予てより念願だった、ビール工場の工場見学へ行って来た。
場所は、武蔵野。
サントリー武蔵野ビール工場である。
沿線風景の武蔵野には、土が見える。
新宿から列車が進む連れ、所々に散見される住宅の間の小さな畑が、
気持ちを緩ませる。
京王線の分倍河原駅で降り、駅前よりシャトルバスに乗る。
10分も掛らずに巨屋な白い建物が現れ、サントリー武蔵野ビール工場へ到着。
食品工場だけあり、場内は衛生的で綺麗だ。
受付で工場見学の説明を聞き、参加者を20名程の一団に分け、
引率の姉さんに後に続き見学。
内容は主に、サントリービールの四番打者である、「プレミアムモルツ」に関するもの。
原料を仕込んで発酵させ、出来上がったものを貯酒。
それをろ過して、缶詰めにすると言う一連の工程を解説付きで見学。
一団には数名子供もおり、ファミリーから年配まで、年齢層はまちまち。
約一時間を要する見学の最後には、出来たてのビールの試飲がある。
ピルスナーグラスに、なみなみと注がれた生ビール。
泡の比率は7:3の黄金比率。
グラスを傾けるだけで感じる、馥郁たるホップの香り。
喉を滑って、帰って来る、芳醇な味わい。
この瞬間、自分の美味い麦酒に関する価値を、新しくした。
最後の10分間は、ビールをおかわり自由。
プレミアムモルツ、モルツの2種を選択でき、飲み比べられる。
おまけに、席には乾き物のつまみも用意されている。
ふんわりと、心地よい酔いを纏って、ビール工場を後にする。
驚くなかれ、この工場見学は、無料なのである。
車窓から、どんどん小さくなって行く、ビール工場へ向って、小さく合掌。
「ありがたやありがたや」

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