438声 お先にお花見

2009年03月13日

観光情報を紹介するってのは、中々、骨が折れる作業だ。
それは、常に先取りの情報を発信せねばならないからである。
観光誘客に結びつけるには、せめて一月前からの情報発信が必須。
しかし問題は、如何にして内容を揃えるかである。
一月も先の内容を、観光情報として紹介出来るだけの物として、一月前に作る。

例えば本日。
ほぼ終日、高崎市内を取材、撮影。
その内容は、高崎市内における、「春の桜特集」である。
丁度、市内の桜が満開を迎えるのが、一月先の今時期であろう。
しかしその内容を、本日揃える。

当然、桜はまだ蕾。
桜どころか、里山では梅が満開。
気の早い芝桜やら、日当たりの良い場所に群生していた、菜の花を中心に撮影。
その後、まだ桜の咲いていない観音山周辺を巡る。
その内容が、読者目線で紹介する市内一日観光コースなので、
どうしても紹介する観光コースは巡らねばならない。
そしてそれを、読者目線で書かねばならないのだ。

よって、観光情報を紹介する上で、最も必要な作業は想像である。
一昨年前の過去情報と、一月前の現在情報を混ぜ合わせて、
一月後の未来情報を作り出す。
来週あたり、私の頭の中では、高崎市内の桜が満開を迎えているはずだ。
一足先に、花見酒。