夜はやっぱり文章を書けないな。
と以前から思ってたその理由がようやくわかった。
夜は、日中の思考過多を停止したいわけ。
だから概ね書けない。
要するに書きたくないんです。
休みの日に本の一冊も読みたいと思うのになかなか読めないのも一緒。
思考を停止したいからなんですね。
仕事が終わってホルモン屋のカウンターの隅に座って黙ってビールを1、2杯。
すると思考のスイッチが次第に切れてきて、覚醒と陶酔の間をウロウロする。
たまにそこから、ごくたまに覚醒が優って妙案明考に至ることもあるが、およそ近頃はウロウロのまま暗闇に墜落。
その闇がまた深い。
闇はこれ、放っておくとどんどん深くなるのでね。
だからこうして力ずくで思考を呼び起こすことも必要なんだけれど。
文章を書くって大変だけど大事ですよ。
それは一にも二にも自分と向き合うという意味においてだけど。
文章を書くとき大事なのは嘘をつかないこと。
嘘をついてしまう瞬間なんて簡単に訪れるからねぇ。
「お前それ本当かっ」ってずーっと自分に聞きながらじゃないとあまり効果がないんじゃないかな。
効果って闇から這い上がる効果ね。
あるいは闇に落っこちない効果。
嘘をつかずに自分と面と向かって文章を書いていれば、ぼけることはないんじゃないかと思う。
でもあれかな。
その書いた文章を誰かに認証されることも必要だな。

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