日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和元年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

4233声 夏蒲団

2019年06月18日

昨夜から熱が上がり、一日ダウン。
蒲団の上で屍の如く、終日。

4232声 梅雨のカメラ

2019年06月17日

引き続いて梅雨の晴間。
昼に歩いていると、おそらくファッション雑誌かなにかだと思うが、
カメラマンがアロハシャツを着た男性を路上で撮っていた。
そこから少し歩くと、こんどはテレビ番組のカメラだと思うが、
大きな三脚を立てて、街を映していた。
発刊や放映が梅雨明けなのだと思うが、
この時期の予定は大変なのであろうな。
そういえば、蛍の時期である。
今年は蛍が見られるか、ぜひ見たいのだが。

4231声 風鈴参道

2019年06月16日

以前から知人に誘われていた吟行句会に参加した。
場所は葛飾柴又。
向かう車窓から、前日吟行していた小岩菖蒲園が見えた。
暴風雨とは一転して、梅雨晴の朝の清々しい菖蒲園であった。
柴又に着いて、ラムネを飲みながら見慣れた参道やら境内を吟行。
観光地なので、人は多いがどこかゆったりしている。
その後は句会。
句会は点盛りの方式で、普段とは違う緊張感が心地よかった。
今年になって初めて作った風鈴の句が、
まずまず上手くまとまったようであった。
ここは指導者のいない句会なので、それがまた普段と違ってよかった。
その後は金町に流れ、麦酒の泡を減らした。

4230声 土砂降りの花菖蒲

2019年06月15日

俳句の因果で今年から初心者を対象とする教室を始めることになった。
本日は第一回目。
朝から強風の土砂降りである。
前途茫洋である。
傘にしがみつきながら、閑散とした小岩菖蒲園を吟行。
梅雨ながら台風のような荒天の中、花菖蒲を眺めた。
その足で句会場へ戻り、ずぶぬれのまま句会。
本日始めて参加し、句会というものに接した方は、
俳句という文芸に携わる者は、なんとスパルタでややこしい連中か、
と思ったに違いない。
しかし、虎穴に入らずんば的に、
あまたの俳人と違うものを掴もうとする気概は少なからず必要ではなかろうか。
それにしても、あゝ、ボーヨー、ボーヨー。

4229声 立ち食いの了見

2019年06月14日

引き続き、梅雨の晴間。
近頃は食べ過ぎている傾向にあり、体が重たい。
階段を上がり終えたときなど、しばらく息切れしていて、
人に心配されるほどである。
つまりは太ってきた。
職場の近くに新たに牛丼屋ができて、
いままで立ち食い蕎麦を頻繁に食べていたのが、
牛丼にかわったことも要因だろうか。
そういえば、ずいぶん前の句会で、立ち食い蕎麦の俳句を出したが、
参加者の誰にも共感を得なかった。
それは、句がまずかったのではなく、
参加者が立ち食い蕎麦を食べるような生活をしていないからではなかろうかと、
悔し紛れにそんな考えを持っていた。
立ち食い蕎麦や立ち飲みの了見が分からんような人たちに、
私の創作したものが共感を得られなかったとしても、さほど気は落ち込まない。

4228声 花火の音

2019年06月13日

梅雨の晴間で清々しい一日だった。
夕方に目に付いたところだけ、庭のどくだみを抜いた。
朝にはさほど目立たなかったが、
一日でおそろしいくらいに丈が伸びていた。
夜、窓を閉めるときにディズニーランドの花火の音が聞こえた。
年中聞こえるが、夏の夜に聞こえる花火の音には心が誘われる。

4227声 令和ラベル

2019年06月12日

新元号の令和になってからひと月過ぎたが、
巷ではあっさりと定着しているようである。
ひと月経ってみると、五月一日の改元騒ぎがずいぶんと昔に感じる。
五月初旬に参加した俳句関係の宴席で、令和ラベルの日本酒を一瓶いただいた。
それが台所にある。
今となってはなんだか気恥ずかしく、当初は人にさしあげようと思っていたのだが、
二の足を踏んでいる。

4226声 王蟲

2019年06月11日

団子虫が多い。
引越した先に、である。
朝、庭先をのぞくと、歩いていたり、ひっくり返っていたり、
壁をよじのぼっていたり、とにかく多い。
虫退治の薬品を撒こうかとも考えるが、
なんだか土壌を浄化してくれているような気がして行動に移せない。
風の谷のナウシカの影響かもしれない。

4225声 雨の菖蒲

2019年06月10日

朝から強く雨が降っていた。
通勤ラッシュの列車は、ドアに傘が挟まって何度も緊急停止をしていた。
そのためか、都内各地でダイヤが乱れていた。
週末の吟行句会の予定を作る。
時期なので吟行地は小岩菖蒲園とする。
俳句などに手を染めなければ、
休日にわざわざ菖蒲など見に行くこともない人生だったろうと、ふと。

4224声 明暗

2019年06月09日

定例の句会。
家事に手間取って、吟行する時間が無くなってしまった。
急いで列車に乗り、車中で句作。
取り合えず句の数だけそろえ、句会に間にあった。
全体的にトーンが暗めの俳句ばかり作ってしまった。
明るさよりも暗さに興味がいく。
明るさのなかの暗さに。

4223声 白い街

2019年06月08日

関東地方南部入梅。
午後からは町の影が白く見えるほど強く降った。
雨の中でこそ、紫陽花がいきいきとしていた。

4222声 全体的に灰色

2019年06月07日

季節柄か、都内の駅構内で、修学旅行の学生たちをよく見かける。
学生服を着て、「旅のしおり」らしき冊子を握り締めているので、直ぐに分かる。
引率の先生たちも、みな若く、周囲の私を含めた疲れた勤め人たちのオーラとは、
一線を画している。
彼、彼女たちの目には全体的に灰色のオーラを持つ集団がどう映っているのか。
旅を終えた彼らの目に、故郷の山河がより美しく映れば幸いである。

4221声 エスカレーターの先

2019年06月06日

朝、時間があるときは、よく駅構内の喫茶店に立ち寄る。
今朝も、丁度十五分くらいの空きができたので、
モーニングセットを注文して窓側の席に座った。
アメリカン珈琲片手にサンドイッチ。
窓ごしのエスカレーターからは、もう何かの工業製品のごとく、
とめどなく人が上がってくる。
その光景を眺めているとなんだがおそろしくなってきて、
ぱぱっと食べて、エスカレーターからの人波に紛れ込んだ。

4220声 瞬き

2019年06月05日

蜥蜴を見た。
光沢のあるニホントカゲではなく、乾いた枯色のカナヘビだった。
じっと観察していると、瞬きをした。
一瞬だったが、確かに瞬きをしたように見えた。
それも、片目だけ。

4219声 季の移ろい

2019年06月04日

今月は、句会の予定が多い。
私は、その日の句会に投句する句は、その日に作ることにしているので、
句会が増えることは作句する機会が増えるので、身になるし単純に楽しい。
しかしながら、疲労するし時間も取られる。
句会などネットで済ませてしまう若い世代が多いと聞くし、私もひとつ参加している。
ネットでの句会も手間がかからず良いのだが、他人と時間を共有することの大切さや、
季節や俳句と向き合う自分の緊張感がもてない分、味気ない。
この間、仙人のような老俳人と話しをしたとき、なるべく句会はしたほうが良いと言っていた。
氏は続けてこう補足した。
できれば週に一回、それくらい、季の移ろいは早いから。

4218声 ダンボール箱の中

2019年06月03日

先月の末に引越しをしたので、まだ新居での生活が覚束ない。
スイッチを押してどこの電灯が点くか、分かっていないので、
やたらとカチカチやってみたり、消したと思ったら点いていたり。
引越しと言っても同じ町内に移っただけなので、
さほど大変ではなかろうと甘く考えていたが、
旧居では荷造りが終わらぬは、
新居ではエアコン等の設置が間に合わぬはで、
てんやわんやしていた。
もっともエアコンなどは、金銭的問題でつけれていないのだが。
そんな調子で、引越しから一週間経ったいまも夥しいダンボール箱の中で暮らしている。

4217声 昭和歌謡と花菖蒲

2019年06月02日

朝からやり残した草取りをしよう思っていたが、寝過ごした。
昨夜の麦酒が過ぎたか。
列車では間に合いそうもないので、車で水元公園に向かった。
これが正解で、二十分程度で着いてしまった。
喜んで車を駐車場に入れたが、
駐車料金を見た途端、その喜びが吹き飛んでしまった。
気を取り直し、早速、吟行。
今日は「菖蒲祭り」が開催されていて、園内はとても賑やか。
ステージでは次々に演歌歌手が歌っており、
穏やかな水辺に日がな昭和歌謡が流れっぱなしだった。
菖蒲池は盛況で、いまだに江戸っ子は花菖蒲が好きなのであろう。
午前午後と句会。
俳句漬けの二日間が終わった。

4216声 目の光

2019年06月01日

朝曇りの中、家の周りの草取り。
主にどくだみの蔓を引っこ抜く。
わたわたしているだんご虫たちをどかし、薄めに除草剤を撒いた。
入梅前、これで狭庭の雑草もすこしはおとなしくなるだろうか。
汗拭く間もなく、列車に乗って駒込の六義園へ。
午前午後と句会。
その後、麦酒を飲みながら、やはり句会。
土曜日の六義園は観光客が多数いたが、
我々のほかにも句帳片手の人たちが多数いた。
吟行をしている人は、その目の光り方ですぐに分かる。


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