日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和元年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

4197声 鳥の声

2019年05月13日

ゆっくり寝ていようと思ったが8時前に目が覚める。スタバに行って昨日までの疲れを癒やしつつ、昨日の会の回想。いい会になった。その後ザブンで後片付けをして自転車に乗って、街をうろうろ。腹が空いたので松屋。今日は生姜焼き。セブンイレブンでアイスクリームを買って、烏川に来た。風は強いがいい天気。鳥が鳴いている。鶯はすぐわかる。雀もいる。かすれた高い声でコーコーと2回鳴くあれはなんだろうか。向こうの林から聞こえる。こうして聞くと、すごい種類がいるのがわかる。橋に燕が群がっている。目視できるだけでもたくさんの巣がある。鳩が、喉を鳴らして寄ってくる。もらえるものがないとわかったら、いなくなった。それにしても温かい。おじさんが歌を歌いながら自転車をこいでいる。声がでかい。

4196声 食中酒百席

2019年05月12日

朝から食中酒百席の準備。共栄堂のワインをプレハブ冷蔵庫の奥にしまってしまったため探し出すのに手間取った。ワインがありすぎる。200本くらいある。ザブンに荷物を運び、帰って自転車に乗り換えて、再びザブンへ。腹が減ってきて、松屋に寄り道。2日連続でソーセージエッグ定食。おいしい。その後ザブンで仕込み。素材と調理法の相性を探りながら。ケールとルッコラのあさり汁、穂わらびのお浸し、クレソン白和え、竹の子旨煮、山蕗油炒め、鞍掛豆とアカシヤ酢漬け、牛すじと芋柄黒酢煮、パセリのポテサラ、鯵とたらの芽のなめろう、牛レバー木の芽オイル漬け、新玉ねぎカレーマヨネーズ、うどご飯、初鰹、ぬか漬け、で決まり。14品になった。羊羹を買いに、高島屋に来た。今日はデザートにとらやの羊羹である。

4195声 行動パターン

2019年05月11日

6時に起きてランニング。まだ重い。頭が重い。ずっと首が痛いのと、何か関係があるか。土手では早くから、ソフトボール大会の会場づくりをしている。仕事をした上で、こうして早くから集まれるのはすごいことだ。こういう余裕がほしい。帰って明日の仕込みを少しして、ガスを買いに。腹が空いたので松屋へ。今日はソーセージエッグ定食を注文。最近はソーセージエッグ定食の割合が高い。食べていたら、岡さんが入ってきた。「早いですね」と、おじさん同士の挨拶。松屋で朝食のあと、スタバへ。コーヒーを注文していたら、また岡さんがやってきた。「行動パターンが同じですね」おじさん同士で照れ笑い。岡さんも私も独り身である。独り身の行動パターンなんて、こんなものである。

4194声 柿渋

2019年05月10日

日曜日の食材を求めて朝から仕入れ。季節柄、いろんな山菜野菜を仕入れることができた。戻って少し仕込みをして、新しくなった店の木戸に柿渋を塗る。柿渋で正解。いい感じ。今日も身体は重い。早く寝た。

4193声 ベルギー

2019年05月09日

想像以上に動けない。旅疲れか。夜、友人がベルギー人を連れてきてくれた。日本語も喋れるベルギー人だった。気遣いもできるし、機微もわかる。日本人より日本人的な若者だった。今年中にベルギーに行きたい。

4192声 良識

2019年05月08日

朝から松本ブルワリーへ。突然の訪問にも関わらず、醸造責任者の勝山さんは丁寧に説明してくれた。昨日から松本ブルワリーのビールを飲んでいるが、どれもおいしい。日本で三本の指に入る。勝手な独断。ちなみにその三本は、麦雑穀工房、アオイブルーイング、松本ブルワリーである。順位は難しい。勝山さんは、「地味だと言われる」と言っていた。地味なんかではない。飲み口は瑞々しく、モルト感もあり、ホップもしっかり香る。苦みは良質で程がいい。きれいでもある。地味なのではなく、加減に良識があるだけである。

4191声 ゆらぎから生まれる温かみ

2019年05月07日

休みを利用して、松本へ。寒い。松本は民芸家具の街であり、そこかしこに、民芸の歴史が色濃く残る。民芸と自然な造りのワインは、似ている。生酛造りの日本酒も。ともにそれらは、ゆらぎの中にある。容赦ない現実の中の、うまくいかなさみたいなものをどこかにまとっている。作家の鞍田崇さんは、民芸をいとおしさから位置づけた。いとおしさは、ゆらぎの中に生まれるのだと思う。現実という平凡に即したゆらぎから生まれる温かみが、民芸にはある。だから、民芸に触れるとは温かみに触れるということで、それはそのまま生活に即している。つまり、民芸が気づかせてくれるのは、生活のゆらぎそのものを温かいと思っていいんだ、ということだと思う。

4190声 榛名湖

2019年05月06日

朝、樽を洗ってザブンのメニューを作って酒を補充。郵便局でビール発送の手配、リンカフェへパンを取りに。帰ってきてばっちゃんと打ち合わせしてスタバで資料整理。雨が降ってくる。家に戻り、泊まり支度をしてゆうすげへ。板前仲間の親睦会がゆうすげである。榛名湖は何年ぶりだろうか?下宿先の四季亭は跡形もなく更地となっていた。石川さん夫婦はどこにいるのだろう?林間学校も当時のまま、高校の入学式のあと堅進親子とうちのお袋と4人で食事したレストランも。ゆうすげの物置小屋は、なくなっていた。ここでいつも早朝からウェイトトレーニングだった。怪我をしたのもここ。まさか30年後にこうしてやってくるとは。榛名湖は変わらない。昭和のままである。

4189声 皇居

2019年05月05日

昨夜は神保町に宿泊。朝起きて皇居まで歩いた。途中のコーヒースタンドでコーヒーを購入する。連休中の朝だから道路も空いていて、風もなく気持ちのよい天気だった。皇居北側の平川橋を渡り、平川門から入る。大手町へ続く大手門が表門ならば、平川門は裏門である。江戸城時代はここが大奥に最も近い門だったから、女中達はここから出入りしていたらしい。ずらりと並ぶ、巨大なクロコダイルのような幹の松の道を通り抜け、両脇に梅をしつらえた梅林坂を上がると、江戸城址の石垣が見えてくる。一つ一つのスケールと手入れの丁寧さが、他とは全く違うなぁ。これから、隣の国立近代美術館に、杉浦非水展を見に行く。

4188声 切干大根のビール

2019年05月04日

今日も仕込み。6時に開始。昨日のビールは順調に発酵している。今日は、切干大根を使ったビールを仕込んだ。切干大根を糖化釜に入れておいて、エキスが出たところで麦芽投入。切干大根は取り出す。さて、どんな味になるのか。皆目見当がつかない。仕込みを終えて、そのもどした切干大根をたらの芽と木の芽と煮る。相当な量になった。これから都内へ向かう予定。まだ日は高いのに、やはり眠い。

4187声 モンブラン

2019年05月03日

朝から仕込み。今日は暑くなりそう。仕込みの時間が前より一時間くらい長くなった。デコクションを始めたこと。煮沸を長くしたこと。煮沸後のシャワー冷却を始めたこと。の三点。丁寧に仕込めていると思う。夕方また眠くなる。珈琲館にモンブランを食べに来た。ようやく一段落。隣のおばさんたち、おいしそうにコーヒーゼリーを食べている。

4186声 白雪姫のカーデガン

2019年05月02日

昨夜は仕事上がりに坂口夫妻と飲みに出たため起きられないかと思ったが、早くに目が覚めた。タンクを洗ってザブンへ行って仕込み。料理がないので一通り。夕方になり、急に眠くなる。このまま寝てしまうと夜が眠れない。我慢した。レベルブックスへ行って、フリスタのイベントを見てきた。キーケースと、白雪姫のイラストの入ったカーデガンを購入。

4185声 厚かましくなる

2019年05月01日

今日までザブンの店番。本来水曜は休みだが、世間は10連休なので開けることにした。昨日もおとといも忙しく、今日も忙しかった。土曜日から始まった連休は今日で前半が終了。5打数4安打。8割の高確率で忙しい。街のムードはお祭り騒ぎ。祭りとなると、厚かましい若者が増える。おばさんもいる。おじさんも。なるべく近づかないようにするが、お客さんとして来ると、困る。

4184声 平成最後

2019年04月30日

平成最後の夜。クラフトビア協会のみなさんにいただいたシンキチの瓶ビアを開ける。店で飲むより香りも酸もマイルド。ゆっくり飲めてしみじみ美味い。今日気付いたがちょっと切ない時に合うかも。それでは明日から新しい元号ということで堀さんにバトンダッチ。ビアの勉強で渡欧の夢もあると聞いている。一体どんな展開になるのか楽しみ。

4183声 春再会

2019年04月29日

泊まりでみなかみの藤原へ。土筆が一面に顔を出し、八重桜が満開。春を追いかけたら追いついたみたいな得した気分。帰りに名胡桃城に寄ったが菜の花が咲き誇っていた。さしずめ、菜の花や兵どもの夢の跡。

4182声 アーク

2019年04月28日

ハラミュージアムアークのコレクション展「Yの冒険」へ。アークが所蔵する横尾忠則さんの作品とYかイニシャルの作家の作品展。アーツでも展示されているやなぎみわさんの少女と老婆のシリーズが映像とともに紹介されていた。テントの女の話でやなぎさんのこと少し好きになった。束芋さんのアニメーションもあり、日本的な、夜とか闇とかもののけみたいな世界観に見入って一瞬時を忘れた。

 

4181声 前橋②

2019年04月27日

ちなみに「桃」は日本建国の神話に由来しているそう。火の神を産んで死んでしまったイザナミをあきらめ切れないイザナギが黄泉の国まで追いかけ、黄泉の国のモノをたべてウジだらけになったイザナミを見て逃げ出したイザナギ。あられもない姿を見られたことに怒り心頭のイザナミは、イザナギを追いかける。逃げるイザナギはその辺りにあるものを投げつけ、最後に黄泉の国との境で投げつけたのが桃だったらしい。この辺りを題材にすることが、男の身勝手さや愚かしさというより、ギャグっぽさを際立たたせている。

4180声 前橋

2019年04月26日

アーツ前橋で開催中の「やなぎみわ個展 神話機械」へ。今回は全国5つの大学や高専が協力してマシーンを作り、それを演劇させるという。およそアートとか学芸員の範疇を超えた展示内容に開会前3週間は休みもなく毎晩遅くまで妻が準備をしていた展覧会。展示を見たら納得。機械演劇はもちろんだが、映像もかなり多く準備は大変だったと思う。やなぎさんの作品はフェミズムの文脈で語られがちらしいがユーモアがある人で好きになった。そういえば前に台湾の展覧会でやなぎさんの桃の作品を見たのを思い出した。