学生時代、親に甘え、嫌いなことは避けて、
友達もちょっとはいて、自分は幸せな方だと思っていた。それでも
昔を振り返り、どんな言葉をかけて欲しかったかを考えた時に、
「めいっぱいやってみればいいじゃないか」
だったという事に気付いた。
いい大人になった今にしてみれば、それがいかに責任を伴うかも、
世の中そんなに甘くないということもわかっているが、
部屋の隅で燻っていた僕に、誰かが、届く声で、そう言ってくれれば
今とは違っていたのかなとも思う。自分じゃそれを振り切りきれなかった。
その反動が今に出て、好きなことばかりやらせてもらっている気もするが、
今周りを見渡してみても、何かをやりきっている人は、
それが失敗に終わったとしても、とても魅力的に映る。
・・失敗しても責任はとれないけどね、との一言をつけ加えてもいいので、
まっすぐにそう言ってあげてもいいのではと思う。

Copyright 2007-2026 Crane Dance. All Rights Reserved.