今夜はいよいよ近づいてきた(近づいてきたの?まじで?)「第23回伊参スタジオ映画祭」のスタッフ会議だった。ひと昔前は、入場の印としてチケットの半券替わりに渡す木札を1枚1枚プリントごっこで手刷りしたり、準備が今まで以上に大変だったのだが、それでも全国からシナリオを募集し映画化させる「シナリオ大賞」のスタッフ賞を決めるためのシナリオ読みだったり、受賞盾は今も1枚1枚手書きで書いているし、スタッフとしてやること、やってもらうことは多い。
ボランティアに頼らない映画祭なんてものは日本中にあまりない気がするが、中之条町のこの伊参に関しては、中之条町共催のため役場内に常時担当者がおり(現在は、ロケ同行も映画祭準備もきちんとこなしてくれるスーパー公務員唐沢くんが担当)そこだけは仕事の一環ではあるが、ほかは実行委員長の僕を含めてすべてボランティアにより実行委員会を組織している。映画祭は例年11月頃だが、一年を通じてわりとやることは多い。
ひと時は僕含めベテランスタッフばかりになりどうしようなどとも話していたが、ここ数年は若い人を中心にスタッフもちびちびと増え、映画祭会議でも和気あいあい感を感じる。スタッフ募集のための動画も映画祭スタッフの長塚さんが編集してくれたりして、あと5人くらいはよく会議にも参加してくれるスタッフを増やしたいと思っている。遠くはや嬬恋から来ているスタッフも。これを読んでくださった近場の方もぜひご参加いただきたい。
スタッフ募集動画
仕事組織をまとめるのも大変と思うが、ボラ活もボラ活で仕事と違い参加厳守とは言い難いことが多く、スタッフのモチベーションを上げるにはどうしたら良いかみたいなことは時々一応は考えてみるのだけれど、「自分が誰よりも楽しんでいればそれで伝わるか」みたいに楽に考えてきた。
先ほど、参加厳守とは言い難いと書いたが、そうではあっても「何かしらの役をしてもらうこと」それが大切な気もしている。スタッフとして初参加だから授賞式の手書きの楯を書いてほしい、音楽が好きそうだから映画祭当日の休憩時間に音楽をかける役をしてほしい、など。それは仕事と同じ原理かもしれないが、僕が実行委員長のうちは、そういうのを緩く、楽しくやっていきたいと思っている。