僕がスタッフをしている「伊参スタジオ映画祭」では
映画のシナリオを全国から公募し、短編中編の最優秀賞2本を
毎年映画化させる、という取り組みを、2003年から続けている。
昨年短編で受賞した川合元監督の『捨て看板娘』の撮影が
中之条町の山中、東吾妻町の江崎看板、僕の職場等で行われた。
撮影に必要な備品を揃える程度だが、僕も協力させてもらった。
川合監督は昨年シナリオが選ばれた授賞式で
「僕は長年シナリオを書いてきましたが賞を獲ることもなく
あきらめようとも思ったが、続けてきて本当に良かった」
というような事を言った覚えがある。それを聞きとても感動した。
映画を作るのは、人の手が必要であり、お金も必要だ。
伊参で受賞した監督は映画化の期待と同時に
大きなプレッシャーや苦労を背負うのだが、
川合監督も聞いた話では相当苦労した様子。
けれど。撮影現場に立つ彼の顔は、連日の疲れを見せつつも、
今まで見たことのない充実した顔をしていた。
今後、編集作業を経て、11月の伊参スタジオ映画祭で上映となる。
「捨て看板」とは、60分10,000円ポッキリ、みたいな
町の立て看板である。しかしこの映画は、きっと泣ける。
どうゆうこと?と思ったあなた!・・・観に来てね。

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