「第10回ワルノリ俳句ing」結果発表!

2009年09月28日

それでは、第10回ワルノリ俳句ingの結果を発表。
◎特選      賑やかでつい鳴いたのか名残蝉   (堀澤)

○ワルノリ選  以下同点
秋の空売り子手を揉み歯をこぼす   (ぬ)
木漏れ日が降り注ぐ子に羽生えて  (綾)

他には、こんなワルノリ俳句たち。
・秋薫る林の中のきのこ汁
・よろめゐた吊り橋の上二日酔い
・不二洞で太古の空気を深呼吸
・唐揚げと塩焼きを手に持つ腹が気になる
・二日酔いだけど俳句とアイス売り
・地味なのは店構へより売る店員
・日の射すややけくそで鳴く秋の蝉
・焼きまんじゅうアイスと聞いて半笑い
・彼岸花ひがみ根性燃へる赤
・馬放場で頬張る口は鹿の肉
・塩焼きの岩魚頬張る秋の午後
・秋の日に菓子の食べ過ぎベロが変
・岩魚鮎違いが分からんやまめにやもめ
・甘く見た上野の宵に白い息
・まほーばでほーばるのは鹿の肉
・ママアイスもっとねだれと微笑んでみる
・天高く馬放場で肥えるオバサンの秋
・吊り橋で腰が抜ける井上
などなど。
で、まだまだ書き切れ無い句が、多数。
今回、秋の行楽シーズン、シルバーウィークにも係わらず、参加して頂いた方々、
貴重な時間を誠にありがとうございました。
次回、「第11回ワルノリ俳句ing」、また「第3回ワルノリ俳゛句ing」でも、
是非、お待ちしております。
今回、皆の句に表れている様に、木漏れ日満ちる林の中、
のんびりと俳句ingと上野村の食事を堪能。
宴会で食べた鹿鍋。
会場で食べた、きのこ汁、岩魚焼き、そして焼きまんじゅうアイス。
まさに食欲の秋を満喫できた一日となった。
参加者一同、野趣溢れる上野村の自然に抱かれ、
市街地で旧所名跡を訪ね歩くのとは、また違った楽しみを得た様である。
私に至っては、特選を奪取されてしまい、泣く泣く、
チャンピオンベルトとも言える腕のミサンガを渡した。
新チャンピオンが誕生したお目出度いところで、今回の結果発表を終える。
では次回、更に深まった秋の俳句ingまで、また(ぬ)