4809声 泳ぎ疲れた

2021年06月08日

朝から晴れて夏日。昨晩飲みすぎたせいで、泳ぎ疲れたかのようなだるさの一日。これを書いていて、俵万智氏のチョコレート革命の一首〈抱かれることからはじまる一日は泳ぎ疲れた海に似ている〉をふと思い出し、安酒の気だるさが余計悲しくなった。帰宅して寄贈の句集が一冊届いていた。よい句はおしなべて説明と感覚のバランスが良い。知行合一でないというか、実際に季の感覚に触れていない(それが伝わってこない)句が多すぎやしないか、昨今。私ふくめ。