日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

5668声 ピアノ

2023年12月14日

ずいぶん遅い仕事になってしまったが、町内の木暮ピアノ教室の演奏会映像を編集している。制服を着た高校生が見事にショパンを弾ききるのを見たりすると、めっちゃカッコいいーと思ったりする。

10年くらい前にぼやーっと、もしもピアノが弾けたなら、などと思った時期があった。世の中にある音に関して、人の声の次にピアノの音が好きな僕である(ギターとか管楽器に比べれば、という話だけど)。久石譲の「summer」とか坂本龍一の戦メリとか、楽譜も読めないのに音に気持ちは乗せられそうという謎の自信があった。が、当然のように(やる気があれば習える人もそばにいるのに)ぼやーっと思っていただけで時が過ぎた。今は・・聞くくらいで良いかな。

ちょっと前にも書いたけど、今年しんどいことがあって、その後からクラシックが以前より聞けるようになってきた。何が変わったかはわからないし、また時が経てば眠い音楽になってしまうのかもしれないが、いろいろ聞いてみたいなとぼやーっと思っている。

5667声 油そば

2023年12月13日

さて、未だ酒徒著「あたらしい家中華」本ブームが続いている。中でも一番作っているのは開洋葱油拌麺と呼ばれる上海の麺料理。日本では油そばというジャンルになるのだろうか。

作り方を教えてしまうと著者に悪いことをするような気がするのだが、材料は、中華麺、菜種油、葱、醤油、砂糖、干し海老、紹興酒のみである。干し海老と紹興酒のみわざわざ買う必要があるが、大した材料ではない。

そして、それらで作った開洋葱油拌麺が・・めちゃくちゃ美味しいのである。一般の人よりはらーめんを多く食べてきた自負のある僕である。油そばも、有名店からジャンキーな店でも食べてきた。でも、これが一番美味しい。

一言だけ発見的感想を言うとしたら、ほぼ黒焦げにまで焦がした葱がこんなに美味しいのか(美味しい調味となるのか)ということである。

麺も、ベイシアなどに行けば麺だけでちぢれ麺から細麺中細太めと何種類も売っている。唯一の問題は・・

太る。ということである。主に心労で6キロ痩せた僕であるが2キロ戻った。ふふふ。

5666声 下見

2023年12月12日

来週撮影するプロモーションのために、道の駅まえばし赤城やその周辺を下見した。

道の駅は今年の春オープン時は来客者で渋滞ができて問題になるほどの激込みスポットであった。今はそんなこともないように思い、オープン時に映像で関わらせていただいた障害を持つ人の支援という側面ももつカフェ&雑貨「Qu」という応援している店もあるので頑張ってほしいが、つくづく「群馬県人は新しいもの(だけ)が好きだなぁ」という感想も持たざるを得ない。そして同時に「一見さんだけではなく何度もリピートで人が訪れる場所を作る難しさ」も思う。かっこよさや流行りではなく、そこにいる人や本物とは何かを突き詰めることだ、みたいな持論も持ち得ているのだが・・そんなことを深く考えることもせずに、人気のパンを買って道の駅を出た。

撮影を依頼してくれたFさんと各所の下見を終え、川原の駐車場に車を停め車内でパンを食べた。今回の撮影とは全く別で、来年一緒にやろうという非常に大変な撮影の下話もして、撮りたいという思うと同時に「自分にやれるのだろうか」とも思う。今日も暖かい冬の日であった。

5665声 山桃魚ラジオ

2023年12月11日

これからは音声メディアの時代だ!・・と誰かが言っていた気がする。映像はスマホでも簡単に見られるようになり、人の目はだいたい一対なので、見るものは限られる。だが耳は、作業をしながらとか運転をしながらとかでも聴ける。よって、映像が氾濫すればするほどラジオのような音声メディアが支持される、という解釈だったように思う。

運転中はだいたいNHKラジオかFMぐんまを聴いていた。好きな番組は、挙げるほどでもないが数年前まで新聞販売店が母体の会社にいたので、深夜に逓送(新聞配達のスーパーカブは載せる新聞の量に限界があるので、車で先回りしてポイントポイントに新聞の束を置いておくのだ。そうすればバイクは販売店に戻らずに遠くまで配達ができる)の際に車に乗りいつも「ラジオ深夜便」を聴いていた。アンカーと呼ばれるパーソナリティーの深夜だからっぽい抑えた声のトーンが好きだった。

前置きが長くなったが、中之条町に移住したアーティストの山形敦子さん、アートユニット・クレモモの桃子さん、映像編集者の鰆さんの女性3人が「山桃魚ラジオ」というネットラジオを作っている。スタジオを持っているわけではなくPCをネットで繋いで録音、youtubeやSpotifyで配信している。そういうことがやれる時代なのだ。週一ペースというハイペースでもう24回放送。義務感でというよりも楽しく続けている様子が聴いて伝わってくる。その前回配信と今回配信で「伊参スタジオ映画祭」を取り上げてくれて、今回は映画祭実行委員長である僕のインタビューを放送してくれた。顔見知りなので緊張感はないインタビューであるが、今回に限らず聴いてほしい。

山桃魚ラジオ

5664声 酒

2023年12月10日

2か月くらい、姉の病気に関連しいつ病院へ向かうか、呼ばれるかわからない状態が続き、酒を断っていた。僕は、皆で酒を飲むのはそこそこ好きだが、自分ひとりでは週に2~3回軽くビール1本程度を飲むだけという程度なので、特につらいということはなかった(その間に何度かあった酒や打ち上げの席で自分1人しらふでいるのは少し不思議な体験であったが)。

もうそんな呼び出しもないので、今まで通り程度の酒を再開した。今夜は、昼に出先で編集をしていて、その家で山盛りのカレーをいただいてしまったので、夜は豆腐1丁にした。それをつまみながら紹興酒を軽く1杯。その後そのままこたつで編集を続けていたが、気が付いたら寝ていて午前0時近く。

もう布団に入って寝ようと思ったが喉が渇いており、そういえばと数か月前に買って冷蔵庫で眠っていた開封済みの紙箱入り安白ワインをぐびぐびと飲んだ。酸化防止剤の効果なのか、数か月前と味の違いはわからなかった。

酒を飲まなかった時期、飲んでいた時期よりもまっとうであったように思う。体重もそれだけが理由ではないが数キロ落ちた。であれば、飲まない方が良いのだと思う頭もある。けれどまた、以前程度には酒が戻るのだろう。そんな予感がしている。

5663声 ラフマニノフ

2023年12月09日

久しぶりに撮影の手伝いで前橋市「フレームアート」が撮影するクラシックコンサートのカメラマンをした。藤岡市のみかぼみらい館は少し小高い場所にあり、夕暮れの空がきれいだった。


演奏をしたのは市民が中心となった楽団で、今年はラフマニノフ生誕150周年だそうで、地元出身のプロピアニストも招き、大きなホールは2階席まで人が入る大盛況だった。ラフマニノフに限らず、クラシックはほぼ無知なのだが、きれいなだけではない癖のある音律が含まれており撮影しながらも普通に感動してしまった。

で、あっても一番何が印象に残ったかと言われれば、機材を取りに外の車に戻った際に、館の駐車場係りをしていたのが高齢の、多分夫婦で、女性の方は足が不自由そうだった。というだけの事なのだが、この年になると働く高齢者に何かを重ねるようになる。親かもしれないし、先の自分かもしれない。

今のままだと定年のない仕事を選んでいるわけだが、ずっと最小規模での会社運営でいくのだと決め込んでいた。無論、不自然に拡大するつもりはないが、複数人の人が雇える会社、という事にも(今頃)興味がわいてきた。今一度「仕事」についてきちんと考えるべき時期がきている。

5662声 年内には

2023年12月08日

今日も2度3度「年内には終わりにします」と答えてしまった。仕事がないよりはあった方が良いが、僕の年内は3か月くらいあるらしい。終わるわけないじゃーん・・・SNSは(このコラムもか)誰が読んでいるかわからない。「ハイ!年内には終わりにします!」

5661声 誕生日

2023年12月07日

今日は誕生日。だが、気分的にそうじゃないのに加え、お待たせしている仕事が津波のように押し寄せている。でも、仕事帰りにショートケーキを買おうと思っている。単純な人間なのである。

5660声 収まること

2023年12月06日

友引の関係などで、亡くなった後、次姉は6日間を家で過ごした。お別れを惜しむ時間が長くあることは良い事だったように思う。

葬儀の一連を通して、清見寺の長田住職が、亡くなった方が成仏するためのあれこれを教えてくれた。なむあみだぶつの南無は「仏様に帰依します」という意味だと言う。僕と同じで全く信心がなかったように思う姉も、その決まりに従って旅に出たのだろうか。

拾骨の時間となり、2人1組で骨を拾う。係の人が手際よく、骨壺の中にすべての骨を収めていく。毎回、すごいものを見せるなと思うのは、そのままでは入りきらない骨をすりこぎのようなものでゴリゴリ潰す工程だ。それを経て、小さな骨壺の中に収まっていく。

ふと、亡くなることとは、それぞれの信仰の中に、骨壺の中に、きれいに収まっていくことなのかな、と思った。そしてその事に対して、自分の中に小さな怒りのようなものがあるのを感じた。人間がそう簡単に収まってたまるか、というような。

暖かい日だった。信心はないが、これは姉がそうしてくれたのかな、と思った。

5659声 なにげない生活

2023年12月05日

お昼に、悠貴さんが線香を上げに寄ってくれた。お寺や友引の関係で葬儀は明日となる。おかげでいくらか長い間、亡き姿の姉は実家にいることができている。たまに、棺桶を空けて顔を見る。病院で色々があった時は涙も出たし、いろいろな事を考えたが、今は静かな気持ちでいる。諸々を考え終えた・・というよりは、こんなに直面しつつも未だ実感が持てないのかもしれない。親父が亡くなった時も、実感を持つまでに数か月かかった気がする。そんな自分を否定もせず、そういうものかと淡々と過ごしている。

北軽から来てくれた彼女のために、酒徒著「あたらしい家中華」を読んで、客家式・蒸し豚と白菜の黒酢炒めを作った。急遽こしらえている別室のこたつに母と3人、飯を食べた。我ながら上手に作れた。食べ物の話や猫の話などをしながらばくばくと平らげて、親戚からもらった長ネギを悠貴さんの軽トラに乗せ、彼女は帰って行った。

先月は家族に限らず色々なことがあり、過去例にないくらい辛い1か月だった。渦中考えたことは「本当に大事なことは何か」ということだ。そしてその一番に「大事な人との生活」が浮かんだ。何を当たり前のことを、と思う人もいるかもしれないが、当たり前だと思って常に蔑ろにしてきたことだった。いつまで続くかはわからないが、なにげない生活を大切に暮らしていきたいと思っている。

5658声 あたらしい家中華

2023年12月04日

料理はかなり好きなので、料理雑誌をたまに買う。1冊の中から2~3個作れば良い方で、たいがいはそのまま読まなくなったり、1品を作るだけに買った豆板醤やクミンスパイスなどが台所で開かずの調味料となっている。・・が、出版することをSNSで知り楽しみにしていた本がある。メディアでも取り上げられて売れている、酒徒著「あたらしい家庭中華」(マガジンハウス)である。

この酒徒さんという人の存在は、SNSで知っていた。料理人や料理研究家ではなく、中華料理愛好家を名乗り、中国を渡り歩いての成果をツイッターやnoteに上げていた。そのどれもがシンプルで美味しそうで、でもnoteは課金しないと読めないようになっていた。そして、満を持しての初レシピ本の販売である。

中華料理というと、四川、広東、上海、北京、全体のイメージとして油こってこての濃くて香辛料が効いた味、というものがあるが、この本の良いところは「飲食店ではなく、普通の家庭の味をリサーチして再現」したところ。特殊な調味料は使わず基本は塩、醤油くらい。紹興酒を使ったりはするが、出汁を特別に作ることもなく、素材となる野菜や肉の持ち味と、火の通し方の組み合わせであっさり飽きない味になる。普段やらなかった「蒸す」という工程が多く、野菜も肉も蒸すことでこんなに美味しくなるのかという驚きもあった。

もう2回作ったが、例えば里芋の葱油炒め。大量の里芋を柔らかくなるまで蒸し、皮を剥く。菜種油でネギを炒め葱油を作り、蒸した里芋を入れてごく少量の水と塩を入れ鍋を振る。それだけで、とろっとろの里芋が葱の香に包まれ、ちゅるんちゅるんと胃に吸い込まれていく。

一言でほめるなら、どの料理も(まだ6品くらいしか作っていないが)「母ちゃんが子どもに小さいころから食べさせていたら、おふくろの味になる」感じなのだ。素朴で、飽きない。しみじみと旨い。

「あたらしい家庭中華」は書店員のおススメや口コミで売れているらしい。僕も、仕事でお付き合いのある普段から料理上手・・というか料理マスター的な人にあえて読んでみせたくて、2冊目を購入した。

5657声 スマイルスマイル! 

2023年12月03日

数年ぶりに「中之条まちなか5時間リレーマラソン」が開催された。どんなイベントかと言うと、名前のまんま。群馬県中之条町のまちなかで、5時間リレーマラソンをするのだ。コロナ禍では中止せざるを得ないイベントだったに違いない。この夏に見た中之条町の夏祭りでも思ったのだが、参加者たちのたくさんの顔に「数年我慢した後のハレの日」的なはつらつさを見ることができた。

タイトルには含まれないのだが、「仮装」もこの大会の大事な要素。必須ではないが、凝った人たちはほんと「欽ちゃんの仮装大賞」ばりに(例えが昭和)気合が入っている。リオのカーニバルみたいな露出衣装を着て走るおじさんや、着ぐるみを着て走る(歩く)人、仮装大賞を獲ったのは(そういう賞もあります)ゲゲゲの鬼太郎のチーム仮装だった。目玉の親父は段ボールで作った巨大茶碗を腰に持って走ったらしい。

数年ぶりの開催で数年ぶりに撮影ボランティアとして参加したのだが、コースの途中、写真を撮って掲示するサービスがあり、カメラマンの隣でその相方?らしきおじさんが走ってくるランナーに対して「ほら、写真撮ってますよ!スマイルスマイル!」と絶えず声出しをしていて、そばにいた友人と共にその声出しおじさんを微笑ましく見ながら

あ、コロナ禍は過去なんだな

と今更ながらに思った。

5656声 成功者

2023年12月02日

アートに詳しくない、という人も、奈良美智という名は聞いたことがあるのではないか。名に覚えがなくても、あのちょっと目つきが悪い子どもの絵、は一度は見たことがあるに違いない。

群馬県渋川市にある美術館「ハラミュージアムアーク」では、奈良さんの作品を常設展示している。今現在、奈良さんの故郷である青森の「青森県立美術館」で彼の大規模な個展「The Beginning Place ここから」を開催しており、渋川にあった奈良さんの作品も青森に貸し出されている。その間、新たに映像や写真、ドローイングを展示するというので、本人がそれを展示する様子やインタビューを撮影させていただいた。

奈良美智インタビュー(Full Ver.)原美術館ARC

そして今日は、県外からも多くのファンを招いてのトークだった。撮影のために機材を運び込む。トーク会場が奈良さんの彫刻作品をはじめ、プライスレスな作品が展示された展示室というのだから撮影もちょっと緊張した(壁際にカメラ置いたりしたからね)。

青森の展覧会もあり、話は青森での奈良さんの幼少期の話から始まった。昭和34年生まれの彼。田舎で撮られた生まれた頃や子ども時代の写真を見るに、日本アート界のトップランナー的な華やかさはない。もともと美術家を目指していたわけでもなく、絵が上手いよねと周りに言われて(なんで皆下手なんだろうと思っていたらしいから流石だ)美大へ進んだ。小学校の頃の集合写真を見て、驚くべきことに名前を今も覚えていて、だれだれはこうで、だれそれはこうで、と話している様子を見て、子どもを描き続ける彼の中ではきっと今も、その頃の思い出が大切なのではないか・・などと撮影しながら話を聞いていた。

「(今は)写真が面白い。キャンバスを貼ると、絵を描かなくちゃいけなくなるから」という話には、絵の成功者であることの辛さもあるように思った。多くの人が画家・奈良美智を求める中で、それに応えていた時期もあったろうし、子どもたちと一緒に絵を描いて値が付かないような作品を作る今もあるし、むしろ人のためにではなく自分のために描いていくこれからが続いていくのだろう。

成功者であることの辛さ・・・一度は味わってみたいなぁ・・・

5655声 12月1日

2023年12月01日

業者の方を家に招き入れ、お隣さんに事情を話す。長姉の到着を待って、共に銀行、役場で手続きを済ませる。家に戻り簡単に昼飯、母に留守番を頼み、姪っ子たちも乗せて近所のスーパーへ。次姉の好きだった菓子や寿司などを買い帰宅。再び業者の方が来て形式立ったものを行い、入れ替わりで住職が来てお経を上げて下さった。台所で簡単な茶碗蒸しを作り、みんなで晩御飯を食べた。長姉や姪っ子たちが帰り、母と2人。昨晩、次姉が亡くなった。まだそこそこ若いが肺の病で入退院を繰り返していた。外に対して無欲で、自分の世界を生きた人だった。風呂上がりの家は線香の香りで満たされている。

5654声 爆走

2023年11月30日

雲多くも冬ぬくし。昨晩は月がよく見えた。つねにインフルやコロナとニアミスしてきたが、何とか十一月も走り抜けられた。来年の句会の為、事前投句を三句。来年二月締切の同人作品用の作品をまとめはじめる。定例のWEB句会も投句を済ませ、あとは先日の鼎談の校正が来ればはやく確認したいところだ。人気作家の作品について、やや辛辣な発言をしてしまったが、それは本当にそう感じたのだからその通り掲載して欲しいのだが、本文に起こしたときにニュアンスなどが気になっている。本当のことだからそれでいいのだ、ということでは相手に真意は伝わらないのである。文章も俳句もそう。さて、明日から師走。明日からの担当は、今日も爆走しているであろう岡安氏です。

5653声 金沢の肝臓

2023年11月29日

雲多めながら、この時期にしては暖かな一日。健康診断の結果が最悪だった。その内容は、肝臓の数値と中性脂肪が多いという、完全に自業自得なものであった。とりかかっていた同人誌の原稿にケリを付ける。これでとりあえずはひと段落。WEB句会に十句投句。週末の句会、こちらはリアル句会なので、当日までに句を作らねばならない。句会の前日に金沢にいくことになっているので、そこで作ろうと思う。やはり句も鮮度が大切である。この時期は雨続きで、滞在中もおそらく雨だろうが、さて雨でできるかどうか。そして、金沢なので、肝臓の数値が悪くなることは半ば仕方あるまい。そういえば、昨日が芭蕉の命日であった。合掌。

5652声 苦笑

2023年11月28日

朝方は霜が降りるくらい寒かったが、日中は暖か。何気なくyoutubeで俳句関連の動画を観ていたら、自分の名前が出てきてぎょっとした。句集の朗読であったが、のっけからタイトル名が間違っており、やや苦笑しつつ視聴。引き続き、原稿の手直し。ややきつい表現が多く、こちらの方も自分で自分に苦笑。

5651声 落ち着くものと落ち着かないもの

2023年11月27日

朝方には雨が降ったようだが、冬麗の一日。ここ数日なんだか目まぐるしすぎて落ち着かない。歯の方はだいぶ落ち着いたが、先日、群馬へ帰った際に道端で盛大に転倒してしまい、擦りむいた。今はそっちの方が痛い。昨夜のZoom句会に参加していた知り合いにおそるおそる感想を聞いてみると、お世辞を引いてもなかなか上々だったようで、すこし安堵。苦戦している原稿の手直しを少しづつ進める。