夜降った雨が朝日を浴びて蒸発というか、霧になってゆく清々しい朝であった。私はといえば、もうくたくたになって帰宅。いかんと思いつつも、深夜に冷たい麦酒などが飲みたくなり、致し方なし。今日は半年契約の予定の書評原稿の初回に取り掛かる。70代、80代の句集出版が多い。おしなべて立派な経歴の人たちである。そのなかに不純な人がいたら面白いのにな、などと思いつつ、立派な句集に付箋をつけていく。
2021年10月28日
夜降った雨が朝日を浴びて蒸発というか、霧になってゆく清々しい朝であった。私はといえば、もうくたくたになって帰宅。いかんと思いつつも、深夜に冷たい麦酒などが飲みたくなり、致し方なし。今日は半年契約の予定の書評原稿の初回に取り掛かる。70代、80代の句集出版が多い。おしなべて立派な経歴の人たちである。そのなかに不純な人がいたら面白いのにな、などと思いつつ、立派な句集に付箋をつけていく。
2021年10月27日
曇りのち雨。インドの青鬼の二缶がよく回ってしまい、夜は何もできず。どうもこう酔ってくると、気が付くと昔好きだった映像やら音楽やらをだらだらと観てしまう。確か、堀澤さんもそんなことを書いていたような気がする。YOUTUBEに潜り込んでいると、すぐに小一時間くらい経っているので恐ろしい。
2021年10月26日
雨のち曇り。年末に向け徐々に切羽詰まってきた。東京都など首都圏4都県と大阪府は昨日、飲食店への営業時間短縮要請が解除されたので、ひと安心である。今日もしかりだが、夜8時以降に店入れることがこんなにありがたいことかと、おそれいった。ラーメンなど啜って帰宅。昨年出した句を今年も出すという失態をおかしてしまった。校正の段階で編集者に気が付いてもらえて、こちらもまたひと安心であった。
2021年10月25日
晴れのち曇り。午前中に胃バリウム検査をやったので、午後は若干、腹痛に苦しむ。今年もあと二月ほどとなり、カレンダーを眺めていると、いろいろと焦燥感がこみあげてくる。夕食に崎陽軒のシウマイ弁をつまむ。「この味この味」と舌鼓をうちながら。
2021年10月23日
秋晴れながら風が強い一日。予定通り、朝から前橋に向かい、急遽の予更で群馬県庁へ。32階のカフェで取材を受け、昭和庁舎で写真を撮った。上手く伝えられただろうかと自問しながら、県庁をあとにした。
2021年10月22日
終日、冷たい雨で弱る。贈り物が届き、箱を開けると缶のクラフト麦酒。好きな物を公言していると、こういう嬉しいことがある。どんな味だろうか、小さな楽しみがひとつ増えた。
2021年10月21日
いろいろと疲れが溜まっている気がする。このごろすこし太ったのか、先日、仕事中に重い物を持つために屈んだら、スーツの尻の部分が「ビリリ」と気持ち良い音をたてて破けてしまった。外出先だったのでどうにもできず、そのままなるべく壁側を背に歩くようにして、最寄り駅まで何とか帰ってきた。一番の強敵は駅の階段。どうにも階段をのぼっているときは、ぱっくり割れたスーツの尻が丸見えになってしまう。不自然に鞄を尻に当てつつ、背中を丸めて階段をのぼるみじめさったらない。ぴちぴちのスーツにはご用心を。
2021年10月20日
快晴なれど風強し。俳句の雑誌の対談の用で、飯田橋のK社へ。行く途中に美味しそうなラーメン屋があり、いつも暖簾を潜ろうと思うが、まだ実現していない。たっぷり話そうと思ってのぞんだが、これでよかったのかと、不安になって帰路につく。コロナの関係で、リアルの対談というか取材というかは、久しぶりだと編集長がいっていた。当意即妙とまではいかないにしろ、実際、相手の表情の機微などが追えない状況での会話はつらい。そうった意味で、今回リアルでできたのは良かった。
2021年10月19日
降ったり止んだり、雨の一日。巷ではマフラーを巻いている人などもちらほら見かけ、晩秋の色が濃くなってきた。原稿の直しなどをちまちまやりつつ、寒いためかやる気が削がれ、散漫になって寝る。
2021年10月18日
すっきりと秋晴れ、きりりとした風の冷たさ。週末の予定調整がほぼ終わり、ひとまず安心。やはり、リモートではなく、実際に出向くことにした。思えば、J新聞本社に行くのも久しぶりである。いろいろと思い出すことがある。手を付けていないことが多く、このごろ常に焦燥感。
2021年10月17日
朝から雨で、肌寒い一日。まぎれもなく晩秋の感。午前中は昨日の句会報やもろもろの予定の調整をして、午後はばたばたと買い物に出かけたら、もう一日が終わっていた。これもまた、晩秋の感である。来週は俳句の件で対談があるが何も考えていない。なんだかそわそわしてきたが、考えたところで、整うはずもない。
2021年10月16日
定例の句会を終えたのち、WEB句会準備のため夜から茅場町へ。帰宅後は寝不足と疲労で心地よく麦酒の酔いがまわった。心地よすぎるのも考え物で、YOUTUBEで数珠つなぎに動画を観ていて、また夜更かししてしまった。
2021年10月15日
すっきりと秋晴れ。書評の丁寧なお礼などが届き、いささか困惑するもありがたし。早く寝ようと思っていたが、酔眼でそのお礼状を書いていて、すっかり夜更かししてしまった。
2021年10月14日
天気は回復して晴れ。清々しい気候だが、季節の変わり目で寒暖差が激しい。このところ、朝食は胃薬、夜食も胃薬。俳句をやっているせいもあってか、カメラを使うことがあまりなくなった。一昔前は、出かけた先で気になる景色など見かけた際は、コンデジでパシャリとやっていたが、いまはスマホでも撮ることは稀である。その代わり、句に残っている。もっとも、その大方を捨ててしまうが。
2021年10月13日
終日、雨。秋冷といえる肌寒さ。おせっかいを焼いて自分の首を絞めることに。感染症の流行も下火になってきたようで、街の酒場通りなど、ほのかににぎわっている。句集にまつわるエッセイに手を付けはじめる。
2021年10月11日
すっきりとした秋晴れ。生活上、今月はいろいろと変化することが多い。毎年咲く花は同じように見えるが、それを見に来る人は、年々同じではなく、すぐに白髪になってしまう。そんな中国の詩があったことをふと思い出した。