896声 ブブゼラと毛笛

2010年06月14日

いよいよ今日から、関東地方が入梅。
群馬も朝から、曇天から微雨がぱらついていた。
梅雨の雨は、夏の驟雨と違い、随分とお手柔らかである。
これを書いている、現在時刻は午後11時の手前。
テレビに映っているのは、快晴の南アフリカ。
ブルームフォンテーンの、フリーステート競技場である。
サッカーW杯の初戦。
日本とカメルーンの代表選手が、ピッチに出揃い、試合開始のホイッスルが、
今まさに吹かれようとしている。
会場を揺るがさんばかりに鳴り響く、ブブセラの嵐。
それにしても、この会場に鳴り響いている、ブブゼラと言う南アフリカの民族楽器。
日本で言うところの、毛笛に、音質が似ている。
毛笛ってのは、その昔、縁日などで見掛けた、風船付のストロー笛の事。
ストローを吹いて風船を膨らませ、口を離す。
すると、「ブィー」と言う音が、大音量で鳴る、と言う玩具である。
試合は、梅雨の雨の様に、お手柔らかにはいかないであろうが、
ブブゼラも要は毛笛の親戚みたいなものじゃないか、恐れる足らず。
兎も角、やってみようではないか。