スマホをかざして改札を抜けられず、自動券売機で切符を買うのだが、それが面倒でまいった。JRから別の路線に乗りかえる時は、乗り換えの切符を追加購入しないといけない。しかし、数年前までは特に不便を感じず、平気でやっていたこと。利器にすっかり依存していることに愕然とした。帰りは、千鳥足で切符を無くさないかと、切符を握りしめつつ、どうにか最寄り駅までたどり着いた。

4322声 東風の川

2020年02月23日

強烈な東風の一日。先日のややこしい問題がまだ尾を引いていて、朝からなにかと電話したりスマホをいじったりと、心がざわざわして過ごす。その中で俳句関係のやり取りを済ませ、出かけた。川が見たくなったので、茨城県の境町まで車を走らせた。利根川は広々としていたが、強風のため砂ぼこりがひどく、とても土手をゆったり歩くような雰囲気でもない。空っ風を思い出したが、ここももう少し行けば渡良瀬遊水池なのだ。そのままとんぼ返りしてきて、ただ単に時間とガソリンを減らしただけの遠出になってしまった。

4321声 春の草

2020年02月22日

曇ったり晴れたり、夜半に雨が降ったりと落ち着かない天候。朝方に庭の草むしり。たいぶ春の草になってきた。手ごわくなってきた。満足に水やりもしないのに、葉牡丹はりんりんと元気。日用品の買い物に行き、一日が終わる。

4320声 心神喪失

2020年02月21日

ややこしい問題が起こり、そのことに気持ちを持っていかれる。仕事が終わらず、夜の句会には行けず、花粉症の悪化で晩酌の麦酒は美味からず。

4319声 花壇の芽

2020年02月20日

曇りのち雨。参加しているネット句会の投句を済ませる。俳句雑誌の原稿をひとつ確認し、校了。狭庭の花壇のチューリップの芽が、たいぶ大きくなってきた。

4318声 ざわざわ

2020年02月19日

私の住む町でも新型コロナウイルスが発見されたらしく、繁華街は一段とものものしい雰囲気に包まれている。都内では大勢人が集まるイベントなどがのきなみ中止になっており、仕事でも関係各所がざわざわしている。何もせず、だらだらとスマホを見ながら寝る。

4317声 淡い期待

2020年02月18日

もしかしたら、今年から突然、花粉症が治癒するかも。そんな淡い期待を毎年抱いているが、今日、その望みがないことを実感した。今週末ごろには市販の薬を服薬しないとまずい。句の整理、ネットの句会への投句を済ませる。

4316声 春愁

2020年02月17日

毎日新聞を購入して帰宅。句会の事後処理等をどうにか済ませる。気分はややぐったり。

4315声 余寒の雨

2020年02月16日

句会のため、早稲田へ。吟行は肥後細川庭園で句会は園内の松聲閣という豪奢なコースであった。立派な雪吊りが出迎える細川庭園は風雅という言葉がぴったりくる雰囲気であった。雨に散る梅、落椿の光り、そんな光景を昇華というか消化しきれない自身の非才を恥じた。二次会は高田馬場で、軽くのはずがだいぶ飲んでしまった。

4314声 コーヒとキムチ

2020年02月15日

定例の句会。梅が香のたなびく万葉植物園もなかなか良い。集中力に欠け、小手先だけの小気味よい句ばかり作ってしまった。句会後は市川大野駅前の喫茶店へ寄った。カフェでなくまぎれもない喫茶店であった。二階は焼き肉屋。そのためか、喫茶店にメニューの中にはキムチの文字。

4313声 薬切れ

2020年02月14日

今月初めから耳鼻科に行こう行こうと思ってはいるものの、中々時間が見つからず、もう月半ばになってしまった。そろそろ花粉症の薬を仕入れねばまずいことになる。得体のしれぬ肺炎の流行で、都内はものものしい雰囲気であるし、マスクは売り切れて手に入らぬし。ひとまずはもろもろ一区切りついているので、週末は吟行に専念したい。

4312声 ママチャリ

2020年02月13日

朝がたに小雨、その後はすきっと晴れて暖かな一日だった。春の日差しの匂い。夜、自転車に油を差していると朧月といった具合に、良い月が出ていた。このママチャリも五年だか六年ほども経つのでだいぶヘタってきた。全体的に錆びが浮き出ているし、ハンドルのブリップやサドル、前カゴは一度交換しているがすでにボロボロ。鈴は吹き飛んでいるし、変速機は四段の内の四段目が死んでいる。漕ぐたびにチェーンがカラカラ鳴り、思いっきり漕ぐとすぐに外れる。そんな中で、タイヤだけは一度も交換したことがないし、パンクも一度もした事が無い。耐パンク性能のあるタイヤではなく、普通のタイヤである。走行距離数が少ないということもあろうが、驚異の耐久性を実感している。この自転車のフレームにはブリヂストンと書いある。

4311声 素顔の句

2020年02月12日

暖かな一日。梅の木を一本も見ることも無いような生活だが、梅のつぼみがたいぶ綻んだと思う。句集をぽつぽつ読み進める。変なポーズが無い、自然体の、その人の素顔が見える俳句は良い。逆を返せば、ポーズや作り笑いのような表情が見える句には、萎える。そう言えば、安積素顔という、良い俳人もいたなと、思い出した。

4310声 しわしわ

2020年02月11日

建国記念日で休日。ひねもす快晴。昨晩は麦酒二缶だけにして、しかもゆっくり飲んだためか、起床するとだいぶ体調も回復していた。回復したらしたで、また麦酒に手が伸びてしまう。庭のパンジーがしわしわになってきたので、水を多めにあげてみる。同人誌の作品評と俳句を入稿。これで、一区切りついた。冬の句を徐々に整理しはじめる。

4309声 春のマスク

2020年02月10日

風邪がぶり返したというか、悪化したというか、体調芳しからず。花粉症もすこし症状が出ているのかも知れない。ウイルスの流行でマスクが巷に売っておらず、花粉の時期がおそろしい。先日の句会でもマスクの句が沢山でていた。マスクは冬の季語なので、私などはやはり立春を過ぎてから作るマスクの句には違和感がある。しかし、近ごろは一年中マスクをしている人も多くいるので、俳句に触れる人たちの間でそのあたりはゆるくなってきているのであろう。

4308声 早春のつくば

2020年02月09日

俳句大会のため、朝から茨城県つくば市へ。つくばエクスプレスに初めて乗車した。茨城県に入ってからの車窓、その田が広々としている明るさは、群馬県で言うと、どこと無く両毛に似ていると感じた。ひとしきり近代的な町や都市公園を吟行して句会。今回は選者の選句が被っていなかった、つまりみな違う句を特選に選んでいた。長年俳句に触れていても、感銘を受けるポイントというのは一様にならないのだと、改めて感じた。帰りは群馬勢と北千住で一杯飲んで別れた。