生きる術。
とまでは言わないが、馬齢を重ねるにつれ、 その場しのぎの言い訳が巧みになってゆく。
私なども、日々の飲酒を指摘されようものなら、
日本酒を鯨飲しつつも、 齢九十の天寿を全うした横山大観の例をぶつぶつ呟いたり。
そういう時は偉人をダシに使い、己の卑小加減を棚の奥に置いているのだから、
厚顔無恥もだんだんと板についてきた。
この日刊「鶴のひとこえ」も「更新がこんなに遅れ、どこが日刊なるや」、
とのご指摘を受けることがしばしばあるが、その通りである。
その通りであるが、真っ向からそう言われると、
「日刊なれど更新は不定期」などと、呟きたい気もする。
皮肉なことだが、いまはそれが、 この「日刊」を継続する、
つまりは生かす術になっていることも事実である。

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