日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和7年度は4月(す)5月(堀)6月(坂)7月(ぬ)8月(岡)9月(す)10月(堀)11月(坂)12月(ぬ)1月(岡)2月(す)3月(堀)の順です。

5906声 食べ比べ

2024年08月08日

昨日、なまはげまんじゅうともみじ饅頭の食べ比べをした。お土産にいただいたものが偶然揃ったため食べ比べとなった。

確かに味は違うが、うまく表現できない。

もみじ饅頭のほうが皮の部分が少し柔らかい。

どちらも、こし餡で、この餡が印象を左右するかもしれない。なまはげまんじゅうは皮の部分もそうだが、餡も、もみじ饅頭よりは少しかため。手できれいに割ることができる。

もみじ饅頭の餡は少し粘り気を持っていて、割るとちょこんと尖る感じ。

味については、甲乙つけがたく、どちらも美味しかったことは言うまでもない。

ごちそうさまでした。

5905声 反応しない練習

2024年08月07日

昨日、出勤の途中で恵比寿屋のご主人に会う。

朝のあいさつを交わすのもそこそこに、「魚、用意しておくから。一年に一回の楽しみだからね。寄ってってね」と声をかけられる。

「いつもありが・・」というくらいで、ご主人は店の中へ。

お店の準備で忙しいところ、声をかけていただいたのだ。ありがたい。

今年も鮎がいただけそうだ。

ということで、職場へ。

最近は、いろんな案件が舞い込んでくる。都度都度、鋭く反応しているともたないような案件の連続。

『反応しない練習』を読んでおいてよかった。

必要なのは、正しく理解すること。特に自分自身の状況を正しく理解すること。

そして、まわりの反応しすぎる人たちを眺め、状況を正しく理解することに努める。

こうすることで、平静を保つことができる。

正しく理解し、反応しない。

または、反応してしまっても、反応した自分を客観的に観察し、理解するよう努める。

この繰り返しである。

5904声 マスク

2024年08月06日

昨日は、眼科の受診日。

緑内障の診断を受け、治療をはじめてからおよそ1ヶ月目の受診。

わたしが通う眼科の医院では、今でもマスク着用を求められる。

ということを、医院の入り口で、ふと思い出す。待合室にいる人を眺めると、みなマスクをしていた。

ということで、慌てて、カバンに入っていたマスクを取り出し、久しぶりにつける。同時に、なぜ、カバンにマスクを入れていたのか、を思い出す。こういうときのために入れていたのだ。

多くの医療現場では、今でもマスクの着用が必須らしい。

ということで、無事に受診が終了。

あとで、カバンのマスクを補充しなくてはならない。

マスクをしたまま表にでたら、ものすごい湿気と熱気で息苦しくなった。

はやく涼しくならないかなー。

5903声 能登塩セゾン

2024年08月05日

昨日、金沢駅のORIENTL BREWINGで飲んだ能登塩セゾンはおいしかった。

白山登山の折には、登山前、登山後、または両方(笑)だいたい寄ってしまう、そして、酔ってしまう、金沢駅のORIENTAL BREWING。

ほぼ毎回、能登塩セゾンはいただく。

今回は、下山祝が西金沢駅前だったので、IRいしかわ鉄道を初体験し金沢駅まで移動。。山行き旅のしめくくりの金沢駅でのひとときに、ちょうどいい塩梅のビール。

5902声 ツムラ68

2024年08月04日

昨日は、2年ぶりの白山。

学生時代の同級生を中心としたメンバーでの登山だ。今回は、総勢18人ということで過去最多のパーティーとなった。

個人的には、トレーニングがほとんどできず当日をむかえてしまい、終盤、足がつりそうになる。

仲間からツムラ漢方68をいただきしのぐ。効果てきめん。効くという話は知っていたが、実感したのは初めて。そのため自分では持っていなかった。

来年からは、常備する、と決意しながら室堂に到着。

ツムラ漢方68は、素晴らしい。自分の白山登山チェックリストに追加することをわすれないように、ここに記して、本日は終了。

5901声 大きな背中

2024年08月03日

昨日、新幹線の中で柚月裕子さんのコラム「夏の大きな背中」を読んだ。

岩手県三陸にあるお父さんの実家に行ったときの思い出話だった。

子どもだった柚月さんは、海が近いこともあり、海水浴が楽しみだった。そんなある日、お父さんにおんぶしてもらい、沖のブイまで泳いで行ったときの、お父さんの大きな背中を思い出す、というものだった。

スケールが違うが、わたしにも似た思い出がある。平泳ぎする父の背中に乗って流れるプールで遊んだというものだ。

柚月さんは、不安になったり、迷ったりすることがあると、お父さんの大きな背中を思い出し、人生という航海の羅針盤としているようだが、わたしはこのコラムを読むまで忘れていた。

思い出しただけよしとしよう。

そして、いちおう父であるわたし自身が、子どもたちにこのような背中を見せることができたかは、はなはだ心もとない。

5900声 カフェオレ

2024年08月02日

しばらくの間、コーヒーはホット派であった。夏でもホット。

空調で冷えた身体にホットコーヒーは、バランス的にもいいとおもっていたのだが、近年の夏の暑さでアイスコーヒーを飲むようになった。

そして、アイスコーヒーはホットコーヒーより味に差があることを知る。

差というより、好みでない味のものに出会う確率がホットコーヒーにときより高くなった気がする。

ということで、夏はアイスカフェオレかアイスカフェラテをもっぱら飲むようになった。

ミルクがコーヒーの味の差を紛らわせてくれる。

アイスコーヒー単体で好みを外れたときのダメージを和らげてくれる。おかげで、大外れが少なくなった。後味がすっきりしないのが弱点だが、好みでないコーヒーを飲むよりはいい。

ほうぼうでアイスのカフェオレを飲んでいると、ときどきとても美味しいアイスカフェオレに出会う。

そしてお気に入りの店もできた。

書いていると飲みたくなる。近いうちに行けるといいな。

5899声 違和感

2024年08月01日

8月に入った。毎日暑い日が続く。

月はじめの本日は、会議が4つ。つつがなく終了。1つ目の会議は短すぎて、2つ目の会議の話題となるほど。円滑を通りこして、簡素化され過ぎ。もう少し活性化したほうがよいとはおもう。さて、いかがしたものか。

ということで、鶴のひとこえを書きはじめ、投稿しようというところで、違和感が・・・

違和感の正体は、声数。用意していたものとずれている。

6と9は似ている。

少しずつ直しますね。

5898声 ひそかな夢

2024年07月31日

2024年の7月も終わり。変わらず料理とビールに向き合う毎日。やれることの量も数も日々少なくなっているが、ある程度ペースを自分で調整できるからこの2つにだけは集中できている。それも周りの人たちがいるからできる。自分一人ではそれすらできていないだろう。料理とビールが少しでもおいしくなることの他に望むものはあまりない。ただ一つだけ、ひそかに思っていることがあって、もう一度海外に行きたい。それもできれば仕事として行きたい。行き先はフランスのボジョレー地区。好きなガメイ生産者に、鮨を食べながら彼らの造るワインを飲んでもらいたいのである。もちろんその時は日置桜とシンキチのビールを持っていく。ひそかな夢のつもりだったがささやかな夢でもない。こうして書いておけばいつか叶うかもしれない。

5897声 父の帰宅

2024年07月30日

母が白内障の手術をしたため眼科への送り迎え。一週間かけて左右の目を手術し、その間父は一時宿泊を受け入れてくれる病院へお世話になる。こういうことでもないと実家へ帰らない私には実家へ帰るいい機会となった。久しぶりに帰った実家の庭は草ぼうぼうだった。庭仕事は少し前まで父の仕事だった。父は几帳面だからいつも庭がきれいになっていたものだが、急に足腰が弱くなり庭仕事ができなくなって一年くらい経つ。その後は母がコツコツやっていて、けれども季節は夏になり最近の猛暑続きで、また今回の目の手術もあり思うようにできなかったようだ。きれい好きな両親だからうまくできないのはストレスだったろうと思う。母の診察が終わり家に戻り父を待つ。病院に預けられていた父が一週間ぶりに我が家に帰ってくる。母によればこの一週間、父から度々電話があったそうだ。内容はだいたい病院の文句と、一週間も泊まるなんて聞いてないというこれもまた文句で、目の手術の心配など一つもなかったという。病院の車が家に到着して、付き添いで来た病院の方にブツブツ言いながら前かがみの父がよたよたと歩いてくる。どんな文句が始まるのだろうと母と玄関口で出迎えると、満面の笑顔で「お母さんのおいしい料理を食べに帰ってきました」だって。なんだ、上機嫌じゃないか。「あれ、誰かいるな」いつもはいない息子に気づいて、家に入るやいなや、早速病院の食事がおいしくなかったことをこぼし始めた。「あれはも〜地獄だよ。これも人生のいい経験だと思って頑張りました。でもほんっとにまずいんだから」母がプリンを冷蔵庫から出してきて、「そんなにまずいものばかりだったらおいしいでしょ」と聞けば、「とくに、おいしい」と返す。なんだか元気そうでよかった。そういえば、久しぶりに間近で見る父の顔は亡くなったおじいさんにとてもよく似ていた。自分もきっとこんな顔のおじいさんになるのだろう。

5896声 シンちゃん共演

2024年07月29日

鰻が終わって鱧がスタート。毎年そうだがシーズン初めの骨切りはぎこちない。頭と骨で出汁をとってお椀にする。炊いた冬瓜を薄切りにして青柚子の皮を振る。一品目にはイシガキガイ。素麺かぼちゃと枝豆、プラムと合わせてトマト出汁のゼリーをかける。お造りはトビハタ。蒸した万願寺とうがらしのせん切りを添えてすだちの割醤油で。献立が変わるときは慌ただしい。蛸を炊いて。鮑も炊いて。今日の握りの目玉はシンコとシンイカ。シンちゃん共演。細かい仕事が続く。

5895声 パリオリンピックの夏

2024年07月28日

まったく動きが悪く頭の回転が鈍い。コツコツやるしかない。そういえば最近ハエを見ない。ハエはどこに行ったのか。

5894声 デパ地下でくつろぐ

2024年07月27日

高島屋の地下にコーヒーを飲める場所がある。デパ地下のレイアウトそのまま、食品売り場の一角が通路に面してカウンターになっている。初めはこんな通路端で落ち着くのだろうかと半信半疑だったが、思いの外くつろげる。お客様は高齢の女性が多い。そこに混じって主に献立をまとめる時間として利用している。他にも大事なことがあって、デパートだから空調がしっかり効いているため体温調節の時間に最適なのである。夏は身体を冷やすのに、冬場は身体を暖めるのにいい。自宅が古い造りだから夏バテしないように高島屋に行っている。

5893声 若者一人鮨

2024年07月26日

若い男性が一人でご来店。育ちのよさそうな静かな物腰の青年だったがよく食べよく飲んでくれた。聞けば22歳とのこと。それにしては落ち着いている。自分のその頃と比べるとまるで別物である。鮨が好きで時々食べ歩くらしい。シャリがおいしいと言ってくれたが、この酸っぱいシャリがおいしいと言うのだから面白い若者である。興味津々でいろいろ聞いてしまった。迎えは母親が来てくれるのだそう。そういうのを聞くと少しほっとする。迎えに父親も一緒に着いてくることになったらしく、高崎で合流して親子3人で改めて一杯飲むことになったそうだ。いい家族だな。

5892声 池本惣一

2024年07月25日

べにやでやっている池本惣一展へ。砥部焼の作家で李朝風の枯れた白磁が好み。と言っても作品を実際にみたことはなく、あくまでネット上にある写真でしか見たことはない。地下鉄を乗り継いで駒場東大前まで。降りた途端に熱風林に来たかのような暑さだった。作品展の会期はすでに後半だったため品物は少ないかと思ったが、そこそこ揃っていた。やはり実物はいい。いわゆる砥部焼の、あのつるんとした感じにはない陰影がある。いいものにはくすみがあるんだよな。小ぶりの飯碗を8個購入。夏の冷やし鉢によさそう。

5891声 トマト

2024年07月24日

コースの中でトマトを使えないかと考える。洋食色の強いトマトを和食の中で使うには、定番となっている和食技術、例えば天ぷらのタネにするとかすき焼きの具にするとか、そういうふうに使うか、あるいはトマトの外観をなくして、味だけを抽出して使うかのどちらかだろうと思う。今回はトマトを潰して濾して、透明な汁だけを出汁代わりに使うやり方を試す。みりんと薄口醤油で味を調えると、鰹出汁の八方地にすだちを絞ったような清涼感のある味になる。枝豆も合いそうだしとうもろこしも合いそう。ハモも合いそう。

5890声 横目

2024年07月23日

顔は動かさずに目だけ動かして横目で人を見る仕草に出会うたびに、本人は自分がこちらを見ていることに誰にも気づかれていないと思っているような気が勝手にしてしまう。こっそり覗いている、という雰囲気が漂うのである。もちろんその横目は敵意のない横目の場合だが、こっそり覗いている気になっていると思うと妙にかわいらしく、いとおしくなってしまう。

5889声 癖はなかなか治らない

2024年07月22日

自分の意見を言うことに囚われすぎると、とりあえず否定するという最悪の癖が身についてしまうということがある。それはもっと巻き戻すと、とりあえず否定してしまう人は自分の意見を言い過ぎる他者と一緒にいる必要下にある人なのかもしれない。やるせないと思うのは、もう周りには自分の意見を言い過ぎる他者はいないのに、とりあえず否定する癖だけが身に付いてしまい治らない場合である。それにしても今日のトビハタはおいしかった。