888声 六合から伊勢崎へ

2010年06月06日

いささか酔っているので、意識して簡潔に書く必要がある。
よって、今日の体験談を2つに割って、更新内容を構成する。
まず、1つ目。
今朝起きて、向かったのは旧六合村。
尾瀬の寅さんと一緒に、写真撮影に行って来たのである。
「六合村と寅さん」
この単語を見て、ピンと来る方もいるだろう。
そう、映画「男はつらいよ」第25作ハイビスカスの花のラストシーンに登場している、バス停。
そのバス停が、旧六合村にあるのだ。
撮影後、長期の風雪でバス停自体は残っていなかったのだが、
この度、目出度く復元されたと言う事を知り、「じゃあ」と言う事になった。
バス停が復元されたのだから、いっそ、そのシーンも復元してみよう。
と言う試み。
その顛末は、この日刊「鶴のひとこえ」第900声記念特別企画で、
詳しく書こうと思っている。
天気も良く、(いまにもリリーが来そうなくらい)臨場感あふれる写真が撮れたので、
寅さんフリークの方々は期待して良い。
などと、寅さんフリークの末席に座っている私は、確信する。
そして、2つ目。
旧六合村の撮影を終えた足で、向かったのは、伊勢崎市の路地裏。
昨日も書いた、
「伊勢崎プレミアム商品券(いせさき商品券)発売記念〜路地裏ビアガーデン〜」
へ、行って来たのである。
鰻の寝床の様な路地に長机を出して、長細く飲むのだが、軒並みの心地好い圧迫感があり、
どこか落ち着く。
日暮れ時の往来は閑散としているが、路地を覗くと、肩がぶつかる程の酔客が蠢いている。
と言う状況。
私の飲んでいた席には、この「めっかった群馬」を読んで下さっている方も居り、
このサイトと路地裏の距離、その距離の近さを感じた。
席で飲んでいる時、「あっ」と隣席の方が、上空を指差した。
見上げると、路地に建つ瓦屋根から垣間見る、黄昏の空。
絹糸の如く真っ直ぐな飛行機雲が、ひとすじ。