2390声 皆既

2014年10月08日

駅へ出る頃に、ちょうど皆既月食を見ることができた。
欠ける、と言うよりは端から薄らいでゆくように見えた。
卵の黄身のような色から、だんだんと赤みを増し、やがて夜空は漆黒に。
月光の届かぬ時、風の質感や草々の息吹は、たしかに平静と違った。
人のこころもまた。