2522声 食の運

2015年09月04日

食に疎い。
今に始まったことではないが、
毎日同じものを食べていても苦にならぬほど、
食にはあまりこだわりがない。
だから、日替わり定食と言うシステムは食に暗く、
優柔不断な私にとって、救いのようなシステムである。
平素の生活ではあまり困ることも無く、不便、
と言うほどでもないが、残念なのが旅に出たとき。
過日も福岡、大阪、名古屋と行ってきたのだが、
せいぜい土地の赤提灯に寄るくらいで、自ら「これは食べねば」と、
意欲のわくことが無かった。
少し意気込んで、福岡は中州の大衆居酒屋で明太子を注文したのだが、
グラスを持つ手が滑って、来たばかりの明太子の小鉢に、
溢れるほど麦酒が入ってしまった。
隣のサラリーマンに慰められつつ、麦酒漬けで色の薄くなった明太子で、
麦酒をちびりちびり飲む羽目に。
慣れない事をしたためか、美味いものに関しては運がないのである。