カウンター内の左右の配膳板に蜜蝋を塗る。配膳板の木は油分の多い能登ヒバのため塗らなくとも問題ないと棟梁に言われたが、塗ってみたら艶が出る。傷や跡がつきにくいから板面保護にもなっているようだ。この一年くらい塗らずにいたのだがこのところ予約もなく時間があるので塗ることにした。やはり塗ると光沢が出て木の命が吹き返したような雰囲気になる。来月でオープンから3年半。カウンターも配膳板も色に深みが出てきた。
2026年08月28日
カウンター内の左右の配膳板に蜜蝋を塗る。配膳板の木は油分の多い能登ヒバのため塗らなくとも問題ないと棟梁に言われたが、塗ってみたら艶が出る。傷や跡がつきにくいから板面保護にもなっているようだ。この一年くらい塗らずにいたのだがこのところ予約もなく時間があるので塗ることにした。やはり塗ると光沢が出て木の命が吹き返したような雰囲気になる。来月でオープンから3年半。カウンターも配膳板も色に深みが出てきた。
2026年08月27日
3週間ぶりに実家へ。里帰りの度に茶碗を持ってくる息子を母は面白がる。私も母との器談義は楽しい。実家でのお茶の稽古を始めて1年余り、10年空いたブランクだったが少しずつ感覚を取り戻してきた。お土産にイチヂクを持っていき父と食べる。顔色も良く元気そうだった。ここ数日は落ち着いているらしいが相変わらずわがままで言うことを聞かないのだそう。数分前の出来事を忘れてしまう位の認知症なのだが、言って聞かせて納得してもらい一つのことができたとしても次の瞬間忘れてまた言うことを聞かなくなる。わがままと認知症は相性が悪い。問題は排泄のこと。どうしたらうまくさせるかが問題。
2026年08月26日
久しぶりに猛暑日となる天気予報。朝から蒸している。三年に一度日本橋高島屋で行われる民芸展へ。三年前にこの民芸展で牛ノ戸焼のぐい呑みを購入したが、数が少なく足りない状態が続いている。以来他所で探しても見つけることはできず今回の訪問となった。開店と同時に会場に辿り着くが牛ノ戸焼の展示場所にぐい呑みはなかった。残念ながら目当てには出会えなかったがせっかくなのでゆっくり見て回る。すでに知っている窯元知らない窯元いろいろあり、見ているだけで楽しい。中でも釜神様という家守のお面がとくによかった。迫力と愛嬌が同居する表情はなぜかほっとする。まるで木喰上人の微笑仏のようだ。釜神様は宮城から岩手にかけての地域に伝わる民間信仰のシンボルらしい。いつか行ってみたい。
2026年08月25日
朝からビールの仕込みをして夜は方の営業。ビールの仕込みを途中から優大に任せられるようになったのでこういうことができる。抜けているところがあるから安心はできないが、一つずつできるようになるように覚えてもらいたい。日が落ちて営業が始まりお客様との時間。さっきまで鳴いていた蝉が静かになるや、一時の静けさを挟んで鈴虫が鳴き始めた。なんとも風情を感じる瞬間である。
2026年08月24日
シャリがよくなってきた。少し前の不調の原因は、一つは米自体の鮮度の問題。それから少しの水加減とあとはシャリ切りのやり方にあった。シャリがいいだけで営業中の時間はまったく変わる。心持ちも疲労感も、何よりお客様のおいしそうな顔が違う。
2026年08月23日
伊勢崎にいた時に大変お世話になった方が息子さんを連れて来てくださった。15年〜20年位前に隣家で過ごし、茅葺きの家づくりなど一緒に手伝っていただいた方である。その方は8つ上だから当時42歳〜47歳で、私が34歳〜39歳の頃のことになる。私はかなり何も分からずに、要するに世間知らずのまま日々を過ごしていて、今となっては恥ずかしさも先に立つ。この頃の知り合いに合うと口を揃えて、次は何をしたいと考えているのですか?と未だに言われる。他人にはそれだけ矢継ぎ早にいろいろやる人という印象なのだろう。本人にしてみるとそれでやっと自分を保っていたということなのだが、規模を問わず少しでも他人を巻き込んだらそう思われても仕方がない。40代だったその方は還暦を越え、私は50代半ばとなった。昔話は恥ずかしくも楽しく、一緒に来た息子さんがその頃の私の年齢とほぼ変わらないことに時の流れを感じた。
2026年08月22日
ビールの仕込みをできればと思ったが無理をせず休養日に。ここ最近やることを減らす意識を少し持つようにしている。この一ヶ月半くらいか。考えることが多くそれを追いかけて考えてこなす人生をずっと続けてきた。ところが身体が追いつかなくなってきたのを痛感する。たとえばこうしてひとこえを書いていても昔のほうがもう一言、もう一掘り考えに集中してその裏側を見ることができていたと思う。今は表しか、おそらくすでに知っているだろう表面しか見えずに終わる。無理をしないことを少ししてみて感じるのは、無理をしなくともただだらけるわけではなくむしろ脳は動き始めることがあるということを感じている。生き物だから衰えるのは仕方ないが、快活な状態を少しでも増やしたい。
2026年08月21日
雨の金曜日。お盆明けの週末は暇な事が多いが予約があり忙しかった。月曜日に行ったお店がほぼワンオペで料理、お酒のペアリング、それもすべて燗酒をつけて出すのに加えて二回転営業、のお店で、接客がとても穏やかで気配りもできるご主人だった。今日はそれを少し真似てみようとしたがとうてい及ばない。細かく考えられた時間がお客様にはゆったりとした時間として伝わり、その上で余裕を感じてもらうのがどれだけ難しいか。
2026年08月20日
2週間ぶりに足踏み整体。普段は週に一度お世話になっているがお盆の営業があったため1週間あいた。施術を受けると身体が緩んで血行が良くなる。それに伴って明るい気持ちにもなる。言葉が出てこず考えが進まなかったのが考えられるようになる。自力のストレッチや体操ではどうにも難しいところまで身体と頭を元に戻せる。自分をリセットするというのはこういうことかもしれない。5年前くらいまでは寝て起きれば仕事ができる状態くらいにはリセットできていた。今はそれだけでは動けないし動かない。動きたい。
2026年08月19日
朝からビールの仕込み。蒸し暑い曇り空。マルトースを資化する清酒酵母を優大が見つけてきてそれを使ってみた。仕込みはとくに問題なく終わった。さてどんな結果になるか。昨日は一日のんびり過ごしたが今日も頭がすっきりしない。仕込みが終わりすっきりしない頭のまま日高屋に行き餃子にビールを頼む。ビールは洗浄がうまくできていないのか蒸れた臭いがした。すっきりしない頭は更にすっきりせず、身体は重い。しばらくの間ぐずぐずして日暮れとともに寝てしまった。
2026年08月18日
お盆休みの営業は昨日で一段落。ランチに夜にシンキチの貸切りや日々の料理の補充もありかなり根詰めて過ごした1週間だった。後片付けと明日のビールの仕込みの準備だけして終了。
2026年08月17日
東京から取引先の飲食店の皆さんがご来店。10周年のお祝いを兼ねて飲みに来てくださった。今どきの若い人たち、という言い方で間違っていない年齢だと思うが、にも関わらずいつもこちらが感心させられてばかりの人達である。長年飲食店をやってきて飲食店の従業員にとってとても大事だと思うのは、気にしてもらえていることをお客さんが感じられる雰囲気作り、である。お客さんに興味を持つ、ということであり、自分が働く店に来てくれたことに感謝をして可能な限り尽くす、ということでもある。気にしているかどうかは伝わる。この若い皆さんはやり方こそそれぞれだが皆それができる。
2026年08月16日
昨日は仕事の後南浦和まで食事をしに出かけた。おいしいものが食べたい時に思い浮かぶ店は多くはなく、その多くはない店の一つが南浦和にある。ずいぶんご無沙汰していたが久しぶりにいただく料理はどれもおいしく、おいしすぎるくらいだと感じるほどだった。ワインの選択もこちらを理解していただいているのが分かる選択で楽しめた。味覚を共有できた時の幸せというのがある。それはよくある当たり前のことではない。
2026年08月15日
ビールの定期便を購入してくださっているお客様がご来店。横浜からわざわざ来てくださった。ワインでも日本酒でもなくうちのビールで鮨を召し上がっていただき、大変喜ばれて帰られた。昨夜も同様に都内から定期便を購入してくださっているお客様が来てくださり、ビールをとても褒めていただいた。ビールを作り続けてきて当然だが同じビールでも様々な感想をいただく。その好みがどこに立脚しているかを考え続けてきたことで落ち着いてビール作りに取り組めている。喜んでくれている、とてもおいしいと感じている方が実際にいることをそろそろ前提としてもいいかもしれない。
2026年08月14日
台風が過ぎ去ったあとも断続的な雨が続き昨夜もかなり降った。朝起きてニュースを見たら千葉が大変なことになっている。各所で水の被害が発生しているらしい。雨は時を選ばず降るものである。しかし降りだしたらいつかは止むと思うのが通常だろう。もちろんそれは水が溢れて気がついたら車ごと浮いてしまうようなことが起こる前に止むということである。それがそうではない結果となった。命を落とされた方もいる。何をどう対策すればいいのか
2026年08月13日
夜は前橋から常連のお客様。家族でそれぞれ武道の習い事に通っている格闘技一家である。空手、柔道、柔術、相撲と、やっているものもいろいろである。習い始めてから年月が経ち今では大会にも出るようになったらしく、長男は柔道の市の大会で3位、次男はわんぱく相撲で優勝したらしい。そんな子供たちと一緒に健康維持のつもりで空手を始めたお母さんも、最近市の大会に初めて出場して優勝したとのこと。それ以来もっぱら家では「チャンピオン」と呼ばれていると皆で笑った。
2026年08月12日
連休合間の仕入れに市場へ。台風直撃で土曜日よりさらに魚はない。帰って仕込みをしてランチ営業をして、休む間もなく夜の準備をして営業となった。昨日からどうもシャリがまとまらない。原因を探っていくつか思い当たるところがあった。明日試してみよう。
2026年08月11日
ランチ営業の日。3名様が2組ご来店。握りのみのコースだったが皆様お酒を飲みながら過ごしていかれた。仕事が終わってまだ陽が高いが銭湯に入って寝てしまおうと前橋へ。風呂の前に一杯飲むためにヘヘヘ寄る。お盆休みとはいえまだ時間が早いから飲んでいるのは私だけだった。忙しい合間は知り合いのいない時間がリラックスできる。