1698声 録画装置購入記 後編

2012年08月27日

昨日の続き。

早速、大型電気量販店に行き、こそこそ録画装置のコーナーを物色していると、
ひとつ、機能は十分にして値段は安価なマシーンを一台発見した。
メーカー名は素人目からみても二流だと分かるが、
使用している自分のテレビもこのメーカーのものなので、問題ない。
むしろ、どうしても王道から逸れたものを選びたい自分の傾向に合っている。
片方の耳にイヤホンを付けている店員の方に、価格の理由を尋ねると、
「展示処分品」だと言う。
なるほど、マシーン前面の液晶部分から天板部分にかけて、大きなすり傷が目立つ。

これも何かの運命とか、「処分品」の悲哀とか、自分を納得させて購入する事にした。
ペットショップで動物を購入するようだが、そうでもしないと、
さみしい懐具合の踏ん切りがつかないのである。
帰宅し、早速テレビにこのマシーンをセットすると、ずいぶんと傷だらけな事に気がついた。
それもあの売り場で奮闘して来た勲章ではないかと、納得し頭を掻きながら、配線をつないだ。
小一時間もかけて配線を終え、汗を拭って電源を押した頃には、もう日曜日も終わりかけていた。
二度三度、リモコンの電源を押しても本体装置のランプがつかぬ。
要するに、リモコン内部に入れる単4電池2本が入っていなかったようである。

【天候】
終日、快晴。