1415声 綿虫と雪

2011年11月15日

ツイッターにはタイムラインと言うものがあって、
フォローしている人たちのツイートが断続的に流れている。
唐突にこんな事を書いても、ツイッターと言うサービスを利用していない人にとっては、
「何のことやら」、であろう。

「ツイート」
つまり、知り合いが発信した「つぶやき」が、携帯電話だかパソコンだか、
自分が見ている画面上で見られるのである。
そこでつい先程、「草津は雪が降って来ました」と言うツイートを見掛けた。
画面上でその後の状況を見ていると、慌ててチェーンを巻いたり、
路肩でタイヤを履き換えている人までいたらしい。
朝刊の天気予報では、群馬県山間部に雪マークが付いていたが、
その予報が的中し、本日、いよいよ冬将軍が群馬県に参られたと言える。

立冬から一週間が過ぎ、街中にはコートを羽織っている人を、
ちらほら見かける様になった。
先日、野山を吟行している最中、「綿虫」を発見した。
その場に居た一堂、捕まえた人の指先を凝視して、小さな綿虫の生態を観察した。
北海道では「雪虫」と言い、この虫を見ると、いよいよ厳しい冬到来を思う。
と言う事を、テレビドラマの「北の国から」で知った。
冬到来の風物詩である綿虫たちは、因果な事に、
冬の到来を待たずに死んでしまうらしい。
来週の今時期には、もうあの綿虫たちはいないのか。

【天候】
終日、冬晴れ。
寒気が列島に入り込んできている様子。