今日は直前に入った予約で若い男性一人のお客様。仕事の忙しい日が続きご褒美で鮨を食べに来たとのこと。市内にお住みらしい。鮨がお好きなようでそれは食べ方を見れば分かる。鮨を楽しみたければ咀嚼するようになる。一口完結型の料理だからこそ口の中の変化が楽しみの一つとなる。ネタによりシャリの違いにより店ごとに印象は変わる。そういう意味では同じ噺でも演者が違うと別物となる古典落語に似ているかもしれない。黒酢のシャリだと伝えたら中華料理の話になった。そこから紹興酒の話になり、ヴァン・ジョーヌの話になり。こうしてお客様と味の話で時間を過ごせるのは満たされる気分になる。

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