2385声 想像

2014年10月03日

夜、不定期で開催されている句会に参加した。
人数は私を含め五人で、丸机を囲み、席題を中心として行う。
雰囲気は、真ん中に酒瓶の並び立つような、という具合である。

席題なので、その場で題を出す。
私が出した題のひとつに「白」があった。
つまり、白と言う一字が句の中に入っていればよいのである。
群馬時代での席題句会では、必ず自然に触れるようにして作った。
つまり、戸外に一歩出ればそれが実現したが、都内ではそうも行かない。
そう言う時は、無論、想像の世界で句を作る。

想像の世界で作ろうとするのだが、そこにある山河の、
なんと茫洋として頼りないことか。
つまり、自らの想像力が頼りないのである。
慌てて、白と言う題を出すきっかけとなった、
机に出ている白ワインをがぶがぶ飲みつつ、おぼろげな句を作って出した。
こう言う類の句は、家に帰るころにはもう忘れていたりする。