2245声 顔のみえる町

2014年05月16日

「TAKASAKI CIVIC VISION RUN」

というかっこいい名前の活動がある。
市民主体のまちづくり活動、をスマートにした感じかな。

そのなかで、高崎市民ボランティアの有志が集まり、
高崎のCMを作ろう、という動きがあり、
感心もあったので打ち合わせの席にちょこんと
同席させてもらった。

その班は「音楽のまち高崎」をテーマにした
CMを作ろうと案を出し合っていて、
なるほどアントニン・レーモンド作の
高崎音楽センターや、まちかどでの生演奏など
高崎において「音楽」は大切なカテゴリーながら、
それが市外一般にまで伝わっているかというと
まだその段階ではないのかもしれない。
見知った顔が多いそのグループでも
基本楽しそうに、けれど真剣に話し合いを進めていた。

 

その帰りには、明日(17日)が現在の場所での
最後の営業となる(ほ)の人の立ち飲み屋
「ザブン」にも顔を出した。運転で酒も飲めないのに・・

明日の一旦最終営業を惜しむ人たちがおり、
ただの飲み屋ではなく
「その場所とそこにいる人を必要とする人たち」
の場ができていた。

女川直送のホヤ、美味しかった。

また、そのホヤをつまみに日本酒をクーッと飲む

格好いい女性とも顔見知りになれた。

 

いろいろな縁があり、高崎は見知った顔が多い。
どの場所にいれば誰がいるのかも、だいたいわかったりする。

東京を例にするのもどうかと思うが、
いくら町がきらびやかで娯楽にあふれていても、
見知った顔がなければそこに根は張りにくい。

 

顔のみえる町。そこから、何かが始まってゆく。