1940声 喝采

2013年07月14日

粛々と式は執り行われ、盛況と喝采のうちに披露宴は無事終了した。
式を撮影していたカメラマンが偶然にも同級生だったり、
数年来会っていない友人と出会ったり、何だか不思議な縁の力を感じた日だった。

丁度、会場のある太田市では夏祭りの最中で、
駅を降りたら派手にやっていた。
そして、伊勢崎市内でも七夕祭りと言うことで、
電車の中は浴衣を着た若者でごったがえしていた。
若者の服装を眺めていて感じた。
東毛地区というのは、これまた独特の文化の匂いがあって、
それがファッションに表れている。
派手、と言ってしまえば舌っ足らず過ぎるが、浴衣や甚平を見ても、
目の覚めるような色ばかりである。

式が終わり夜店の通りを抜け、喧騒の街中を太田駅へと歩いていると、
懐かしい音頭が聞こえてきた。
前方のステージ上で演じられていたのは、まさしく八木節であった。
この「国定忠治」の音頭には、高揚感と安心感が秘められていて、
一寸、一口では語りきれぬ複雑な妙味がある。

【天候】

終日、曇り一時雨。