1807声 歳晩句会

2012年12月17日

昨日、都内にある高校の俳句部の句会に参加してきた。
三四ヶ月ぶりだったので、久しぶりの参加であったが、
特に、中学生たちの容姿が少し大人に成長していたことに驚いた。
中高一貫校なので、一番下の部員は中学一年生なのである。

昼過ぎから日没までみっちりと句会し、
二次会は大人たちで軽く忘年会となった。
大人たちと言っても、およそ半分は大学に籍を置く学生たちである。
随分と若いが、俳句のセンスにはこちらが脱帽してしまう。
西日暮里駅周辺は、居酒屋の並ぶこじんまりとした横丁がひとつある。
俳句をやっていなかったら、出会わなかった横丁だと、ふと思った。
高崎の郊外へと帰らねばならぬ身なので三次会は辞して、山手線へ乗車した。

缶麦酒を一缶買って、高崎線の車内へ乗り込むと、ガラガラだった。
なんだか急に心細くなって、バッグからノートを取り出して、
先程の句会でとった俳句を、ひとつひとつ読み返していた。

【天候】
曇りのち一時小雨。