煙草飲みと言うのは、当然、自分の好きな銘柄を常用する。
酒飲み、と言うのは煙草飲みほどではないにしろ、
概ね、自分の好きな銘柄をもっているものである。
そして、煙草飲みよりも厄介なところが、その入れ物である。
中でも特に麦酒飲みは厄介で、中ジョッキならば文句なし。
と言う人ならば良いのだが、
ビアスタイルに固有のグラスを用いるというのが主である。
ギネスならがギネスの、ヒューガルデンならば、
ヒューガルデンのと言う具合に、厄介なのである。
厄介だが、それはもう俳句で言うところの十七音みたいなもので、
それでないとしっくりこない。