1056声 かや刈り 二日目

2010年11月21日

軽い二日酔い状態で始まった、かや刈り二日目の作業を終え、
自宅へ帰ってきた。
途中、小野上温泉へ寄った為か、極度の疲労感と眠気が襲い来ている。
それにともなって、意識も混濁しており、今回の文章がいささか心配である。

順調に作業も進み、無事故で作業を終える事が出来た事が、
一番の成果だと感じている。
しかし、危険を伴う事も、つくづく実感した。

一番怖かったのが、刈る時の鎌の扱いもそうであるが、刈った後の、かや。
かやを根元から「ザクリ」と刈って行く訳だが、
当然、刈られた後には、地面に根元部分が残っている。
その切っ先が、鋭角的になっているのである。
つまり、地面から、華道用剣山の如く、
小さい竹槍状態のかやの切っ先が、出ている状態。
刈り取った後のかやを運んでいる途中、滑って転んでしまうと、悲惨である。

おかげで、明日はおそらく筋肉痛及び、顔面日焼け痛に苛まれるだろう。
冬晴れの陽射しの直射を受けていたので、顔などはもう、真っ赤である。
手には疲労感と共に、かやを運ぶ感覚が残っており、
風にそよいでささやきあっているすすきの声が、耳の奥に残っている。
そのさざめきをBGMに、今宵は早めに寝るつもりである。
二日間、一緒に作業をしていた人たちに、この場から、お疲れさまでした。

【天候】
終日、穏やかな冬晴れ。
青空を行く飛行機が引いていた、雲の筋が、明日の天候不良を予感させた