436声 ダマってオレに着いて来い

2009年03月11日

時勢に疎い私でも、やはり、高速道路料金の「上限1,000円」制は気になる。
東京、大阪の「大都市近郊区間」を除いて、土日祝日は普通車以下は上限1,000円、
満たない場合は半額。
つまりは、地方の高速道路が1,000円で乗り放題になる。
と、大まかに言えばこうなるのだが、どうも、小まかな所が問題らしい。

例えば、その対象外の「大都市近郊区間」ってのを通過すると分かりづらい。
首都高や名神高速を経由して行く場合の料金体系が、である。
経由地によっては、料金体系が複雑多岐に亘る。
そして、システムの遅れから、実施自体は今月28日からされるのだが、
GW前の4月下旬まで、東京圏を跨いで利用する場合は、
両側の区間で1,000円ずつ徴収される。
東から東京圏に来て、1,000円。
東京圏から西に行くと、また1,000円。
って事になる。

残るのは、「借金を返す為に料金を払ってたのに、大丈夫だろうか」
と言う、一抹の不安と、
「まず、渋滞は逃れられないな」
と言う、やはり不安だけが、一抹も二抹も残ってしまう。
しかし、安くなる事への純粋な嬉しさもあり、複雑な心持である。

あれこれ言ったって、まず、ETCを車載していないと話にならない。
この制度はETC搭載車のみに適用。
自車には、ETCが未搭載なので、この恩恵を受けられない。
よって、購入しようと思う。
しかしこれまた、「ETC助成金」だって。
1,000円で乗るまでには、まだ幾つも「ダマ」を解かなくてはならない様だ。