それでは、七夕の本日、第8回ワルノリ俳句ingの結果を発表。
◎特選 夏の午後路地の肉屋に子等が群る (ぬ)
商店街冷やしラムネに唾を飲む (ぬ)
肩落とし歩く姿の蒸し暑さ (真)
○ワルノリ選 今回は選無し
咲かないの紫陽花綾がまだ咲かない (綾)
世界遺産今宵貴方は旋回遺産 (綾)
銭湯とホルモン目的俳句ing (綾)
夢だかもメーテルを見た0番線 (堀澤)
他には、こんなワルノリ俳句たち。
・田舎駅高校生の白きシャツ
・老体をよみがえへせる濡れタオル
・土用波の如く静かな商店街
・梅雨列車日焼けた顔の女学生
・暑き日も日々糸紡ぐ製糸場
・富岡で「PM」見たらパックンマックン
・腹減った腹が一杯で死ぬ騒ぎ
・日本一揺れる電車に肉が揺れ
・天井の扇風機舞う老電車
・汗だくの皆驚かす定休日
などなど。
で、まだまだ書き切れ無い程、秀句が机上に散乱。
今回、雲行きも怪しい中、ワルノリ俳句ingに参加して頂いた方々、
特に初参加の方、誠にありがとうございました。
次回、「第9回ワルノリ俳句ing」、また「第3回ワルノリ俳゛句ing」でも、
是非、お待ちしております。
改めて、句が認めてある短冊を眺めていると、蒸し暑い路地で飲んだ、
冷たい生麦酒の味を思い出されます。
長らく退いていた特選の座に返り咲いた、私。
しかし中々、素直に頷ける句には程遠い。
次の俳句ingでは必ずや、銭湯の湯船に浸かりながら、
ゆっくりと句を詠みたい。
さて次回、盛夏の第9回俳句ingで、また(ぬ)