4351声 23)小説を書く

2020年03月23日

「たっぷりと自宅にいる時間ができました。あなたは何をしますか?」

 

と言われたら何をするだろう(今望まなくてもそうなっている方も多いだろう)。僕は実は、小説を書きたいと思っている。話は飛んで数ヶ月前、ビジネスマン向けのトーク番組をyoutubeで見ていて、何がテーマだったかも忘れたのだけど、登壇者の一人が

 

「これから東京と地方じゃ差は開く一方だ。まず、少子高齢化や働き手不足によって、地方には社会インフラすらも届かなくなる。都市に出てこれない奴は不便な生活を送るしかない。政治家がなぜ地方はやばいとか言わないかわかりますか?それは政治家が地方で支持され東京へ来たやつばかりだからだよ。だから、地方は終わり、とは言えない。」

 

というような発言をした。地方に住む一人である僕は、「なんじゃそりゃ」という反感を覚えると同時に、この先10年後の地方は確かにどうなるかわからない、という事を思った。そしてふと「この先の時代に、地方に残された人たち」の物語を書いてみたいと思った。・・そしてその直後にコロナショックである。

 

都市と地方の状況は180度回転するのだろうか。密集し家賃が高い都市に住む価値が急速に下降するとすれば?自給率も高く、ネットインフラの整っている地方の方がより良い可能性を見出せる社会になるとすれば?・・コロナ禍の収束に検討がつかないように、この「都市と地方の優位性の逆転」についても、ない、とは言えない。

 

今いろいろが起きている中で、気にとまったものをメモとして箇条書きで残している。それがやがて1つの長めのフィクションとして立ち上がるか否か。人の評価は気にしない。いいじゃないか。40歳にして初めての長編小説書き。