2230声 言葉

2014年05月01日

ひょんな縁から、長年続く「めっかった群馬」のこの「日刊鶴のひとこえ」のコーナーに
文章を書かせていただくこととなった。

(ぬ)の人こと、日本伝統俳句協会新人賞も受賞している抜井諒一さんと、
(ほ)の人こと、伝統食からクラフトビールまで食を網羅する堀澤宏之さんの、
間に入っての投稿である。僕で大丈夫なのだろうか・・・

このサイトを知ったのは数年前であるし、お二人とは親しくしているが、
気分的には外部の人間なので、「なんとなく新しい風」を入れるのが僕の役目と思っている。

 

外から見ると、この「日刊鶴のひとこえ」は、SNS最盛期において時代遅れに思える。
けれど、日刊でここまで続けてきたことは驚きであるし、関心を持たなければ僕も引き受けていない。

例えば、人気サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井重里氏のコラムとの共通点である

「言葉のみ」

という事に、僕は感心をもっている。写真の添付もない。
「めんどくさいから」というのが立派な理由な気がするが、それはあの二人が
「言葉だけで何ができるか?」について地道に思考してきた過程、ととれなくもない。

 

お二人のファンには申し訳ないが、僕も時に「言葉」について考えつつ、
時に「書くことがないどうしよう!」といいかげんになりつつ、何本かに一本は
「読んでよかった」と思っていただけるものを書きたいと思っている。

初回ということもあり長く書いたわりに、自己紹介を何もしていない。
岡安賢一と言います。群馬県吾妻郡中之条町に住んでいます。
あとの事はいずれわかるでしょう。5月いっぱいは僕の言葉が続きます。

 

唯一心配なのは、僕はあの二人に比べて圧倒的に酒量が少ない。
のんべでなくても書いていいのか?「日刊鶴のひとこえ」。