1804声 エールの魅力

2012年12月14日

「良い店ないか」
と言われて、真っ先に思い浮かぶのは「麦酒の美味い店」である。
先日もそんな調子で、高崎駅から程近いビアパブに行くことになった。

この店には何度も来ているが、いつも思うのが、女性の一人客が多い、と言う事である。
これが首都圏ならば特筆すべき事柄でもないが、地方都市の駅前なので、余計にそう思う。
この日も、L字カウンターの真ん中あたりで、三十がらみの眼鏡女史が一人で、
ギネスのグラスを傾けていらした。

私は小一時間ほどでその店を辞した。
眼鏡女史はギネスからペールエールをおかわりし、
携帯電話など見る様子も無く、一人の時間を味わっていたようである。

これが所謂「生中」、つまり日本の一般的なピルスナービールならば、
ゆったり飲んでもいられないであろう。
やはり、泡持ちが良くコクのある、エールビールならでは。
つまり、「エールの魅力」である。
エールビールに魅せられた女性の雰囲気は、これまた、魅力がある。

【天候】
終日、冬晴れ。