日刊鶴のひとこえ

この負け犬の遠吠…ではなく、鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさんと、わたくし抜井です。この4人が月替わりで担当しています。平成29年後半は、10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)4月(す)の順です。

3606声 搬入

2017年09月26日

朝ジョギングをして、搬入。
夕べ久しぶりに飲みすぎて頭痛がする。
器やグラスが入った段ボール箱10個を、二人がかりで7階へ。
搬入口には、次々に荷物を積んだトラックが到着する。
全館で160店舗以上あるらしい。
巨大だ。
7階の店舗に着いて、器を全部出して洗う。
店舗の場所が中島だから、全方向から丸見えで落ち着かない。
どうやって動いたら動きやすいかを考える。

3605声 三度目の殺人

2017年09月25日

今日はもう休もうと決めていたため、映画を観に行く。
観たのは「三度目の殺人」。
出演福山雅治、役所広治、広瀬すず。
監督是枝和裕。
是枝監督の映画はいつも問題提起だが、今回はいつも以上に複雑だった。
とにかく休もうと決めていたから何となく観ていた。
けれどもいろいろ比べてしまう。

ストーリーは、容疑者Xの献身と比べてしまう。
是枝監督作品としては、海街ダイアリーと比べてしまう。
福山雅治は、いろいろ比べてしまう。
描きかたは、岡安さんと比べてしまう。
一番好きだった場面は、福山演じる弁護士が、捕まった容疑者のアパートを訪れる場面。
その時の管理人のおばちゃんの台詞。
福山をアパートの入口まで案内しながら、「ここは建坪率が違反しているのよ。こっちはね…」と、世間話をする。

こういうのは是枝さんならでは。
海街ダイアリーで言えば、長澤まさみが朝家を出て、道路に出るところで財布を忘れたことに気づき、戻ってくる。
その日は雨上がりの朝で庭に水溜まりができている。
それを飛び越えながら、長澤まさみは家に戻る。
その場面。
是枝監督の真骨頂だと思う。

そこに、すべての人間肯定が盛り込まれていると思う。

3604声 一旦閉店

2017年09月24日

醸造所での営業は一旦今日で終わり。
昼も夜もたくさんのお客さんが来てくれた。
ほんとにありがたいと思う。

3603声 汚いかもしれないが

2017年09月23日

調理器具の選定のため厨房屋へ。
実際の店舗の厨房と照らしながら考える。
今までにない規模の調理だから容量も大きなものがいいはずだが、厨房は狭い。
狭い中でどうやるか。
今日もお客さんは多かった。
みなさん、長屋風情を気に入ってくれている。
早く戻ってきたい。
最近道端に、ゲロをよく見かける。
近づきたくないから早めに脇に逸れる。
片付ける人の身になると頭が下がる。
でも、道端にゲロのある街に安心する。

3602声 岡安さんの映像

2017年09月22日

岡安さんが、醸造所のPR映像を作ってくれた。
岡安さんは人間の、ありのままの屈託のなさを切り取る名人なんだなと思って、妙にいままでの付き合いに思いを馳せてしまった。
他人との付き合いは、生きていれば必ずそれを経験しなくてはならないが、その付き合いを思い通りに、描いた理想に近い形で経験するのは案外難しい。
だから、その難しさを仕事で代替して補う、ということがよくある。
仕事という、ある意味での役になりきることで、自分のこうありたい付き合いを追体験する、ということである。
私などまさにそうで、カウンターの内側にいるから、あるいは料理や酒があるから人と付き合えるので、いったんそこから出たら、ただの自分本意で臆病な、もはやリアルな初老男なのかもしれないと、本気で思っている。
岡安さんの映像を見て、実は岡安さんも映像を通して対象と、他者と付き合っているのかもしれないと思った。
岡安さんの映像に出てくる人物は、岡安さんが付き合いたいその人なのかもしれない。
あるいは、岡安さんが伝えたいその人、でもあるかもしれない。
何が言いたいかというと、その切り取りかたがいい。
岡安さんの映像にでてくる人物は、チャーミングなのである。

3601声 終わらない

2017年09月21日

忙しくなってきた。

こういう時こそていねいに。

駅近くのマンションの前を通ったら、20時前くらいだったか、小学生らしき男の子が素振りをしていた。

一振り一振りが実に気持ちが入っていて、いい振りだった。

それにしても、この鼻水はいつになったら止まるのか?

3600声 胃痛

2017年09月20日

昼飯を食べたら急に具合が悪くなる。
食べたのは唐揚げ弁当。
胃の下の辺りが重くなり、一時間横になってもよくならず、トイレに移動してさらに一時間半、少しずつ、もとに戻っていった。
脂汗が出るくらいの重さだった。
料理の撮影に来てくれていた二人を一時間以上待たせ、結局どうにか料理を作り、撮影した。
疲れなのか。

3599声 沈酔メモ

2017年09月19日

酒をおいしいと感じる。
久しぶりだと思う。
沈酔メモをまとめた。
メモする時の自分は、酒をおいしいと感じている。
5月
悲しいがわかるか、フィードバックしてるか、許したいか、そういう全てに興味があるか
渋皮煮は冷凍OK
豚肉はもっと熟成させて。熟成に耐える豚肉を。牛じゃない豚
焼き魚はふんわりしているべき
おせちにモツはいい。どんことの組み合わせもいい。春菊はいらない
楽しさ=下品ではないはず
目的地にたどり着けばいい
自分が上げて欲しいのだから、上げてはあげられない
クラフトファンは閉じている
6月
好きになれるもの、人があること自体が、人間にとってはありがたいこと
束の間、いい時間だった。気を使わなくても咎められない時間が必要
従業員だって人間
ジャッジしたい自分を感じられないならジャッジするな。ジャッジしたい自分を感じたら恥じろ
食中酒百席はジャッジを遅らせる会。単体でいいものはつまらない。単体でいいものを集めても行き詰まる。何かと合わさってどうかが大事
豚足は両手で
あの犬の人への違和感は、不粋
いい店は、おいしいでしょ、なんて言わない
酒は影
俺よりも他のお客さんを気にして欲しい
自分の好みとは言い切れない部分もあるビールをお客さんが飲んでくれていて、それで成り立っているこの一時、というのを、忘れてはいけない
7月
きき酒会に出よう
傷ついたら、それを自覚しないと優しくはならない
蚊取り線香を嗅ぎながら死にたい
母性と女心は反比例する
寒かったら眠れない
何を頼りに眠るのか
スタンドアローン
「波乱万丈だけど順風満帆」
最後まで戦え
最後まで戦え、と、明日がある、は、矛盾する
ドクダミがいたかと気づく立ち小便
中尾くんは笑ったら引く、横須賀さんはほほ笑む
倉林くんは人間味がある
人間味、という、味がある
日本料理は濾過をした料理
発音の区切りの強い外人は自我が強いはず
クラフトビールのアルコールは表示よりも高いと思う
こんなに弱くなったのか
死ねるなら今
まだ何にも食べてない
そんなに怯える必要はない。外は気持ちいい
運動を始めて、体調が良くなったら、酒が弱くなった
うちのビールはガスが強すぎ
一緒だと思えば納得するしかない
うしとらが、決してなんでもできるわけじゃない
伝えたいことと伝わりやすいことの間で生きている。伝わりやすいことは、伝えたいことがある程度伝わらないと、採用できない
軟水の方が酸っぱく感じる
瑞々しいと薄いは違う
膝が痛い
閉じないと欲しい友達はできない
従業員は家族。家族とは、最も甘えてはいけない存在
昔から、柿の種よりもピーナッツが好きだった
緊張しますと言われたら、飲むしかない
電話を切れない女に話し続ける男のみっともなさ
弱さとは、頑張ってないとダメ、なこと
最後のスープ、という店があったらいい
でこいちは、今は大江戸博物館でしかないところが限界
「セゾンは好きじゃなかったけどこの山桃はおいしい」と言ってもらう
大丈夫と言いながら受け止められないタイプ
8月
信江さんは最後はしゃがない
「あたしガサツな料理が好きなんですけど」
やはり温かいものは温かく出したい
パプリカは、ピーマンなのに青臭さを捨てたところが間違いの始まり
ついて行きたいには2種類あって、先をゆくものの支えになりたいというのと、先をゆくものにあわよくばぶら下がりたいというのと
おそらくそれはどちらもある、のが普通かもしれない。けれども、どっちを大事にするつもりか、は、なぜか曖昧にしている気がする
そのため、支えになりたい、をとことん大事にしている人のすごさが見落とされがち
倉林くんは、焼き
小豆の入った脱脂粉乳おいしかった
「余分にもらったら悪いと思って」
男はもっと、女心について女と、語れるうちに語り合っておくべき
自分は馴れ馴れしいくせに馴れ馴れしくされたくない
俺はこんなに緊張感を持って接してるのに、が、俺に向かう

3598声 路地裏

2017年09月18日

伊勢崎の路地裏イベントに出店。
秋の夕暮れと共に始まり、ぽつりぽつりと人が集まって来た。
ほとんどが近隣の、その路地の飲食店のお客らしき人。
年寄りも多く、若者が少ないのは店のお客に若者が少ないからかと思うが、お客から馴染みの感じが出ていて、皆楽しそうだった。
スタッフも知り合いや同級生が手弁当でやっている。
イベントって本当は、これでいいのだよなぁと思った。
それにしても皆一様にハイボールをよく飲む。
バカの一つ覚えだ。
手作りのビールを隣で、作った本人が売っているのだ。
味見くらいしたらどうか。

3597声 器の整理

2017年09月17日

器の整理をした。
あと何が必要かがわかってきた。
体調も少しずつ良くなってきていると思う。

3596声 抜かれる

2017年09月16日

器の仕入れへ。
両手に器の入った紙袋をぶら下げて、先を急ぐ。
私は歩くのが早い。
ところが右側から、抜き去られた。
急いで一人で歩いていて、余程のことがない限り、いや、記憶が正しければ相手が走ってでもいなければ、過去に追い抜かれたことはない。
ところが抜かれた。
あっさりと。
背の高い若者だった。
彼は私を追い抜いたあとさっさとビルに消えていき、必死に彼のあとをついていっていた私気持ちは行き場を失い、それからあとの、私の歩く速度の、まぁ速かったこと。

3595声 整理

2017年09月15日

市役所から電話。
口座振替にする水道の住所の確認だった。
聞けば、以前住んでいた場所も入っている。
電話を切り、調べてみたら以前住んでいた場所を解約せずに、2年近くの間払い続けていたらしい。
なんと。
なぜ気がつかなかったか。
無用な散財も痛いが、なぜそういうことに気がつかないのかの自分が痛い。
結局、その以前住んでいた場所に行き、管理人に会えて、管理人が私を覚えていてくれて、話に乗ってくれた。
そのまま市役所に行き、話をしたら、返金に応じてくれるらしい。
朝の電話では応じないと言っていたんだがね。
ひとまず、よかった。
整理する、ということが、苦手すぎる。
せめてあと少し整理できるようになりたい。

3594声 昨日

2017年09月14日

明けて15日に書いている。
思い出せるのは、気に入れる丼と皿をインターネットで探していたこと。
スタバに長居したこと。

鼻水が出ること。
晩飯にイチカワの鮭弁当を食べたこと。
一番搾りを2本飲んだこと。

3593声 天気はいい

2017年09月13日

酒を飲みたくないのはよからぬ兆候。
そのくせ甘いものは食べたい。
これもよくない。
痰が絡む。
鼻水も絡む。
非常にぱっとしない。

3592声 だましだまし

2017年09月12日

今日はビールの仕込み。
朝8時から始めて13時過ぎに終了。
順調にいった。
喉が熱を持ってきて、いよいよ風邪が本格化か。
治るまででなく、かかるまでに時間がかかる。
もうそういう年なんだと思う。
無理せずと言ったって毎日待った無しが多くてそうもいかない。
だましだましやるしかない。

3591声 スマホデビュー

2017年09月11日

スタッフと喋ろうと声を出したら、かすれる。
喉の調子がよくない。
昨日の片付け、メニュー作りなどしてauへ。
開店と同時に行ったのだが、30分待っても呼ばれないため店を出る。
そのままビッグカメラへ。
こちらはすぐに対応してもらえた。
村尾さんという女性が説明してくれ、実にわかりやすかった。
はじめてこの携帯の料金の説明を理解できた気がした。
新店舗出店でiPadが使えなくなるため、スマホを購入した。
スマホデビューである。

3590声 燗酒の会

2017年09月10日

朝から夜の会のための仕込み。
腰痛のためだましだまし。
今日は日置桜、燗酒の会。

3589声 民芸

2017年09月09日

朝起きて、やはり喉が痛い。
治りが悪く長引くのは、年をとった証拠である。
それでもジョギングに出かけ、ベンチで背筋運動をしていたら、腰を痛めてしまった。
こんな時にこれは、やるせない。
新店舗のメニューを決めるにあたり、器を何にするかも重要で、手持ちを引っ張り出しては考える。
行き詰まると外へ。
民芸ってなんだということをつらつらと考えながら、痛い腰をかばいつつ、本町のギャラリー、マトカへ。
おかみさんと民芸の話をしていたら、おかみさんがぽろっと、「念がこもっている」という言い方をした。
なるほどそうかもしれないと、思わず頭の中で膝を叩く。
民芸とは、というより、惹かれる器とは、ということだろうが。
念とは、情念とか執念とかいうものももちろんおそらく含まれていて、土や石と一緒に人間の念があることで、そこに人間の存在感を感じ取れる、というようなもの。
念は、出てい過ぎてもダメで、念が出過ぎた器に何か盛り付けたいとは思わない。
念は、器の中で消化されていないと、人間が見えないくらいに練りこまれて、土や石と一体化していないと、圧迫感が出てしまう。
おかみさんさすがである。
腰が痛くて行こうか迷ったが、行ってよかった。