901声 第900声及び上荷付場バス停復元記念特別企画「寅次郎ハイビスカスと花豆」中編

2010年06月19日

はいはい、押さない押さない。
昨日読み忘れた人は、ひとつ前の900声から。
昨日読んでくれた人は、どうぞそのまま。
では早速、はじめます。
なんでこの山間のバス停が、その名を全国に轟かせたのか。
はい、すみません、後の方が見えづらいようです。
前の方もう一寸、前へお詰め下さい。
はい、その辺りで結構でございます。
では、仕切り直して、はじめます。
それは何故かと言いますと。
映画「男はつらいよ」のシリーズ第25作。
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」
そのラストシーンに登場したバス停とは、何を隠そう、
群馬県は旧六合村のこのバス停、「上荷付場」。
つまり、寅さん映画のロケ地だった訳なのでございます。
寅さんフリークなら、当然ご存じ。
寅さんフリークならずとも、はい、そこのお母さん。
いや、お嬢さんが、本当のお嬢さんだった頃、一度くらい観た事があるはず。
主人公の車寅次郎を演じるのは、勿論、渥美清さん。
マドンナ役のリリーを演じているのは、浅丘ルリ子さん。
ほら、覚えているでしょ、昭和55年公開のこの作品。
シリーズ48作の中でも、屈指の名作ですよ。
実は、このバス停に私、ついこの間、行って来た。
えっ、独りで、いや、独りじゃない。
独りで行ったって、つまらないじゃないですか。
この場に相応しい、面白い人と、二人で行って来た。
それは一体誰なのか…。
ってのは、また明晩。
この時間にこの場所で。