日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和2年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

3732声 風呂と散歩と珈琲

2018年01月31日

デパートの搬入は朝8時に始まる。この時間をめがけて配送業者が方々からやってくる。搬入口に止められる車は、せいぜい5、6台。この開門一組目に間に合わないと、次は早くても15分~の時間を待つ。どんなに寝るのが遅くとも、8時に間に合わせなければそのあとが詰まってくる。そんな暮らしをはじめてもう少しで4ヶ月になる。このお陰で、夜更かししなくなった。配達を終えて、散らかった書類をバックに積めて、スタバへ。スタバで書類整理ができる時間を作れるようになってきた。今日はオーパの出勤がないので、スタバをあとにしてさくらの湯へ。スタバからさくらの湯は、歩いて15分くらいか。朝は氷点下の寒さだったが、陽も高くなり穏やかな日差しが心地よい。久しぶりのさくらの湯。やっぱり暖まる。いいお湯だった。散歩と風呂は昔からだが、そこに珈琲が加わって、人生は楽しくなった。最近多少時間ができて飲みすぎていた身体には、いい休息になったかもしれない。新年の1ヶ月は、じりじりとしたストレスと共に、あっという間に過ぎた。最後に少し、気分だけでも落ち着けてよかった。次の出番の時にはおそらくもうオーパにはいない。また、ぐずぐずと動きの鈍い生活を送っているかもしれない。

3731声 お茶っぴき

2018年01月30日

誰も来ない。

3730声 ひとり咲き

2018年01月29日

対話には、別に成り立たなくても構わないでいられる対話と、成り立たないと困る対話、とがある。仕事や生活に密接な対話であればあるほど、成り立たなければ困る。誰かと誰かが対話をしていて、それが成り立たないとき、その状況は様々だろうが、ことごとく話のポイント、論点、話題の中心がずれていく、というのがある。とりつく島がなくなるとはまさにこのことで、つかまるものがなにもなくてただ沈むしかない、なんていうときの感覚は、きっとこんな感じなのかもしれないと思いながら、ずれていく話に立ち会う。CHAGE&ASKAの「ひとり咲き」という歌にもあるが、ずれていったその先はたいてい、壊れる、しかない。関係は壊れているのにひとり咲く、などという状況は、そんなの誰が本意なものか。

3729声 飲兵衛の願い

2018年01月28日

酒が急に効いてくる日がある。徐々に酔いが回り、目が半座りになり、腰が立たなくなって、という順番を踏まずに。ガクンと、急に視界にモヤがかかったようにぼやっとなり、身体が重くなる。いよいよだめか。まだ飲めなくなっては困る。

3728声 不安定な暮らし

2018年01月27日

風呂のお湯が出た。よかった。朝風呂に入り、醸造所で樽詰の準備をして、オーパへ。ランチを終えて醸造所に戻り、樽詰。そのままそこで夜営業。こういう暮らし、何年か前にも伊勢崎と高崎の往復で、していた。まだおんなじか、というのと、まだできるね、という気持ちとあるが、この整理もつかず安定もしない暮らしについては、半ば諦めの気持ちで、受け止めている。

3727声 風呂

2018年01月26日

毎日は、風呂に入れていない。勤務と醸造、睡眠、うんこ、酒、そんな序列があって、その次か次くらいに、風呂が来る。一日はやることの優先順位でできていて、優先順位の高いものから終わらないと、下位の順位のものは放っておかれる。せめて風呂までくらいは、到達したい。そう思っていた矢先、よし入ろうと思ったら、水道が凍ってお湯がでなくなった。だったら他のことができるじゃないか、とはなかなか思えない。毎日は入れないたまの風呂、というのは、とても楽しみなものなのである。凍った水道はいつ溶けるのか?

3726声 凌ぎ時

2018年01月25日

寿司の日。予約をしてくれたグループのお客さんがいたため、シャリもネタもほとんど終わった。仕込んだものが終わることは、飲食店員の精神安定に大きく関係する。寿司を握っている時間は、夜の19時すぎから21時半くらいまでだが、このところその時間の7階はほとんどガラガラ。おそらく8階も一緒。つまりオーパのレストラン街は、夜に人が来ない場所になってしまってきている。そんな場所で、ビールの店は成り立たない。けれども、凌がねばならない。

3725声 悔しさ

2018年01月24日

店長が連休のため、今日明日は終日オーパ。それにしてもとても暇で、昼間のフロアにお客さんはそこそこいるのだが、一向にうちの店は選ばれない。見向きもされていない気すらする。実は、相当に悔しい。

3724声 デパートのトイレ

2018年01月23日

休憩は従業員専用のトイレ。ここが落ち着く。客用に比べればコンパクトで質素な作り。使うのは店の従業員だから、みなきれいに使う。静かで、何より尻が暖かい。快適だとうんこもよく出る。さっきまでいた外界とは別世界である。そろそろ仕事の時間である。仕事場は仕事場で暖かい。デパートのいいところは、暖かいところだ。

3723声 雪

2018年01月22日

朝から仕込み。糖化後の移動がうまくいかず、いつもの4倍も時間がかかってしまった。スパージングのタイミングが原因かと思う。昼過ぎに雪が降り始めた。天気予報は当たりだった。夕方オーパに向かうときには、すでに少し、積もり始めていた。雪のため、オーパも今日は早じまいらしい。仕事を終えてオーパを出たのは20時半くらい。もうすでに、20センチくらいは積もっていた。散歩の小型犬が、道端の花壇に積もった雪の上を、主を引きずりながら走っている。犬はあれ、何に興奮しているのだろうか?冷たさか。白さか。ひと気の少ない夜の街の雪はなんともきれいだ。

3722声 小春日和

2018年01月21日

朝から樽詰。このタンクは主発酵がジリジリと続いていたため樽詰までに時間がかかった。こういう時はたいていドライに仕上がる。今日は雲のないおだやかな青空。明日雪が降ると騒いでいるが、本当か。昼営業の準備をして、アルバイトにバトンタッチして、散歩。近所をうろちょろ。若松町は高低差があるから歩いていて楽しい。

3721声 Kさん

2018年01月20日

昼はオーパ、夜は若松町。来月北海道に引っ越しをするKさんが若松町に来店。仕事を辞めて、北海道でワイナリーのブドウ栽培に従事するのだという。北海道に行く楽しみができた。咳があまりでなくなってきた。今回は長引いた。

3720声 体の変化

2018年01月19日

今日から若松町が再開。昼はオーパ、夜は若松町。常連さんが来てくれ、賑やかな再開になった。久しぶりに若松町のカウンターに立って、以前と体調も違うのを感じた。オーパ出店で生活が変わったことで、体質も変わったのかもしれない。

3719声 忙しかった

2018年01月18日

普段平日のランチなど数人しか来ないのに、今日はたくさん来た。夜は寿司をやったのだが、ネタもシャリも途中で終わってしまい、今日に限って断る方もいた。結構いた。寿司の時は予約をとった方がいいかもしれない。直前でも構わないから電話をお願いした方がいい。今日は忙しかった。ありがたい。寿司を握りながら、断った方にまた来てもらうためにはどうしたらいいかを考えていた。

3718声 久しぶりの雨

2018年01月18日

昼過ぎから雨。傘をさして方々歩く。

3717声 わかりやすいことしかわからない

2018年01月16日

インターネットの得たいの知れない情報は、いつの間にか疑う余地のないものとして、人間の中に住み着いてしまう。インターネットは、実生活では到底網羅しきれない細かいところまで調べることが出きるが、そこまで到達するまでの間に引っ掛かってくる本当っぽい短絡な情報の壁が多すぎて、まあこれでいいや、に、簡単になってしまう。そうすると、シンプルに検索したときに引っ掛かる情報が勝手に住み着いた人間、になってしまう。わかりやすいことしかわからない鈍さって、そんなところでも簡単に養われてしまう。

3716声 帳簿つけ

2018年01月15日

朝から仕込み。滞りなく昼過ぎには終わった。後片付けをして休んで、帳簿整理。やっと、帳簿に取りかかれる時間ができるようになってきた。苦手分野だが、なんとかしたい。夜はオーパ。営業をしながら、アルバイトのばっちゃんとお燗のつけかたの実験。お燗はつけかたで、味が全く変わることを再認識した。

3715声 富士見のチーズ

2018年01月14日

富士見にチーズを買いに。赤城山の南面道路から一キロくらい上った山の中で、山羊のチーズを作っている方がいる。もうかれこれ20年になるのだという。話を聞きながら試食させていただき、いくつかを購入。チーズは若いものから数ヶ月熟成したものまであったが、今回は若いものばかりをいただいて、自分で熟成させてみることにした。富士見の上の方は、大きな農家がたくさんある。巨大なビニールハウスだったり、近代的な施設だったり。そういう、路面の広大な解放感と、この、まったくもって閉鎖的な山の中でチーズを一つずつ手作りしていることの落差がありすぎて、妙に、このチーズをいとおしく感じた。せっかく富士見に来たのだからひと風呂浴びようと、近くの温泉施設へ。天地の湯という、とてもいい風呂があるので行ったら、割烹着のお母さんが出てきた。なんでも、いま営業を停止しているのだと言う。理由は言わなかった。仕方がないと諦めかけていたら、「今日はいま風呂を入れているからどうぞ。ちょっとぬるいかもしれないけど」と言われた。どういうことかわからないが、とにかく寒いので、入らせてもらうことに。湯を張りはじめてあまり時間がたっていないせいか、やはりぬるい。けれども山小屋風情の風呂の貸しきりは、最高だった。風邪をぶり返さないようにたくさん着込み、お母さんにお礼を言って、帰ってきた。ここは、ワイン用のブドウも作っていて、ブドウができている感じはあまりないが、温泉の眼下にはブドウ畑が広がっている。人もブドウもワインもなくとも、温泉だけは出続けていた。