今日は梅雨の中休みで、日本列島津々浦々、軒並み今年の最高気温を観測。
昼に入った行きつけの食堂では、お客さん皆、クーラー寄りの席の方へ集まって来る。
樹液に集まる昆虫でもあるまいし、密集しながらラーメンなんて啜ってるから、
逆に蒸し暑くなる始末。
こう暑いと、頭がのぼせ上って、注意力も散漫になる。
注意力散漫状態は、生活上、危険である。
中でも特に危険なのが、運転。
車のハンドルを握りながら、注意力を欠く運転をしている、ってのが一番危ない。
今日もやはり、所々で、それを見掛けた。
今日はいささか奮発して、その状態を三段落ち形式でご紹介。
まず初めは、運転中の携帯電話。
これはもう、老若男女、兎に角数が多い。
時折、運転中で無く、路肩に止めて通話している人があるが、
慌てて車を停めるから、車体が大幅に車道へ食み出している。
狭い道などでは大渋滞を引き起こし、これも事故を誘発する原因になりえる。
次に、運転中の読書。
これは携帯電話と似ているが、運転中で無く、信号待ちの停車中が多い。
配達中の小型トラック運転手などに多い気がするが、ハンドルの上で、
週刊誌を読んでいる。
慣れている風で、ハンドルと雑誌を巧みに操っているが、
今週号の漫画が、爆発的に面白かった時などが怖い。
運転手が雑誌に夢中になってしまい、前の車はとても怖い思いをする羽目になる。
最後が、運転中の食事。
お菓子やハンバーガーなどなら未だ許容範囲だと思うが、今日、
私が見た光景は前代未聞であった。
お昼時の信号待ち、ふと、隣車線に停車している車に目をやると、
一台の赤いハイブリットカー。
運転席でハンドルを握っているのは、サングラスをかけた、女性。
しかし何やら、片手で口に運んでいる。
体を浮かせて、手の先を追うと、そこには目を疑う女性の行動。
よりによってパスタ、である。
運転席と助手席の間に置いてあるのは、おそらくコンビニで買ったであろうパスタ。
器用にフォークで絡めとり、涼やかな顔して黙々と、口へ運んでいる。
運転中に間食で無く食事、それも、食べ方の難しいパスタを食べるなど、
自殺行為も甚だしい。
ハイブリットカーに乗り、エコに気を配っているようだが、
事故にも少しばかり気を配ってはどうかと思う。