いささか酔っているので、意識して簡潔に書く必要がある。
よって、今日の体験談を2つに割って、更新内容を構成する。
まず、1つ目。
今朝起きて、向かったのは旧六合村。
尾瀬の寅さんと一緒に、写真撮影に行って来たのである。
「六合村と寅さん」
この単語を見て、ピンと来る方もいるだろう。
そう、映画「男はつらいよ」第25作ハイビスカスの花のラストシーンに登場している、バス停。
そのバス停が、旧六合村にあるのだ。
撮影後、長期の風雪でバス停自体は残っていなかったのだが、
この度、目出度く復元されたと言う事を知り、「じゃあ」と言う事になった。
バス停が復元されたのだから、いっそ、そのシーンも復元してみよう。
と言う試み。
その顛末は、この日刊「鶴のひとこえ」第900声記念特別企画で、
詳しく書こうと思っている。
天気も良く、(いまにもリリーが来そうなくらい)臨場感あふれる写真が撮れたので、
寅さんフリークの方々は期待して良い。
などと、寅さんフリークの末席に座っている私は、確信する。
そして、2つ目。
旧六合村の撮影を終えた足で、向かったのは、伊勢崎市の路地裏。
昨日も書いた、
「伊勢崎プレミアム商品券(いせさき商品券)発売記念〜路地裏ビアガーデン〜」
へ、行って来たのである。
鰻の寝床の様な路地に長机を出して、長細く飲むのだが、軒並みの心地好い圧迫感があり、
どこか落ち着く。
日暮れ時の往来は閑散としているが、路地を覗くと、肩がぶつかる程の酔客が蠢いている。
と言う状況。
私の飲んでいた席には、この「めっかった群馬」を読んで下さっている方も居り、
このサイトと路地裏の距離、その距離の近さを感じた。
席で飲んでいる時、「あっ」と隣席の方が、上空を指差した。
見上げると、路地に建つ瓦屋根から垣間見る、黄昏の空。
絹糸の如く真っ直ぐな飛行機雲が、ひとすじ。