894声 よくじょう新聞

2010年06月12日

今日、九州全域が梅雨入り。
梅雨の手前。
ってのは、毎年、お天道様、もう自棄になって燃える。
だから、今日の如く、一時的酷暑になる。
昨夜。
伊勢崎駅を降り、駅前へ出たら、見知らぬ駅前ロータリー。
はて、と思い、二、三歩進んで振り返り、駅舎を確認。
確かにそこに有るのは、「伊勢崎駅」の看板。
駅舎に戻りつつ、気付いたのだが、反対の出口に出てしまったのだ。
最近、駅舎が新築され、随分と近代的になったので、
同じ様な前橋駅、桐生駅などの風景が交錯し、私に誤認させた。
所用でほのじへ寄る。
駅からほのじまでは、徒歩3分と言ったところだが、その間に、2回も道を聞かれた。
1回目は、前方から来る人に、「伊勢崎駅は真っ直ぐですか」と。
2回目は、後方から行く人に、「サンホテルはどちらですか」と。
サンホテルの場所には自信が無かったので、結局、ほのじの入り口を叩いて、
教えてもらった。
薄暗い店の片隅で、麦酒片手に、「全国浴場新聞」を読んでいる。
「よくじょうの新聞か」と、ほのじ氏。
「はい、浴場新聞ですから」と、私。
「オレが言ってるのは、よくじょうの新聞、と言う事だぞ」
「はい、よくじょうの、新聞ですよね」
無言で、机上の空ジョッキを持って、麦酒を注ぎに行く。