昨年来担当している中央アジアの某国発のデジタル人材を育成するプログラムOMUT(仮称)のCEOが来県するという話が出たのが4月ぐらいだった。来日の理由は細かい条件闘争で膠着している契約交渉について、トップが来県することで一気に片を付けようというものだった。ただ、私はせっかく遠路遙々(トランジットいれて30時間)来るのだから、契約交渉ではなく契約の調印式を、マスコミを呼んで華々しくやってはどうかと考えた。流石にアルメニアからトップが来れば話題になるし、絵も撮れる。そして調印式だけでなく、契約締結の報告をデジタル大臣にするという事で、首都圏メディアにもPRし、一粒で二度美味しくしたいというのが、このOMUT来県にかかる構想のアウトラインである。