日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

4756声 自販機

2021年04月16日

新前橋駅前、高橋与商店という酒屋の自販機がちょっとしたブーム。普通のナショナルビアとならんでクラフトビールが売っている。おきらく亭のビジネスモデルを根幹から揺るがす存在。今はY.MARKET BREWINGが4種類。帰りの電車の前になぜか呼ばれてしまう。お気に入りはLupulin Nectar。柔らかな口当たりで驚くほど飲みやすい。外で飲めないおじさんのささやかな楽しみ。

4755声 RPG

2021年04月15日

連日の幹部協議。断っておくが、ドローンの話ではない。RPGのようにだんだん階級があがっていく。それぞれにキャラがあり、事業への理解度に差があり、人間だから相性もある。当然ながら新任の場合は意外な地雷等の情報収集をしつつ、その階級がもつパワーを食らわないよう、説明の仕方も微妙に変えて笑顔でゆったり構えながら、内心ハラハラで進んでいく。今日までで3階級をクリア。ボスまで後3階級。多すぎる。ボクシングのすごいチャンピオンだってせいぜい4階級でしょ。

4754声 ドローン②

2021年04月14日

ちなみに、人を乗せることのできるパッセンジャードローンについては、2020年代半ばから、地方での実用化が想定されている。空の産業革命の覇者になろうと、Uberを始め、世界各地で機体開発と実証実験が行われている。群馬が先進地としての地位を築くために、先行してできることはいくらでもある。問題はどこまでリソースを割くかという覚悟。

 

4753声 ドローン①

2021年04月13日

ドローンの活用について調査報告をした。3月の航空法改正の閣議決定により、今年度中に遠隔操作により目視外飛行、いわゆるレベル4の飛行が可能になる。これで、民間企業もようやく採算ベースにのるサービスが提供できるようになるだろう。

4752声 注射

2021年04月12日

今日は娘が両腕に4も予防注射をしたという。帰宅した際に妻から、全然寝ないし、抱き上げてないと泣くという。いつものように妻に代わり娘の相手をするが、確かに少し落ち着きがない。お風呂は大好きなのに、珍しく入浴中にグズっている。風呂上がりはミルク飲んでぐっすり眠るのに、今日は目を見開いている。余程、怖い思いをしたのだろう、注射4本は大人だって嫌だもの。

4751声 お食い初め

2021年04月11日

今日は生後100日ということで、お食い初めをした。一生、子供が食べることに困らないようにと願うらしい。お祝い膳は、日本古来の献立「一汁三菜」が基本らしく、鯛など尾頭(おかしら)つきの魚と、赤飯、吸い物、煮物、香の物と、先日のお宮参りで拾ってきた高崎神社の石で、「歯固めの石」を妻が用意。こんな品のある漆器が家にあったとは。美しい膳を家族3人で囲み、ささやかに娘の健やかな成長を願った。

 

4750声 CSF動員④

2021年04月10日

だんだんと減ってゆく豚に常ならぬものを感じてナーバスになる豚もいるが、大半の豚は自分の死が身近に迫った状況でも昼寝をしたり、床に落ちた餌をあさっている。産まれて初めて開いたゲージの扉に、例外なく戸惑う。膝を折り頑なに出るのを拒む豚もいる。ただ、後ろから馬蹄形の器具でお尻を叩かれると、いやいやながら通路に出るのである。約20mの直線。恐らく生まれて初めて走ったと思う。よたよたと、でも少し嬉しそうに走る後る姿は忘れられない。「お逝きなさい」。直線を曲がれば電気ショックが待っている。この作業に夕方から深夜まで従事。帰宅したのは午前3時。

 

4749声 CSF動員③

2021年04月09日

豚は身動きの取れないゲージの中で一生を過ごす。速成で太らせるために食っちゃ寝を繰り返し、およそ4ヶ月で出荷できる大きさに成長させられ、出荷される。美味しい肉を安くという人間の欲望は、経済合理主義の行き着いた形として、超過密、超速成の養豚システムを確立した。故に病気が流行ってしまったらあっという間に集団感染してしまうのは自明の理である

4748声 CSF動員②

2021年04月08日

作業は主に3グループに分けられる。豚舎の狭いゲージに入れられた豚を屠殺現場まで追い立てるグループ。実際に電気ショックと注射による投薬で殺処分する獣医師グループ。そして、屠殺された豚に袋をかぶせフォークリフトに乗せるグループ。私は豚舎の豚を屠殺現場まで追い立てる役に。

4747声 CSF動員①

2021年04月07日

前橋市内で発生したCSF(豚コレラ)。昨年の高崎に引き続き殺処分の動員に。今回は前回より多い1万頭とのこと。夕方にバスに乗り込み、現場近くの体育館で防護服に着替える。防護服はインナーとアウターの二枚。それぞれフードがついている。マスク、ゴーグル、長靴、手袋をして、接続部分をガムテープで目張りして支度は完成。肌の露出部分はほとんどない。そんな一団が黙々とバスに詰め込まれ現地まで運ばれる。

4746声 現実逃避

2021年04月06日

倉さんが店長している新しい店が駅構内にできた。厳選された日本酒とシンキチのビアが飲める。久々の倉さんのしめ鯖は絶品。偶然であった炊き火仲間とゆっくり飲んだ。久々に街に出た。明日の気の重たい仕事への束の間の現実逃避。

 

4745声 オートファジー②

2021年04月05日

オートファジーは、自食作用とも呼ばれており、壊れた細胞を掃除してくれ、さらに、その不要なものを材料に新たなタンパク質を作って、細胞がどんどん生まれ変わらせていく。肌つやもよくなるし、体内からアンチエイジングの効果も得られるという。食べない時間を12時間以上確保するだけで、脂肪は燃焼し細胞も若返るとは良いことづくめ。朝という脳のゴールデンタイムに、朝飯の時間を他に振り返られるのも大きい。食べて良い時間は食事制限もないで、好きなだけ飲んで食べられる。糖質オフとか色々やったが、これの方が続けられそうである。いつも若々しい先輩が居たが、確かに朝飯食べない人であった。なるほど。

4734声 オートファジー

2021年04月04日

朝飯を食べないスタイルにしてほぼ2ヶ月になる。要は最後に食事をしてから、次の食までに12~16時間空けることに意義がある。知ってる人も多いと思うが、最後に食べ物を口にしてから10時間が経つと、肝臓に蓄えられた糖がなくなって脂肪が分解されエネルギーとして使われる。さらに、空腹が16時間続くと「オートファジー」と言って、人体の古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせる仕組みが発動する。

 

4733声 一歩

2021年04月03日

先ずは自己責任で身を切って行動すること。多少の失敗は勉強代。それが一番早く能力を身につける方法である。人間はしないことの言い訳を考える天才。有無を言わせずまず一歩。一歩でれば二歩三歩と足が自然と出てくる。って一歩踏み出すまで時間がかかったなぁ。

4732声 自立

2021年04月02日

そんなパワハラ無能上司に、1年とはいえよくまぁちゃんと仕えたと思う。自分ぐらいは褒めてやらないと。耐えられたのは、子供が産まれたコトも大きかったかもしれない。ただ、そんなクソ上司と1年仕事をすることが全くマイナスであった訳ではない。今まで割と恵まれていたので、あんまり真剣に考えて来なかったが、組織で働くということは、働く場所も、時間も、付き合う人間も、評価軸も全て自分でコントロールすることができないという現実。嫌なら辞めるしかない。今回、たまたま1年で終わったが、これが3年続いていたら無理だっただろう。そういう意味で、経済的自立を確保しておくことは、自分の尊厳を維持するため、自由な人生を生きるために、最低限必要なことだと痛感している。

4731声 スタート

2021年04月01日

また新たな1年が始まった。組織で働くせいもあるが、4月1日はいくつになっても緊張するし特別な日だ。新しい上司、同僚。昨日まで毎日顔を合わせていた人のとの別れ。

昨年まで仕えた、仕事をしないパワハラ超自己チュー上司からの解放は感慨ひとしおである。いなくなってどれだけ抑圧されていたかが分かる。紙切れ1枚で、どんなに嫌いな人間であっても毎日顔を合わせて、仕事をしなければならないのがサラリーマンの宿命。

4730声 未帰還

2021年03月31日

いつもマメに投稿せずに月の最後にバーッと思ったことを書くことが続いた「めっかった群馬」。今月も最後の10日はやはりそうなったが、今月はわりとマメに書いてみた。今月はまさに「1日1つずつ仕事を終えていく」気持ちだった。それも「そこまで溜めてしまった」僕のだめさの反映だし、そんな状態であっても仕事が続いているのは、周りのみなさんの協力あってのものだと思っている。感謝。

 

僕は今月をサバイブできたのだろうか。まだあちら側から帰って来た気がしない(そういえば、今月一度も酒を飲んでいない)。あと1年は、自虐的なようでもあるこのようなガムシャラな日々が続くと思っている。でもその先は・・

 

昨日、前橋文学館の萩原朔太郎像の前で、子ども2人にカメラを向けるお母さんがいた。朔太郎のポーズをまねて子どもたちが顎に手を添える。撮影の掛け声は

 

「はい、さくたろー」

 

なにそれ可愛すぎ。4月は、桜を見ながらビールを飲むよ。

4729声 てんとう虫

2021年03月30日

時間の経過が早すぎて、まだ春を受け入れる心持がないのだけど、いつのまにか車内に入り込んだてんとう虫をみて、現実を諭された。