日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。令和元年は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

4215声 新元号最初の一ヶ月

2019年05月31日

今月も今日で終わり。すーさんも書いていたが、新元号最初の一ヶ月だった。この前どこかで令和って書いたが、令和は平成よりも書きやすい。バランスが取りやすい。新元号最初の一ヶ月にわかったのは、私にはゆらぎが価値があるということと、そのゆらぎとは安定を真剣に求めた中で収まらないゆらぎに価値があるのであって、お構いなしにゆらぎ過ぎたら支離滅裂にしかならない、ということが、わかった。若いうちは支離滅裂でもいい。支離滅裂でも、立っていられる。ある程度年をとったら、自分に所属しているものと思っていた様々なところが分断されていく。まず脳と身体が分断される。ふらつくし転ぶし、涙もろくなるし、恐怖心が強くなる。だから、何かしらのまとまりがないと立っていられない。何かしらのまとまりがほしいから、考える。身体も動かす。支離滅裂になったら立っていられないから、酒も控えようとする。この元号を、少しでもしっかりと立っていたい。

4214声 熊谷のワインスタンド

2019年05月30日

案の定、飲みすぎてロクに動けない。身体が冷えている。けれども昨日は楽しかった。嬉しかった。とくに、熊谷のワインスタンドのマスターの立ち居振舞いが気持ちいい。感性を言語化して語れる若者はそうはいない。ほんとに考えている人が選んだ言葉か、取ってつけたような垢まみれの言葉か、すぐにわかる。彼は一流になる。

4213声 飲む

2019年05月29日

昨日は結局仕事にならず。ふらふらするのでザブンの厨房で座って回復を待ったが変わらず、酒も飲みたいと思えず、早々と店を閉めて帰って寝た。今の段階で一人の料理接客仕事と一人のビール仕事の両立は難しい。ビール仕事がもう少しなれてくれば料理接客もできるようになるか。体力トレーニング、体調管理がいよいよ大事である。年上の方々はまだ君は若いよと言うが、実感としてはいつまでやれるかわからないと思っている。少しでもまともな仕事を長くしたい。一昨日に続き、2度目のマッサージ。今日は一昨日よりも指が入りますと言われた。終わったあとも前回より軽い。今日は、もう仕事はしない。飲む。マッサージをしたら飲めそうな気分になった。言ってることがめちゃくちゃ。精神のリセットに、酔えた、という瞬間が必要なのである。本当か。

4212声 ベンチで

2019年05月28日

朝目が覚めて疲れたまま。身体が重くとも着替えて外に出る習慣がついてきた。走ろうが歩こうが外に出るのが大事。腹周りが締まってきた。歯医者に行って、高島屋へ。北海道展が今日までだから、出店している小樽の寿司屋の寿司を食べに。ビールがあるはずだったが売り切れらしく、仕方がないので握りは持ち帰りにしてもらった。地下の酒売り場でビールを買い、階段の下のベンチでビールを開けて、寿司を食べた。高島屋にそんなお客はいない。

4211声 マッサージ

2019年05月27日

朝ジョギングをして樽洗浄、スタバでメールなど整理返信、帰って食事をして寝る。そろそろ首の痛みが限界である。あまりに重いので、マッサージに行ってみることに。少し軽くなった。マッサージは贅沢だが、人に触ってもらうのは大事だと思った。飲酒を減らした分をそういうことに回したらいい。下の階に移動して床屋。坊主になった。これで十分。帰ってまた横になる。夕方からザブン。

4210声 おいしいと思うビールを求めて

2019年05月26日

朝起きて駅へ。サーバーの撤収。着替えてジョギングをして、たまった樽の洗浄。昨日と一昨日の2日間で150㍑のビールが出た。こういう場があると、経営的にもとても助かるし、いろんな反応を見ることができてありがたい。今のうちのビールが好みに沿っていそうなのは、半数くらい。ものにもよる。みんな、揺らがないのを求めてる。その中で揺らぎを許容する人が半数、そんな感じ。うちのビールがたまらなく好み、という人もいる。1割くらいか。そもそも、シンキチじゃなきゃだめ、という人のためにビールを作ればいいと思っているが、残りの4割も喜んでもらえるものにしたいとも思っている。揺らがないものしかだめな人においしいと思ってもらわなくていい。

4209声 今日もイベント

2019年05月25日

朝起きてジョギング。昨日もノンアルコールだった。月火水金とノンアルコール。週に4日のノンアルコールなんて、人生の記憶にない。やればできる。昨日のイベントは予想以上だった。ビールがうちのだけ、ということだからよくでたのだが、普段シンキチのビールを飲まない方に飲んでもらえたのはよかった。今日は15時から。それまでになにかやれるかと思ったが、無理。もう少し寝る。

4208声 液体酵母

2019年05月24日

朝から仕込み。今週は、月水金と3回目。週に3回の仕込みは初。水曜日の仕込みから液体酵母のみで行っている。もとの酵母の量が少ないので、培養することになる。年のはじめに今年取り組むテーマとした、酵母と向き合うことのまず第一弾が、まさにこれ。始まるまでに半年かかった。水曜日は培養3日目の酵母、今日は培養5日目の酵母を使用。培養酵母は3日目でほぼ糖が切れていた。今日はさらに進んだ感じ。最初の酵母培地の量が少なかったかもしれない。午前中に仕込みを終え、午後からイベントの準備。仕込みが間に合ってよかった。

4207声 酒と脳

2019年05月23日

朝からランニング。5時代と、6時代と、7時代と、土手にいる人間が違う。遅くなるとともにだんだん若くなる。5時代に歩いている人は、早起きなのにどこか暗い感じがある。丸3日酒を飲まなかった。それでわかったことがある。酒を常飲しているときと酒が抜けているときは、脳が違う。体調が違うのかと思っていたがそうではない。脳が開いている感じ、というか、酒が身体に滞留しているときの閉じている感じはよくわかるので、飲んでいないときは明らかに脳が、パカッと開いている感覚がある。脳は、たとえば肉体疲労でも閉じるし、ストレスでも閉じる。逆説的だが、酒はそれを強制的に開いてくれる作用がある。ところが、開いたら開いたぶんだけ閉じるのもまた道理で、飲めば飲むほど閉じたままの脳になる、ということではないか。この1ヶ月位ジョギングをしていて、走ったあと、自分の写真を撮っている。それは体型の変化を知りたいからであったけれど、それよりも面白いのは、表情、とくに目つきが日々違うということである。可能な限り同じ目つきで撮っているが、身体が重いとき、体調が良くないときは目が死んでいる。それはつまり脳が閉じた状態のとき。脳が開いているときは、表情が生きている。酒を飲むことを、エネルギーの前借りと言ったのはまきちゃんだが、酒を飲むことは、脳的開放の前借りだったと、酒を飲み始めてから30年も経って、やっとわかった。酒を飲み続けてきた人間にとっての40代というのは、脳的開放の返済を迫られるときなのかもしれない。それにしても不思議なのは、脳が開放されているときは夢がおもしろい。創造力がある。あと、散らかったものを片付けようという気になる。何より恐怖心が少ない。

4206声 アイスコーヒーもでかい

2019年05月22日

昨夜は寝るのが遅かったが早く目が覚めた。ランニングをして、仕込み。今日は晩柑のビール。体調がいい。午後、コストコに連れて行ってもらい、アイスコーヒーを飲んで撃沈。コストコは何から何まででかい。アイスコーヒーもでかい。のどが渇いていたからガブガブいったが、だめなやつだった。夕方すでに眠い。すかやでタンメンを食べた。早いが寝よう。今日もノンアルコール。

4205声 酒なし

2019年05月21日

昨日と今日、酒を飲んでいない。こんなにも心身共におだやかにリラックスするのかと驚いている。いつの頃からか酒が当たり前になってしまい、いつの頃からか酒が代謝されにくくなってきた。何よりも、酒が抜けるときの恐怖心が強くなってきた。代謝しきれない酒は恐怖心を刺激する。覚せい剤と何ら変わらない。この成功体験を忘れないようにしたい。

4204声 ふきのビール

2019年05月20日

今日は仕込み。仕込み簿を見たら、2週間ぶりである。昼過ぎにふきが届く予定なので、届いて即煮沸になるように時間配分をしてスタート。そうしたら、午前中にふきが届く。マッシュアウトしながらふきをそうじ、包丁するという離れ業で、間に合った。収穫即配達即仕込みなんて、最高に贅沢だと思う。仕込みは夕方までかかり、これからザブンへ。夕方から雨の予報だがどうなるか。

4203声 仕事の依頼

2019年05月19日

起きたのは4時。早起きと言うよりも、早寝すぎる。寝るのが19時では早すぎ。仕込みの準備をして、藤岡へ。奥多野で行われるイベントでうちのビールがつながれる。二次発酵中のものを樽詰めしたのでどんな具合か味見をしに。それから、そこに出店している型染の作家さんに、文字デザインの相談をしに。ビールは、想像通りの味で、これはこれでよかった。まだおいしくなる。文字デザインの依頼もした。今までさんざん迷ってきたが、決めることにした。金を払う覚悟さえできれば楽になる。

4202声 スター的

2019年05月18日

今日も樽詰め。いっぺんに3本のタンクが空いた。昨日の映画、夜会工場を見て、すごく中島みゆきのやまない創造力、発信欲を感じた。夜会は、有無を言わさないところがある。私のような中島みゆきフリークでさえ、知らない曲が多い。作品としての初出しが多い。セットリストにテーマはあるはずだが、それぞれの点と点が結びつけにくい。彼女の中では結びついた何かがあるのかもしれないが、彼女自身が幕中に「ボーッと見てください」と言うくらいだから、やはり点が線になりにくいのは本人もわかっているのだと思う。中島みゆきは、わかられたくないのかもしれない。それは、そう簡単にわかられてたまるか、でもあると思うけれど。そんなことをぼそぼそ考えていたら、ライジから連絡が来た。何かやりませんか?と。夜会はエンターテイメントとして、とてもスター的だと思う。もう少しお客の入る余地がでると、落語的になる。どのバランスを目指すかに人柄、その時のその主催者の了見が出る。

4201声 サイクリング

2019年05月17日

5時過ぎに目が覚める。早起きの生活がいい。薬剤につけておいた樽6本を洗って、そのまま樽詰め。タンクを2本洗浄して、新たに樽を7本すすぎ、薬剤づけ。そのまま、ジョギング。思いの外作業がはかどった。まだ昼前である。眠い。少し昼寝をする。天気がいいので、サイクリングへ。前橋まで来た。遠かった。これから、中島みゆきの映画をみる。

4200声 寝てばかり

2019年05月16日

朝ジョギングをしながらザブンへ。ごみ捨て、在庫チェック。帰ってシャワーを浴びて、寝る。ビールの受け渡しをする。樽詰め、樽洗浄をして、また寝る。木戸に柿渋を塗る。保護剤も。配達をする。また寝る。身体が横になりたいと言っている。このまま朝まで寝てしまいたいが、まだ18時である。自転車に乗ってボッカへ。一杯、二杯、あっという間に酔った。

4199声 いなくなるなら身体ごと

2019年05月15日

メニューを作ってザブンへ酒を運ぶ。サーバーの酵母臭が強いので、酵素剤で洗浄をする。シンキチに戻って瓶詰めを30本。ジョギングをして、昼飯。千晶ちゃんの弁当。おいしい。最近ネットニュースで談志師匠の記事が多い。その死に際、最期の様子。談志師匠の最期は、家族だけに看取られて逝ったらしい。弟子たちが知ったのは、荼毘にふされて2日後のこと。唯一知っていたのは、最後の弟子の談吉のみ。いくら人気の落語家といえど、弟子たちとのべつ顔を合わせるわけではない。遺言もなく、何もない。地方にいると、お悔やみ欄でバレてしまう。葬式も終わって、荼毘にふされてから世間に知られるくらいがちょうどいい。けれどもそれも、死に際に家族が近くにいなければかなわない。孤独死では、遺体が残る。死ぬのはいいが、身体が残るのが嫌である。身体ごと消えたい。

4198声 コンディショニング

2019年05月14日

朝から体が重い。気圧の影響か。それでも一応着替えてジョギングに出る。重いなら重いなりにどうにか走れるのは、この3週間くらいほぼ毎日走っているからだと思う。昨日までの貯金で今日動ける、みたいなこと。これが今日はやめたとなっていたら、おそらく明日はだめ。あのイチローが、先シーズンを振り返って自分に課していたと言っていたのは、打率でも試合に出ることでもなく、毎日ヘトヘトになって帰宅する、という話だった。それはおそらく、精神的な何かということよりも肉体的な維持、コンディショニングなんだと思う。シャワーを浴びて着替えて歯医者へ。かれこれ5ヶ月くらい通っている歯医者は、なんとなくそろそろ終わりの気がする。先生はこちらに確認するでもなく独り言をつぶやくだけなので、こちらで察することになる。やばい虫歯なのかそうでもないのかも、先生の態度でわかるようになった。そろそろ終わりの気がする。それにしても体が重い。


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