2329声 食べてみ

2015年02月24日

「東吾妻町新名物料理コンテスト」のレシピ集が出来上がった。
昨年行われた同コンテストの受賞作の作り方を網羅した小冊子で、
原町保育所で大人気の豆乳を使ってコクを出す「いわびつ汁」や、
東吾妻町の特産であるナスを味噌炒めにしメンチで包むという
「コロコロメンチ」などの力作が並んだ。3月には町内に配布される。

 

「地産地消」という言葉は、たこができるほど耳にした。
それでは消費のたかが知れるから「地産他消」を推すべきだとか、
地産重視で無理な野菜を作らずに「適地適作」が良いとか、
TPP賛成だとか、反対だとか、農作物とその消費方法についての
話しは絶えない。言うは易し、行うは難し、の繰り返し。

 

そのように頭でこねくりまわしたり、
大枠としての「日本農業のこれから」を考えることも大事なことだけど、

 

「この野菜私が作ったんさ、食べてみ」
「うちのあたりではこういう食べ方があるんさ、食べてみ」
というやり取りを経て、野菜の作り手も料理の作り手も見える料理ほど、
お腹もこころも満たされるものはない。そう思う年になった。

 

群馬はほんとうに野菜がおいしいと思う。
昔はきらいだったけど、春にはフキノトウの苦さを、
夏にはミョウガのえぐみを、秋には舞茸の香りと甘みを、
味わえるこの町に生まれたことは、幸せなことだと思う。