日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。平成30年前半は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

3831声 リアリティの在りか

2018年05月11日

高崎市美術館で開催中の水野暁絵画展~リアリティの在りか~を見てきた。収めてしまうといびつになってしまう感情、あるいは念のようなものが、人間にはある。再確認したような気分だった。リアリティは違和感と共にある。その源泉は自我や、鈍感か。それしか浮かばない。違和感を抱えなければ、リアリティは簡単に、遠退いていく。今更ながら自分の胸にてを当てて問うてみようとするが、水野さんの絵が離れず、涙しかでない。

3830声 書類

2018年05月10日

目が覚めたら6時過ぎ。今日こそは提出期限を過ぎた酒税関係の書類をまとめるぞと意気込んだはいいが、肝心の書類が見つからない。醸造所と家を行ったり来たり。結局見つからず、根も続かずに、そうして小一時間、勝手に一人で取り乱していたら、見つかった。なんと、やっぱりそこに。酒税関係の書類に関しては、一年前に比べれば少しはわかってきたものの、あまりに量が膨大で、いったいどこをポイントに整理していけばよいのかわからない。つまり、何がわからないかがわからない。これがしんどい。絶対に整理できるようになる。アイスコーヒーがうまい。

3829声 沈酔メモ

2018年05月09日

今日も雨。8時に起きたが、やる気は起きない。2月~4月までのメモをまとめる。

「俺は作品派じゃなくて己派だ」

くだらないという価値観

珈琲は飲んだ以上に小便が出る

いい店を見つけた

酒は酒、お茶はお茶、という明確な区別は、持っていないといけない。しかし、酒だけでいいの?お茶だけでいいの?という問いも、持っていないといけない

特急の切符の買い方がわからない

小麦をもたつき感とはうまい

「わかりずらい」っていう捨て台詞は、「アタシってバカなの」にしか聞こえない

亜硫酸はドーピング

高崎は不誠実ではやれない

紛らわしいとわかりにくいは違う

はじめて茶箱に寄りかかる

ぎりぎりまで熟成した鮪をさくどりして霜降して漬けにすると、うまい

猫は小便が臭い

おい、男

猛烈な自我で違和感を蹴散らしていく、ということもあるのか

鯖と長屋合う

目指さないワイン

マスキングが強すぎちゃう

農作物だからさ

小さな優越感を披露する。性格が悪い

グズに取り合わない

落ち着く、というのと、面白味がある、というのは違う。まず落ち着く。でも面白味もある。それは、深みだと思う

やはり、この酒は合わないと思ったら飲むのをやめるため二日酔いを経験したことがない、というのに、魅力を感じない

骨酒は別嬪

借金を返すという現実はあるが、金を貯めるという発想はない

アルバイトにはお金を惜しまないがギガバイトにはお金を出したくない

チーズのように、無添加漬け物を全国から取り寄せたらどうか

酒を飲むと、帰りたくなくなる

京都醸造のビールは酸化に弱い

いいねなんかいらない

妙にクールなのは違和感

シンプルなあまちゃん思考

茶も道 捨つる道

今日もあり 儲けなくも

ルカノンは酸味とタンニンが強すぎて料理に合わせづらい

酒が抜けていくタイミングで接客できる関さんはすごい

常温サービングを考えていくべき

未来は北海道にある

お膳立てしといてはいどうぞ、は、仕事ではない

ひとこえは、考える時間を与えてくれるもの

考える、は、自分に向き合う、になっていなかったら意味がない

おぎやはぎは憂いがない

大事なのは、芸としてどうか

たどりつきかたがだいじ

今日のおすすめは禁煙です

嘘は真実の影。嘘が写すのは悲劇だけではない。嘘は人の心そのものだから。加賀恭一郎

自分が悲しくなる方を選んでしまう人、は、なぜ、悲しくなる方を選んでしまうのだろうか

そもそも料理は、できたてがうまい。調理から離れたものの宿命である酸化は、劣化に繋がる。けれども世の中には、酸化ははたして劣化か、と、拙速なジャッジを遅らせてくれるものだってある。ワインは、酸化がほんの数時間でエレガントへと昇華することのあるたぐいまれな飲み物である

いろんなものをきちんと食べてくれば気づく。だなんて、いったい誰が決めたのか?

赤貝は青臭い

肉ってそもそも塩分を感じる

昨日今日と二日連続で、気持ちいい対応の店員に出会う

消費されたくない。けれども、消費されてもかまわない、という人に心が動く

消費されたくない。ならば、別に消費されても構わない、というアイテムをもっていろ

一人で飲んできた時間が長い人は、飲むと無防備な顔をする

自然な流れで自然になるのが自然派

白身はビールでもいい

人の意見にたいし、その人が気づいてなくて、でも自分は気づいている真実を、ちゃんと伝えようとする

それが危ういこともある

クラフト、という言葉が流行り。日本人は、流行りだと思うと、平気で言葉を消費する。だから言葉が残らない

仕事というものは、朝から晩までの時間軸と、仕事スピードの変化が、比例する

消費に切なさが加わったら浪費

男の矜持

なぜつゆだくなのか

歌声は、年と共に艶がなくなる

自分にしか興味がない訳じゃなくて、自分に興味をもってもらわないとどうにも立ち行かない状況にあるだけ

多数派にとことん向き合った半年間

ずっと零度をしのいでいたくせに、12℃が寒いだなんて

あ、この人いまの言葉でストレスを感じてるな、と思ったとき、それを繰り返して言う。だとか、トーンを下げる、なんという奴とは、戦わなくちゃいけない

工事申請書取りに「金かかるの?」「はいそうです」簡単に、「そうです」なんて言わせてはいけない

発酵中、もっとガスが抜けるルートを作った方がいいかもしれない

ギムレット?

自我なんてアルコール

都農のピノとロマネのピノは同じ

フワ 肺

まとめたい、と、すすめたい

わかりたい、と、わからせたい

わからせてあげなければ、まとまらないし、進まない。全部説明するって難しい

めっちゃ大事、を確認することからしか、何かを一緒にやる、は、始まらないのではないか

カラオケを途中で止める人は、消費されるのが嫌な人だと思う

ロボットみたいな酒

「哲学書は赤裸々な日記。つらくなるときもあれば恥ずかしくなるときもある」

見知らぬ土地でする立ち小便ほど気持ちのいいものはない

倉林君と八須君は合うと思う

スーパードライがうまくなった

日本のビールの尊厳は、軟水であることにある

 

3828声 金融と人生

2018年05月08日

昨日少し飲みすぎたようで、体が重い。会合の類いとはほとんど関係のない私がほぼ唯一参加している集まりがあって、昨夜はその集まり。私以外はみな金融に直接関係ある仕事の人たちのため、勉強になる。勉強になるのは、金融に関係しているからというより、金融と人生を、同じ土俵で語ろうとする人たちだから、学ぼうという気になる。むしろ、金融には興味がないんだがどうにも避けては通れないその金融に興味を持つには、金融をどう考えたらいいか、という人たち、好き勝手な話し合い、である。だいたいがくだらない話を、大衆酒場の座敷で飲みながら。

3827声 実家へ

2018年05月07日

早起き。ジョギングをして、書類整理をして、実家へ。ケータリングに使えそうな器はないか物色する。「元気かや?」久しぶりに親父に会った。ずいぶん年を取ったと思う。もう80になるのだから当たり前である。ちょっと家がいつもと違う臭いがしたからお袋に聞いた。「鰯よ。さっきお父さんが自分の部屋で焼いてたから」たしかに鰯だ。いくらなんでも、鰯は換気扇の下で焼かないといけない。こなつにも会った。俺が28の時に、隣の幼稚園の庭で泣いていたのを連れてきて、かれこれ17年になる。猫の17歳は、、調べてみた。なんと、84歳。親父よりも年上か。それにしてもこなつは変わらない。見た目が昔から変わらない。

3826声 新酵母

2018年05月06日

今日は仕込み。はじめて使う酵母での仕込みになる。今までのものとどこがどうちがうのか。まずはしっかり発酵してほしい。仕込みはほぼ順調にいき、昼前には終わった。早朝から始めているから、昼でも夕方くらいの感覚である。南雲さんとあやちゃんが店に来てくれた。南雲さん相変わらずだ。あやちゃんが気が立つのはめずらしい。ひとまず、元気そうで何より。

3825声 ようやく樽詰

2018年05月05日

5時に目が覚める。少し肌寒い。工場に行って樽洗浄、樽詰。よもぎのビールをようやく樽詰。状態は悪くない。まだ8時だが、近所の飲食店の方のところに行き、貸してもらえる器がないか相談する。その人は高崎の外食文化を長い間担って来た方で、もう年寄りだが、昨日連絡したら「うちのを使っていいよ」と言ってくれた。朝早くから、珈琲までご馳走になった。

3824声 器探し

2018年05月04日

朝から器探し。今月半ばに出張料理の仕事があり、そのときに使うためのもの。料理は120人分。器もグラスもない。引き受けたはいいが器探しが前に進まず、なかなか料理を考えるところまでたどり着けない。難航すると、飲んでしまう。

3823声 褒美

2018年05月03日

朝から片付け。オーパから、まるで夜逃げでもするかのように撤収したのはいいが、ほったらかしのまま時間ばかりが過ぎていた。やっと、少しずつだが片付いてきた。昼飯に、清水食堂でチキンソテーを食べる。昼間の太陽が気持ちいい。今日はこれから、ビール用にいちごを提供してくれた農家の方に会いに藤岡へ。ついでに、待ち合わせ場所の店でうまいワインを飲んでくるという魂胆。褒美があるから頑張れる。大人だろうが、それは変わらない。

3822声 雨

2018年05月02日

久しぶりの雨。体が重い。低気圧だからだろうか。庭の草の成長が速度を増してきた。このあたりで一度草むしりをした方がいい。今年のGWは、静かである。

3821声 また鼻血

2018年05月01日

久しぶりに走ったら、鼻血。血管に圧力がかかると出るようだ。昨日も帰りの電車の中で酔っぱらって話をしていたら、たれてきた。血管を鍛えないといけない。毛細血管である。毛細血管を鍛えるにはどうしたらよいか。

3820声 ビアフェス事情

2018年04月30日

東京へ。高田馬場で行われているビアフェスに行ってきた。うちの醸造所も参加依頼を受けたビアフェスなので、見学に。着席スペースがたくさん設けられており、ゆっくり楽しめた。ただ、客数に対してブルワリーが多い。お客さんはたくさんいるが、出店者はわりと暇そうにしている。今のビアフェスはおおむね皆そうかもしれない。ブルワリーの収益が確保できないと、今後、とくに小規模ブルワリーは、ビアフェスから遠ざかるだろう。

3819声 樽詰

2018年04月29日

早く起きて樽洗浄と樽詰。いちごのビールが二次発酵へ。タンクに入れた19kgのいちごは、7.5kgになった。甘みもなく、香りもほぼない。二次利用できるかと思ったがこれでは無理そう。なんだかもったいない気もする。ここに塩を入れて、漬物床にして、いちご漬け、というのはもしかしたらできるかも。

3818声 空き樽待ち

2018年04月28日

今日からGWだが、あまり人が出ている感じはない。樽詰め待ちのビールがタンク三本を占領したまま。どれも早く樽に移動してやりたい。それぞれ仕込んだ日も違えば内容も違う。おのずと一本ずつ処置の仕方も変わる。温度やガス圧、酵母の回収加減を調節する日々。明日にはそのうちの一本が詰められそう。

3817声 人間の繋がり方

2018年04月27日

足掛け二週間にわたる旅は終わり。今日から普通の生活に戻る。学びの多い旅だった。訪れたブルワリーの方はみな、親切だった。この恩忘れまい。ビールだろうがワインだろうが、やはり作り手が味に出る。自分がうまいと思う酒を作る作り手には、どこか共感を持ってしまう。酒だけではないだろう。人間はそうやって、繋がることができる。あの人がいるから自分も頑張れる、そういう人間関係を、その人に会わずとも物や、その人の残したものを通してできるのが、人間である。

3816声 二日酔い

2018年04月26日

昨日は松本に泊まった。ふらふらと、いつものことだがはしごをしていたら、飲み過ぎたようだ。頭がいたい。昨夜のメモ。
・民芸とお洒落を繋ぐものはなにか?
・しおんとしょおは、香りが一緒
・依存先は酒
・「セメダインの香りがする~」「凝縮した感じではないよね」「結構独特な感じですよね」

3815声 朝風呂

2018年04月25日

今日も雨。朝から強く降っている。またジョギングは休み。さっさと支度をして、長野へ。野沢温泉へと向かう。山は新緑が始まっているが、山桜が見ごろである。知らない土地をとろとろと車を走らせるのは、なんとも贅沢だ。自分でも、リラックスしているのがわかる。十日町から野沢温泉は、あっという間についてしまい、店も開いてないので風呂を見つけて、入る。ぬる湯好きな私には熱すぎたが、貸しきりの風呂は格別だった。

3814声 木の芽

2018年04月24日

朝から雨。角田浜を離れ、一路内陸へ。魚沼から十日町、妻有と、ブルワリーを求めて車を走らした。山の田舎道に沿って、あちこちに「山菜」の文字。そういう時期なんだなぁと、料理人の自分が頭をもたげる。直売所でひと休み。細長いだけの緑の野菜が、束になって売っていた。シールには「木の芽」の文字。通常木の芽と言えば山椒の芽のことだ。だがこのあたりでは、この時期に採れるこの細長い緑の野菜を木の芽と言う。正体は、あけびの芽である。